厳しい寒さもピークを過ぎ、日に日に過ごしやすくなってきた今日この頃。熊本では、2月22日に梅の開花が観測されました。平年より22日遅く、昨年より16日遅い開花となりました。現在、旧細川刑部邸の梅園が特別開放中とのことで、梅の花を楽しんできました。
地震の爪痕がなお残る旧細川刑部邸
熊本城三の丸跡にある武家屋敷、細川刑部邸。細川家三代忠利公の弟、細川刑部少輔興孝が興したもので、国の重要文化財に指定されています。
刑部邸内は入場不可となっていますが、梅園は3月4日の日曜日まで期間限定で開放予定です。
中は整備されていて庭も大変美しいのですが…
塀が倒れていたり…
地震の爪痕が生々しく残っており、見るだけで心が痛みます。
それでも梅はほころびます
今なお傷跡が残る刑部邸ですが、庭の奥には梅の木がたくさん!
ほんのり黄色を帯びた黄梅。
深紅の紅梅。
たくさんの梅の花が、青空に向かって咲き誇っていました。
全体としては三分咲きといったところでしたが(2月24日現在)、たくさんの蕾が膨らみ、いまかいまかと咲くのを待つばかり、といった様子です。
まとめ
まだ地震の被害が残る旧細川刑部邸でしたが、ほころぶ梅の花に癒されました。今年の冬は寒さが厳しかったこともあり、春の訪れが待ち遠しい限りです。県内にはほかにも、人吉梅園や谷尾崎梅林公園、百梅園等、梅の名所が多数あります。皆様も、凛と咲く梅の花を見て、春の訪れを感じてみられてはいかがでしょうか。
■旧細川刑部邸■
TEL :096-352-5900(熊本城総合事務所)
住所:熊本市中央区古京町3-1
ライター紹介
ちえ
熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。
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