【合志市】400年もの間、人々を眺め、空を覆うように伸びつづけた天神平の樟(てんじんびらのくす)
車で合志市の田舎道を走っていたら大きな木が祭ってあるのを見かけました。グーグルマップで調べても表示されませんでしたが、とてもとても立派な樹木に感動しましたので、その様子をお伝えします。
場所は合志市上庄区
とことん何もない所で、雨上がりの田んぼがまるで鏡のように空を映しておりました。
この急カーブの左側に、看板がちらりと見えたので気が付きました。対向車にはくれぐれもご注意ください。
天神平の樟
天神平の樟(てんじんびらのくす)というそうで、合志市で一番大きい樹木との事。
幹周り6.18m、幹高22m、と記載がありますが、もっと成長しているかもしれませんね。
ふたまたになっており、どちらもとても力強く、ものすごい大きさです。
東に14m、
西に10.8mとの記載がありました。写真にすべてが写り切らず、この迫力をお伝えするには難しいです。
175cmの小太りの中年と並ぶとこのような感じ。なんてちっぽけに見えるのでしょうか。樹齢は350年~400年ほどだそうですが、まだまだ力強さを感じました。
どの枝にも栄養や水分がどくどくと流れているような感じがしました。
明治末ごろまでは、9月25日の祭日に草相撲が大々的に催され、大変な賑わいだったとの事。今はなくなってしまったのは寂しい感じがします。
この天神平の樟も「あぁあの頃は、人々が集まって、とても賑やかだったなぁ」と寂しく思っていない事を願います。
あまりにも素晴らしい木でしたので、発見出来た事を感謝しました。
まとめ
グーグルマップにも載っておらず、カーブ沿いに突然現れるので、なかなか知られていない合志町指定文化財です。
駐車場はありませんので、木の横のスペースにちょっと置かせていただきました。軽自動車一台くらいのスペースがあります。
地元の人々の五穀豊穣と作物の虫除け祈願祭が行われているそうで、大切にされておりますので、来た時よりも美しく、を徹底されてください。
住所 | 合志市上庄2577‐1 |
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駐車場 | なし 軽自動車が一台ほど置けます |
合志市㏋ |
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