水俣の奥座敷といわれる湯の鶴温泉で、注目の宿「Tojiya（とうじや）」へ一泊してきました。

温泉付きゲストハウス「Tojiya」ってどんなところ？

Tojiyaは歴史ある湯の鶴温泉の川沿いに建つ、レトロな雰囲気のゲストハウス。
ゲストハウスは一般的な温泉旅館とは異なり、夕食は付かず簡素なサービスで安く宿泊できる宿泊施設です。

水俣市湯出という、いかにも良い温泉が湧き出そうな地域にあります。

入口には価格表。相部屋のドミトリーは、入湯料と朝食込みで一泊2,600円という安さ！
個室利用でも、2名以上なら一人3,400円で宿泊できます。

さっそく個室へ。畳張りの部屋はまるで旅館のよう。なんとも昭和レトロな和室です。布団は好きな時間に自分で敷きます。

懐かしい雰囲気で、のんびりごろごろしたくなるお部屋です。

窓の外には頭石川の流れ。趣があります。

源泉かけ流しの温泉を堪能！

大浴場は天井の高い大空間で、古い湯治場の雰囲気！ゆったりと源泉かけ流しの温泉につかれます。

家族やカップルで入りたいときには、宿泊者なら無料の貸切湯もありますよ。

ゲストハウスのため、アメニティはありません。タオルやバスタオル、浴衣、石鹸やシャンプー類などは有料です。
必要なものを一式持参すると便利です。

夕食は道向かいの屋台で！

夕食は付いていないので、散歩がてら食べに出かけました。
最も手軽なのがTojiyaが経営する屋台で、宿を出てすぐの道の向かいに立っています。

屋台とは言え、フード・ドリンクともにメニューは充実しています。

酒盗クリームチーズ（300円）をつまみに瓶ビール（600円）で乾杯！

串焼き（100円～）も人気なのだとか。エノキバラ、鳥、野菜の盛り合せです。

ボリュームたっぷりの焼きそば（400円）でしめました。

また、共用部には冷蔵庫とウォーターサーバー、電子レンジもあります。前もって道の駅などで買ってきたものを温めて食べる人もいるのだとか。

無料の朝食はロビー界隈でのんびりと

朝食はフロント周りの共用部にトーストとコーヒー、ヨーグルトがあり、セルフサービスです。
好きなところで食べてOK。川を眺めながらの朝食は気分爽快でした！

フォトジェニックなロビーを探検。冬には薪ストーブがたかれるそうです。

裏庭には鯉が泳ぐ池もありました。

ギャラリーのような雰囲気のラウンジ。小説や旅行関係の雑誌などが置かれており、ライブラリーとして使えます。

まとめ

Tojiyaは、これまでありそうでなかった温泉付ゲストハウス。
湯の鶴温泉は県内でも知る人ぞ知る穴場。静かな温泉でのんびりしたい時にぴったりです。
おサイフにやさしい値段で、急に思い立ってもすぐに行けますよ！

■Tojiya■