もうじき3月ばって寒かですねぇ…
おひな様ん時期ですねぇ。
そんなわけで、天草市五和町にて開催中の「第11回 鬼池ひなの会」へ。
鬼池ひなの会実行会委員長の野﨑秀登さんにお話を聞くこともできました。
とても素敵な町でしたので、ぜひご覧ください!
鬼池ひなの会が始まったきっかけ
冒頭の文章には続きがあります。
少し見づらいかもしれませんが、この地区では戦時中や戦後、貧困で実物のお雛様を見たことのないお年寄りの方が多くおられたそうです。
お雛様を買うことができるようになった今は、飾っても出さなくなったお雛様をしまったままの家庭も多いはず。
だったらそれを飾って、皆でお茶でも飲むことができればいいねとのことで鬼池ひなの会は始まりました。
第1回の頃は町内の方に声をかけ、借り物のお雛様でスタート。
展示数は7セットから始まったそうですが、現在では寄付も集まり、鬼池コミュニティセンター内だけで約35セットの展示になったそうです。
みぞかびなちゃんというオリジナルキャラクターもいます。
鬼池コミュニティセンターは元々小学校だった建物で、廊下や階段にもお雛様やさげもんがずらり。圧巻です。
教室だった部屋を利用してお雛様の展示や、手作りの作品の販売がされています。
鬼池地区唯一の保育園、清涼保育園の子どもたちが作ったお雛様の展示もありました。この保育園も今年度で廃園になるとのこと…さみしい…
変わったお雛様の展示も
こちらは焼物で作られたお雛様。手作りの傘も可愛い。
こちらは貝びなといって、貝殻にちりめん等を貼って作られたお雛様。
地元の方手作りの折紙で作られたお雛様も!
こちらは野﨑さんお手製の、黄金のお雛様!鬼池コミュニティセンター内に隠れているので探して見てください!
今年はメッシびなも隠れているそう。
2月23日〜3月5日の間は古いお雛様や珍しいお雛様など、京都で見つけた変わったお雛様の展示も行われるそうです。
町のいたるところで
お雛様の展示や手作り品の販売は鬼池コミュニティセンターだけでなく、町のあちこちで行われています。
販売されている羊毛フェルトの手作りお雛様。とっても可愛い!
こちらは100年以上前のお雛様。貴重です。
また、軒先びなといって民家の軒先にも小さなお雛様が飾られています。
この館も地元の方が廃材を再利用して作られたとのこと。
天草海の玄関口、鬼池港にも展示があり、お向かいの長崎・口之津港でも交流を目的としワークショップが行われたそうです。
各会場へは鬼池ひなの会のピンクののぼりと、みぞかびなちゃんの看板が案内してくれますよ!
各種イベントも
会期中、フォトコンテストやコンサートも行われます。
また、鬼池地区の飲食店ではおひな御膳という特別メニューもいただけるそう!
以前は鬼池コミュニティセンター内で召し上がることができたそうですが、コロナ禍になってからは会場内でお茶を飲みながらお雛様を見る…というのはまだ難しいらしく。
ですが、せっかくなので飲食店を回るのもいいですね!
鬼池まちづくり振興会の方や地域のボランティアも含め、総勢45名で作り上げられた素敵な会。
3月12日まで開催中ですので、時間が合う方は是非足を運ばれてみてください!
鬼池ひなの会実行委員会(事務局)
住所 | 〒863-2331 |
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HP | |
電話番号 | 0969-32-0004 |
ライター紹介
肥後ジャーナルライター
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