刀剣ファン必見!この夏、熊本で刀と和が楽しめるイベントを3つ紹介!!!
公開日: 2017.07.23
ライター:肥後ジャーナルライター目次
- 1 日本刀って美しいですよね。
- 1.1 まず一つが・・・
- 1.2 開催などの詳細はこれだ!
- 1.3 他にも魅力あふれる企画内容が沢山!
- 1.4 海洋堂コラボフィギュアコーナーができます。
- 1.5 改訂版図録「ヱヴァンゲリヲンと日本刀」発売!
- 1.6 キャラクターと一緒に記念写真を撮ることが出来ます。
- 1.7 音声ガイド貸出しをされています。
- 1.8 エヴァストア IN 熊本
- 1.9 本展オリジナルプレートへの銘切りがあります!
- 1.10 次に「阿蘇神社展 ―刀剣の美―」 が開催!
- 1.11 ギャラリートーク があります!
- 1.12 蛍丸といえば、こういうのもあります!
- 1.13 島田美術館にも刀が展示されています。
- 1.14 常設の展示ですが、こちらもあります。
- 1.15 日本刀による最後の戦いは田原坂での戦いになり同田貫を使われました。
日本刀って美しいですよね。
最近、刀剣女子という言葉もあり女子も好きな人が多い日本刀。
世界には様々な剣が沢山ありますが重さで切ったり、突いたりという目的ではなく日本刀は切れ味にすぐれ機能を追求し研ぎ澄まされ無駄を一切省いた太刀筋が美しい形状の武器。
武器でありますが信仰の対象、権威の象徴でもあり日本の文化でもある日本刀。そんな本当に美しい刀剣好き、又は興味がある、好きになるきっかけを作るための展示が2017年熊本であると聞きました!
まず一つが・・・
社会現象にもなった有名なアニメ作品ヱヴァンゲリヲン!ヱヴァンゲリヲンの世界に国の刀匠たちが挑みました!
作品に登場する槍や刀剣は勿論、作品からインスピレーションを受けたオリジナルの一振りなどにも刀匠達がチャレンジしています。
刀剣界がそのプ伝統のプロフェッショナルな技を惜しみなく注ぎ、様々な新作刀剣類を製作されています。日本の伝統技術、そして新しい日本刀を見て是非、感じて頂きたい催事となっています。
開催などの詳細はこれだ!
開催期間
2017年7月27日(木)〜8月20日(日)
※月曜日は休館。ただし、月曜日が祝日の場合は開館し、翌日が休館となります。
時間
[火〜金]9:30〜18:30
[土・日・祝]9:30〜17:15
※入館は閉館時間の30分前まで
会場
熊本県立美術館 分館
(熊本市中央区千葉城町2-18 / 096-351-8411)
会場に駐車場はありません、公共の交通機関若しくは付近の有料駐車場に停めて下さい。
料金
[前売券]一般 800円、中高生 500円
[当日券]一般 1,000円、中高生 700円、小学生 500円
※未就学児は無料
※小学生向けチケットは当日券のみの販売となります
※障がい者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料
前売券
※特典付前売券は完売いたしました。
《 一般前売券 》
下記プレイガイドにて発売中!
セブンチケット
ローソンチケット(Lコード:82227)
チケットぴあ(Pコード:991-111)
イープラス
熊日プレイガイド
蔦屋書店 熊本三年坂
アニメイト
長崎書店
問合せ
KABイベント(TEL 096-359-9051 / 平日 10:00〜17:00)
他にも魅力あふれる企画内容が沢山!
山下いくと(エヴァンゲリオン・メカニックデザイナー)が本展のためにデザインした薙刀「刀野薙(NATAYANAGI)」は迫力満点!
名門と呼ばれる宮入一門渾身の作品が展示されます。
海洋堂コラボフィギュアコーナーができます。
リボルテック×ジオラマで「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」の世界を立体化。海洋堂のフィギュアを使った精緻なジオラマを堪能できるのです!
改訂版図録「ヱヴァンゲリヲンと日本刀」発売!
ヱヴァンゲリヲンの世界と刀匠たちの熱い挑戦をこの一冊に収録された書籍が発売されます。
キャラクターと一緒に記念写真を撮ることが出来ます。
「ロンギヌスの槍」「刀野薙(NATAYANAGI)」製作風景を映像で公開されています
音声ガイド貸出しをされています。
声優の三石琴乃さん(ミサト役)が展示作品を解説します。
【 料金 】 1回 500
エヴァストア IN 熊本
500点以上のエヴァグッズが勢ぞろい!特別展限定「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」のオリジナルグッズも多数発売!
本展オリジナルプレートへの銘切りがあります!
全日本刀匠会の職方が銘(名前など)を彫っていただけます。
日程
【 7月 】 27日(木)、28日(金)、29日(土)、30日(日)
【 8月 】 5日(土)、6日(日)、11日(金・祝)、12日(土)、13日(日)、15日(火)、19日(土)、20日(日)
※日程は変更になる場合があります。
受付
各日 閉館の30分前まで
※数量限定です。無くなり次第終了となります。
会場
エヴァストア内
料金
銘切り料 1枚500円
次に「阿蘇神社展 ―刀剣の美―」 が開催!
この阿蘇神社展では、人の目にふれることが無かった阿蘇神社の奉納刀をはじめ、古墳から出土した刀から中世の阿蘇宮司家が活躍した時代、敗戦後の刀剣受難の時代に至るまでの貴重な刀剣の数々を、歴史的背景とともに目にすることができます。
TVやネットで話題となっている、復元された阿蘇宮司家伝来の太刀所在不明となっていた阿蘇大宮司家伝来の太刀、復元「蛍丸」を初披露されます。
開催期間 平成 29 年 8 月 7 日(月)~9 月 22 日(金) 休館日:日曜日、祝日※
※ただし、8 月 11 日(金・祝)、8 月 13 日~9 月 3 日までの日曜日は開館いたします。
会場
肥後の里山ギャラリー(肥後銀行本店1階 RKK通り側)
住所:熊本市中央区練兵町1番地、TEL:096-326-7800
開館時間:9:30~16:30、入場料:無料
ギャラリートーク があります!
日時:8 月 19 日(土) 、9 月 2 日(土)両日 13:30~
阿蘇神社の神職(権 ごん 禰宜 ねぎ ) の方に来て頂いて展示物について、所有者の観点から解説していただけます。
蛍丸といえば、こういうのもあります!
阿蘇神社復興支援の「蛍丸サイダー(マスカット味)」光よ、集まれ。
蛍丸は、お酒もありますがサイダーも美味しそう。復興支援にもなるので買いたくなりますね。
以前、肥後ジャーナルでも取り上げましたね。
島田美術館にも刀が展示されています。
島田美術館「身を守る、名を残す 武の装い―甲冑―」
戦闘者である武家の装いの基調は、いうまでもなく戦衣(甲冑)にあるとう展示です。
自己主張としても演出できた甲冑。南蛮風の外来文物をも積極的に吸収しながら、武家の装いは時代を主張する奇をも加えた多様な形式と斬新な意匠を生み出していく様子や太刀から打刀へ、長刀から槍へ、弓から鉄砲へに象徴される武器の変容への防具としての機能上の対応が、大鎧、腹巻、胴丸から当世具足への変化(進化)の流れが解るとても興味深い展示です。
展示品の中には延寿派(えんじゅは)後代の刀工・国秀作の「長巻」。
同田貫又八作の「大身槍」が展示されています。
長巻は刀剣の一種で、大太刀から発展した武具です。
現存している長巻は磨り上げられ刀にされたものが多く、長巻のまま残っているのは非常に珍しいそうです。
開催期間 2017年7月5日~9月18日
開館時間 :
午前10:00〜午後5:00(入場は4:30まで)
休 館 日 :
火曜日(但し祝祭日の場合は開館)
入 館 料 :
一般700円(600円)、大学・高校生400円(300円)、小・中学生200円(100円)
※( )内は、団体20名以上の場合
常設の展示ですが、こちらもあります。
熊本と言えば剛健にして折れず曲がらずな同田貫です!こちらは「玉名市立歴史博物館こころピア」にあります。
加藤清正は軍備拡充のため、熊本で優秀な刀工を探し、そこで白羽の矢が立ったのが、菊池郡の同田貫という場所で作刀をしていた刀工たちなのです。彼らの打つ刀は、豪壮ですが飾り気のない質素な刀だったそうです。しかし、その丈夫さと切れ味は実戦で抜群の威力を発揮。加藤清正は大層、気に入ったそうです。
因みにゲームのキャラクターとしても出ていますが子連れ狼の主人公、三匹が斬るの主人公の一人「千石」、必殺仕事人の登場人物の一人「畷左門」もこの刀を持っています。
日本刀による最後の戦いは田原坂での戦いになり同田貫を使われました。
熊本田原坂西南戦争資料館、田原坂公園に行かれるのもより刀や日本を感じる事ができる事でしょう。
また、熊本は曰くつきの歌仙兼定(かせん かねさだ)という刀もありました。
感想
占いやまじない、狩りや戦の道具、権力の象徴、お守り、装飾品。
反りと波紋が美しく実用的かつ典雅な剣、日本刀。
切るだけではなく刀を反転して峰の部分で叩く事も出来る(峰うちですね)日本刀って凄いです。
古くから刀は様々な用途で使用され、その美しさで人々を魅了してきました
本展オリジナル くまモンストラップ付前売券は、おかげさまで限定数に達し、完売されているそうで人気さが伺えます。
会場の熊本県立美術館分館は、熊本城の石垣のすぐ目の前なのです。
熊本地震により大きな被害を受けた熊本城ですが、周辺から、修繕中の天守閣や櫓なども見る事も楽しめます。
また、肥後の里山ギャラリーは日曜祝日が休館日ですのでお気をつけくださいね。
会場の肥後の里山ギャラリーは熊本の観光名所であり、170のお店が集まる商店街「下通」のすぐ側にあります。
くまモンと会えるくまモンスクエアにも歩いて行くことができ貴重な阿蘇神社展の後も街ブラするのも楽しいですね。
島田美術館や玉名のこころピアの方にも是非、この夏、熊本の刀を楽しみに足を運ばれてみて下さい。
刀剣好きでは無くてもお子様と一緒に歴史や日本を感じるミュージアム巡りも楽しいと思います。
皆さま良い夏をお過ごしください。
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肥後ジャーナルライター
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