【熊本市中央区】西のサウナの聖地・熊本に歴史情緒あふれるラグジュアリーサウナ湯屋水禅オープン
公開日: 2023.06.16
ライター:肥後ジャーナルライター近場で旅行気分を味わえるところはないかと調べていたところ、水前寺成趣園の近くに4月にオープンしたばかりのサウナ&入浴施設“湯屋水禅”を発見!!通常のサウナよりは利用料金が3000円からとちょっとお高め、どんなところなのか調査してきました。
水前寺成趣園の観光とセットで巡れる!旅気分サウナ
熊本市中央区の水前寺成趣園近くにできた湯屋水禅は国府電停からグラウンド通りを水前寺競技場方面に徒歩10分くらい進んだところにあります。
コンビニの向かい側に現れたのが、松屋別館という宿泊施設。この2階にオープンしました。
自動ドアを進むと宿泊施設のフロントあり、奥のエレベーター近くに湯屋水禅のフロントが設置されています。
2階に移動すると・・・出迎えてくれたのが「湯道温心」という掛け軸。
銭湯、温泉大好きな私はピンときました。
「これって“湯道”という映画を作った小山薫堂さんが書いたものですか!?」とスタッフの方に尋ねると、やはりその通り!!!
松屋別館の大浴場があった2階部分を改装するにあたり、どんな施設にしたいかコンセプトを話し合っていたところ、「日本人の和の心を大切にしたい、お風呂文化の歴史を伝えたい」と、たまたま小山薫堂さんが唱えている「湯道」の考え方と合致したそう!小山さんのお墨付きということでこの掛け軸をいただいたそうです。(筆者は大興奮、マニアックですみません。)
まるで歴史美術館!!熊本の文化を楽しむ
内装からもそのコンセプトが伝わってきます。
休憩室にはハーブティーや熊本の和紅茶が楽しめるほか、大きな歴史絵図には江戸時代の後期の水前寺成趣園が描かれています。
所々に置かれている焼き物も熊本の窯元のもの。
ここに来るだけで熊本の味や文化、豊かさを感じることができますね。
さ!!お楽しみの浴場&サウナ
内装に調度品にこだわりがたくさん詰まった湯屋水禅。浴場とサウナへの期待感が高まります。特別に撮影の許可をいただいて案内してもらいました。
大浴場には水前寺の水脈を流れる阿蘇の伏流水を沸かしたゆったり入れる大きな浴槽が。ガラス越しには小さなお庭も見えてリラックスできそう。
ヒノキの香りが漂うサウナ。真ん中にはアツアツに熱された阿蘇の溶岩が設置されていて、セルフロウリュウが可能です。
ロウリュウ用のお水には熊本で採れたゆずやお茶の香りがするアロマ水が用意されています。ここでも熊本らしさを感じられるんですね。
外気浴のスペースもこだわっています。
周りを気にせず身も心も整えてほしいと、一脚ごとに仕切りが設けられています。
水風呂はもちろん阿蘇の伏流水。
そして男性のサウナーのみなさま朗報です!!
男風呂の水風呂には製氷機がついているんです。
地下水をさらに冷やして、楽しむことができます。使いすぎには要注意。周りを気遣いながら使用してくださいね。
こちらの浴場&サウナは利用料金3000円で平日は150分、休日は120分利用することができます。もちろん貸しタオル完備。時間内であれば別室に設けられたコワーキングスペースも自由に利用できるそう。
人の目を気にせずプライベートサウナで非日常感
プライベートサウナは高級旅館のお部屋のような雰囲気。
浴室には水風呂とお湯の両方が張れるように2つの浴槽が用意されています。サウナは!?というと、浴槽の隣には茶室のような畳張りの小さなお部屋が!!
ここなら集中して精神統一できますね。1~5人まで使うことができるそう。
ちなみに利用料金は2人利用で1人5000円~。友達同士や家族、カップルでそして何なら一人で!!!この空間を贅沢に貸し切れたら日帰り利用でも非日常感、特別な気分を味わえますね。
熊本市内の観光というと熊本城や水前寺成趣園あたりを目指す方が多いのでは?ただ一日観光に時間をとるにはちょっと時間が余ってしまう・・・ということもあるかと思いますので熊本市観光に+αこのアクセス抜群の日帰りサウナを手ぶらで堪能出来たらまた満足度も上がりそうですよね。
湯屋水禅
住所 | 〒862-0950 熊本市中央区水前寺5丁目 5-1 松屋別館 2F |
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HP | https://www.matsuyahonkan.com/suizen/ (予約はHPから) |
電話番号 | 096-213-1331 |
ライター紹介
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