【天草市牛深】 創業50年!牛深の鮮魚店が営む食堂「魚正」で刺身をぷぅて(←誤字ではないよ)泣きそうになった
やってきましたよおおおおおおお!!!!
熊本市から約3時間

牛
深
天草市の最南端に位置する、牛深ハイヤと透き通った海の町。
旅行に行こうと思っている方、是非牛深に行ってほしい。
大迫力のハイヤ大橋と絶品海の幸を堪能してほしい。
何よりも街並みが最高!THE港町!
そんな牛深で、オーシャン・ビューならぬ、オン・ザ・オーシャンな鮮魚店「魚正」でランチいただいてきました。
海の上の食堂

道の駅うしぶか海彩館の近くにある鮮魚店「魚正」
創業50年だそうです。
時の流れにより客層は変わり「昔は漁師、今は観光客」とおっしゃってました。

メニューは3品。
さしみ定食には煮付けが付くてったい!

1階が鮮魚店、2階が食堂になります。

なら、お邪魔しまーす。

座敷とテーブル席、30人くらいは余裕で座れそうなスペースです。

扇風機が置いてありますが、クーラーがちゃんと入ってます。
でも窓全開!
どうやら締め切ると、クーラー効かないくらい暑くなるそうな。

ところがどっこい、この清涼感溢れる眺めと、店内を通り過ぎる海風が最高に気持ちいいんですよ。
クーラーいらない。

そしてもうお分かりでしょう。
店は海の上にあります。
さしみ定食

さしみ定食にしようと決めてきたものの、海鮮丼も捨てがたい…いや、初志貫徹!
さしみ定食を注文
と
ビール!!!!

待ってる間に、絶景を味わいます。エメラルドグリーンの透き通った海、見ているだけで心の濁りが取れます(そんな気になる)。写真奥にかかってる橋がハイヤ大橋です。
潮風に吹かれながらのビール!

顔のパーツが全部中心に集まるような美味さです。幸せって3時間のドライブと550円で手に入るものなのね。
「はいお待たせぇ」

出ました!さしみ定食!
お刺身、お吸い物、ご飯、南蛮漬け、香の物そして煮付け。
まずはお刺身から

みてみなっせ、ほ!(←見てごらん、ほら)
食べんだっちゃわかるもん、見た目からプリンプリンプリンセスだん!(←無視して良い)
鯛にカンパチにハガツオ
そいでたい、ほ!(←そして、ほら)

こらどーーーし(←これはこれは、どうでしょう)!!!キビナゴのギンギラギンしとらすもん!さりげなくなかもん!(←無視して良い)
そういえば、この前キビナゴ漁にお供させていただいたんだ。その時の漁師さんの勇ましい背中と漁の大変さを思い出しました(記事はコチラ)

有り難みを全身に迸(ほとばし)らせながら、いただきます!

うわぁ、なんで?なんで?ちょっと泣きそう。なにこの感情。おいしさが限界突破すると感情の落とし所がわからなくなる。
チュルンと口の中に入っていき、小ぶりなお魚ちゃんだけど、しっかりと味覚にパンチ食らわしてくれます。
なんか、漁の時のワクワクが蘇ってきた!

興奮冷めやらぬ間に、煮付けに手をつけよう。
この日のお煮付けは
レンコ鯛っていって、小さい鯛です。でもしっかり身が詰まってます。

タレは薄めで、お魚の味をしっかり楽しめます。
お魚はもちろん、牛深で獲れたお魚です。
新鮮なのは当たり前、その証拠に口に入れた時表面はしっかりしてるのに、噛んだらフワフワなんです、身が。
この記事読んで食べに行っても鯛が出てくるかはわかりませんよ。
漁は自然が相手、毎日同じ魚が獲れるなんて保証はありません。

季節ごとに海や大地からのさった(いただいた)モノをありがたく頂く、これが1番美味しい食べ方ではないでしょうか?
店のお姉様から
「シャーはどぎゃんだったね?」
と聞かれ。
ガンダムの話をしてポカーンとされたことは内緒にしておいてください。
シャー=おかず(牛深方言)
キビナゴ求めてチリンチリン
キビナゴは痛むのが早いので、生は地元でしか食べれない。
牛深のキビナゴが他に食べれるとこにないか?と聞いたら

たくさんの風鈴が、涼しげな音を奏でるココ

道の駅うしぶか海彩館にあるという。

この道の駅は大漁旗と、ど真ん中に大きな生簀がドーンとあるのが特徴。お魚が回遊しています。

建物の2階にあるのが、「大漁食堂あおさ」。

めっちゃ広々としたスペースで

海を眺めながらお食事できます。

ここにあるキビナゴメニューが、キビナゴの酢の物。
全く想像つかない。南蛮漬けでもないのか?
それが

こちら。
ここでも光り輝いてます、キビナゴ。

お酢で締めると、小さいお魚ながらも、ギュッと締まった身がしっかり感じられます。
青魚は匂いが…という方もこれなら大丈夫。青魚独特の風味は感じられません。
これは、是非食べてほしいキビナゴ料理です!!

あああ、お腹いっぱいでなかったら、鯛の漬茶漬け絶対食べたのに…。次回必ず!
身近な地域で生産・加工されている商品を買って食べることを「地産地消」というのはみなさんご存知かと思います。
熊本県内の農家さん・漁師さん・生産者さんが、熊本の方々に自分たちが獲ったり作ったものを楽しんで欲しいと日々願っています。
その取り組みをいろんなテーマをもとに紹介しているのが
「KUMA RICH(クマリッチ)」

↑の意味ですが
KUMAは自然豊かな熊本の地で生まれたものを!
RICHは県産品の「豊かさ」「恵み」を表現!
人々が「地産地消」に取り組むことが日々の豊かさに繋がっていることを表現しています。
「地産地消」の大切さを考え、自分にできる行動につなげてもらいたいとの意味が込められています。
県産品をもっと好きになる「KUMA RICH」のWEBサイトは
↓↓↓
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牛深はパピプペポ
余談ですが、魚正のお姉様から
「牛深弁はパピプペポだもんね」と言われて「?」となったのですが
どうやら牛深では
ぱぁんや=食べんや
ぴぃね=食べなっせ
ぷー=食う
ぺー=食え
ぽー=食おう
という方言があるのです。
同じ熊本でも、こうも違うのですね!面白い!
いつか、【阿蘇のおじいちゃんと牛深のおじいちゃんを会話させてみた】という記事を書いてみたい。
ライター紹介
伊藤
演劇の先生やったり、アニソンやメタルのDJやったり、バンドやったり、サブカル好き思春期50歳独身。健康診断で中性脂肪が赤信号だったので、たまにジョギングすることにした。やっぱり犬が好き。
ヒゴナルマッチングとは、肥後ジャーナルの媒体を活かして、熊本で自分に合う仕事を探している求職者と求人活動をしている企業の情報をそれぞれ集め、お互いに明確なメリットがあるお仕事探しができる人材情報サービスです。



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