【宇城市】夢への第一歩は、大好きなどら焼きから。京都で磨いたあんこが自慢の「りんか堂」に行ってきた
公開日: 2026.07.08
ライター:むうちょ
2026年4月20日、宇城市不知火町にオープンした手焼きどら焼き専門店「りんか堂」。

お店に入ると迎えてくださったのは、笑顔が素敵な店主である奥様。

店内にはどら焼きの甘い香りが広がり、穏やかな時間が流れています。

しかし、このお店の魅力は「おいしいどら焼き」だけではありません。
そこには、将来への大きな夢と、地域への温かな想いが込められていました。
目次
夢への第一歩として始めたどら焼き屋さん

りんか堂を始めたきっかけは、将来的に就労継続支援B型事業所をつくり、
娘さんをはじめ、地域の子どもたちが自分らしく働ける場所をつくりたいという夢があったからです。

「一人ひとりが自分のペースで、笑顔で働き、生きていける場所をつくりたい。」
そんな願いを形にする第一歩として選んだのが、どら焼き屋さんです。
では、なぜどら焼きだったのでしょうか。
その理由は、「どら焼きが大好きだから」。

好きだからこそ、本当においしいどら焼きを届けたいという想いから、
店主は粒あんづくりを学ぶため京都へ修業に行き、一から製法を学ばれました。
それでも「まだまだ満足できません」と話されるほど、あんこへの探究心は尽きません。
毎朝早くから仕込みを行い、手間を惜しまず、一つひとつ丁寧に作り続けています。
京都と熊本、それぞれの魅力が詰まったあんこ
どら焼きをいただいて最初に感じたのは、生地の軽やかさ。
ふんわり、しっとりと焼き上げられた生地が、あんこのおいしさを優しく引き立てています。
そして、りんか堂ならではなのが「粒あん」と「黒あん」。

粒あんは、京都で学んだ製法を生かした、粒がしっかり残る京都寄りの味わい。
小豆の風味と食感を存分に楽しめます。

一方の黒あんは、熊本で親しまれてきた、粒をほどよく残したつぶし粒あん。
なめらかな口当たりの中にも小豆の存在感があり、どこか懐かしさを感じる味わいです。
どちらも甘さは控えめで、素材の良さが際立つ上品なおいしさ。
食べ比べることで、それぞれの魅力をより楽しめます。
取材時には期間限定の「黒胡麻塩白玉どら焼き」も販売されていました。

もちもちの白玉には、お米屋さんこだわりの特別な白玉粉を使用。
香り豊かなきな粉と黒胡麻が絶妙に合わさり、季節限定とは思えない完成度でした。
赤飯や山菜おこわも人気

実は、どら焼きだけでなく赤飯や山菜おこわ、キッシュも人気商品。

午前中には売り切れてしまう日も多く、仏事などでまとまった注文が入ることもあるそうです。
購入したい方は、前日までの電話予約がおすすめです。
おしゃれで居心地の良い空間
木の温もりを感じる店内は、シンプルで落ち着いた雰囲気。

建物は建設会社を営むご主人が設計したもので、店主が作業しやすく、お客様も商品を選びやすい動線まで考えられた造りになっています。
駐車場はお店の手前に3台分あります。

地域のみなさんに支えられるお店
取材中に印象的だったのは、地域とのつながりでした。
注文が重なると、お客様から「何か手伝おうか?」と声を掛けてもらうこともあるそうです。

また、お店の前には地域の方から贈られた植物や置物が並び、
多くの人がりんか堂を応援していることが伝わってきました。
人柄に惹かれ、人が集まり、その輪が少しずつ広がっている。
そんな温かな空気が、お店全体を包んでいました。
おいしさにも、人の温かさにも出会える場所

そして最後に驚いたのがお会計。

「こんなに買ったのに、この値段でいいんですか?」
そう思わず確認してしまうお客様も多いというのも納得です。

一つひとつ丁寧に手作りされたどら焼きを、この価格で味わえることに驚かされました。
京都で磨いた技術。
毎朝の丁寧な手仕事。
もっとおいしいものを届けたいという探究心。
そして、誰もが自分らしく働ける場所をつくりたいという未来への夢。

りんか堂のどら焼きには、おいしさだけではなく、人を想う優しさまで包まれていました。
宇城市を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
きっと帰る頃には、おいしいどら焼きとともに、心までほっと温かくなっているはずです。
りんか堂
| 住所 | 熊本県宇城市不知火町御領335-1 |
|---|---|
| 営業時間・定休日 | 午前10時~午後5時(水、日、他不定休) |
| 公式サイト | |
| 電話番号 | 080-7519-0629 |
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