桃の花が咲くこの時期を桃の節句とし、雛飾りを飾り女の子の成長と健康を願う、ひな祭り。

道の駅人吉では2月から3月末まで、物産館と焼酎館で雛飾り展示を開催しています。
館内に約500体のお雛様が飾られており、古いものは江戸時代の雛飾りがあるとか。

豪華絢爛な雛人形を1体1体みていくと、どれも表情が違っていて、職人さんの細やかな技を見て取れます。その中に、そんな髪型って本当にあったの？？という

奇抜な髪型

をした人形を見つけました。

圧巻のひな壇と雛飾り・細やかな技光る雛人形

たくさんの工芸体験ができる道の駅人吉。またの名を「クラフトパーク石野公園」と言います。

駐車場に車を停め、この階段を駆け上がると

広々とした広場と、広場を囲む蔵造りの建物が目の前に現れます。

道の駅の一番手前に位置する物産館と一番奥にある焼酎館に、豪華な雛飾りが飾ってあります。

こちらが物産館。

中に入ると焼酎や雉馬などの人吉名産と共に

雛人形のバラ売りもしてあります。なんかちょっと切ないですが…

「うちの三人官女が一人欠けとる！」という方には、お得な金額で出ています。

五人囃子もいます。お好みの彼を探してGETしましょう！

眺めていると、穏やかなお顔に心落ち着きます。

さてさて、本丸の焼酎館の方に移動すると

ずらり

ずらり

ずらり

煌びやかな雛飾りが、所狭しと並んでいます。

もちろん全て手作り。細部までこだわり抜かれた繊細な技に、時を忘れるくらい魅入ってしまいます。

綺麗だし、かわいいし、壮観だし、繊細だし、なんでしょうねぇ…日本人に生まれて良かったと素直に思いました。日本人の誇りです。

え？？本当にそんな髪型の人いたの？

500体近くある人形は一人一人表情や衣装、髪型が違います。歴史を追って変わっていったんでしょうね。

そんな中に、つい「うそぉっ！」と声を出してしまった奇抜な髪型を見つけました。

このひな壇だけガラスケースに入ってました、相当に貴重な雛飾りなんだと思います。

中央の五人囃子をよく見ると

べ、辮髪？？

笛より髪が気になってしょうがない感じなのかなぁ？枝毛チェックかな？

お、落武者？？襟足が超天パー！

毛髪というより

突起物！

ガンキャノンかと思った…。鼓が蝶ネクタイみたいになっとるし。

運ぶ際に手から離れてしまったんでしょう、しかしそれを直すのもはばかられるくらい貴重なお人形たちなんだと思います。

なんでんあるばい道の駅人吉

道の駅人吉の各館内では、人吉・球磨地方の伝統の郷土玩具であるきじ馬や花手箱をはじめ、

ガラス工芸

包丁作り

キーホルダー

箸・革小物制作

シルバーリング

ろくろ（陶芸）

タタラ（粘土でお皿や様々な作品を作ること）など、人吉・球磨の伝統工芸体験ができます。

出典：https://kumamoto.guide/spots/detail/8

雉馬と花籠は人吉の有名伝統工芸品。

他にもお茶カフェ・展望台・レンタサイクル・キャンプ場も完備。詳しくはこちらまで↓

人吉クラフトパーク石野HP

道の駅人吉（人吉クラフトパーク石野公園）