前半でご紹介した熊本市北区植木町小野にある「小野泉水公園」。

絶世の美女の恩恵を受けようと散策したところ、美女ならではのお悩みがあるとわかった、ひらの。

後編は小野泉水公園の先にある「鬼のいわや古墳」へと続きます。

古墳ってわくわく。「鬼のいわや古墳」

公園から少しだけ小高い山に登った所に「鬼のいわや古墳」（植木町指定文化財）があります。

「なんで鬼？鬼のお墓なの？こわっ」と思っていましたが、「巨石を使った古墳」に対し、そのように名づけられることが多いそうです。

いざ。

ふうふう..

ぜいぜい..

汗汗..

….このやろうー！

まだなの！！？？

自分で行こうと言っておきながら、息切れと、重ね着したヒートテックのせいで顔が鬼のように..（そう遠くはありませんが）。

道なき道という感じなので足元に非常に気を使います。小さなお子様にはお薦めしません。

横穴式複室墳に入ってみた

着きました！こちらが鬼のいわや古墳です。本当に巨石！！横穴式複室墳ということで横穴で何個かの部屋に分かれているのでしょう。

大きさはと言うと

こんな感じです（私、身長162ｃｍ）。

ぐぬぬ色んな所がつかえる。苦しい。

無理だ。バトンタッチ。

てことで、同行していた家族に奥を撮影してもらいました。

すごい。

こんな大きな岩をどうやって重ねたのでしょうね。

天井はこのようになっておりました。

中からは金環や鉄鏃馬具皮とめ片などが出土されたことから、六世紀前半に作られたものだと推測されているようです。

本当になんとも言えない異空間です。

海外ドラマなら、古墳から出てきたときに過去にタイムスリップしていて、そこでイケメンの先祖と出会い、恋に落ちる、そんな展開待ち。

だってほら、中から見た世界はこんなに美しい。

色々大騒ぎしたので「どうもお騒がせいたしました。ありがとうございました」と古墳にお辞儀をして帰ります。

帰りも苔などで足元が滑りやすいので、十分気を付けて歩きます。

結構疲れました…..。

服は半分脱げかかり、マフラーを引きずり、まるで何日かぶりに救出された人のようになっています。

いろんなことで山に登り疲れ、狭いところが怖いとぎゃあぎゃあ騒いでいる間に、汗でメイクも落ち…

「私の美貌がむなしくも衰え色あせてしまいました」

まとめ

古墳まで行かれる方はスニーカー。お子様なら小学生から推奨。

気を付けて歴史の旅をお過ごしくださいね。

小野の泉水公園