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とじる
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とじる
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とじる

もうすぐ2022年も終わりですね。皆さまどんな1年だったでしょうか。

皆さまのおかげで肥後ジャーナルは今年もたくさんの方に記事をお届けすることができました。ありがとうございます。

さて、普段ゆるゆるな感じでお届けしている肥後ジャーナルの記事ですが、実は1つだけこだわっていることがあるんです。

それが

現場に必ず行き自分自身が体験すること。

どんな内容であったとしても一次情報として出すことに意義があると考えているのですが、ぱっと見では普通の記事に見えて実はめちゃくちゃ過酷だった取材、またハプニングが起きた取材というのも存在します。

しかしそれは本筋(記事)とは関係ないことが多いので、わざわざ書くことはありませんが

年末だしここでいっちょ洗いざらい話し、最も過酷だった&ハプニング大賞記事を紹介いたいと思います。

というか

せっかくだから言いたい!!!

だって頑張ったんだもん!!!


ハプニング大賞

「ではハプニング大賞を選びたいと思います。皆それぞれエピソードを教えてください」

「食パン咥えて走ってたら真正面から来た女子高生と目が合ったこと。ラーメン玲佳に目玉焼きの乗ったカツ丼食べに行ったら目玉焼き乗ってなかったこと。(店長に確認したら特別に乗せてくれました)この2つです!」

食パンくわえた記事はこちら↓

食パンくわえて「遅刻遅刻~」って角を曲がったら恋が生まれるのか

目玉焼きカツどんの記事はこちら↓

サービス満点の「玲佳」で食べるカツ丼が良いとこ取りなので、欲張りさんにも声を大にしてお勧めしたい。

「阿蘇で目の前を走る武藤さんの自転車のタイヤが潰れててパンクしてるのに気づいたけど、もしパンクしていなくて体重で潰れていたら殺されると思って言えずにいたあの時間。悩んでたら武藤さんこけた。
過酷さだけで言えば先日の海です。」

阿蘇の記事はこちら↓

最近阿蘇で遊んでる?車がなくても阿蘇でのアクティビティは可能性無限大!

先日の海の記事はこちら↓

海パン必須…?冬の上天草を満喫!サウナに海に山!そして美味しい食事で大満足!!

「うーーーん..特にありませんね」

「そんなはずは。私が思い出すだけで伊藤さんはたくさんありましたよ

取材行ったら津奈木町のお店、全部店休日だったとか

突然猫ちゃんが車輪で遊びだしたから動けなくなったとか。簡単に思い出せるだけでも」

「毎日が小さいハプニングがあるのでもう何がハプニングなのかがわからなくなってきた。」

という訳で2022年ハプニング大賞は伊藤(本体)となりました。おめでとうございます。

最も過酷だったで賞

続いて最も過酷だったで賞です。

「圧倒的ナンバーワンは、オルレで遭難

「間違わんす」

まずは対象記事からご覧ください。

【超豪華プレゼントあり】上天草というテーマで超人気インフルエンサーに戦いを挑んでみた!

今をときめくインフルエンサーVS肥後ジャーナルでの動画対決という記事ですね。

この中の「肥後ジャーナル40代女子旅」でのロケ地の1つが九州オルレ天草、松島コース。

オルレとは韓国・済州島の方言で「通りから家に通じる狭い路地」という意味。各コースリボンなどの目印があるのでそれに沿って歩いてその土地の歴史等を知るという楽しいコース。

詳しくはこちら

やったことも見たこともないけども、さほど難しいコースじゃないだろうと甘く考えていたのが運のツキ。

それでは改めて遭難したメンバーをご紹介しましょう。

りよう

完全にカメラマンとして同行。頻尿。

左りかごん 右ムトー

40代女子演者として参加

長い棒でケンカがはじまる

さて話は戻り、上天草オルレ撮影に出発した3人。

当初の予定よりもだいぶスケジュールがずれ込んだこともあり、できる限りかっ飛ばして撮影に臨みました。

しかし、あたりはどんどん暗くなり

気づけば撮影隊3人薄暗い山の中。

「戻りましょう」

「いや今戻ったら山の中で日が落ちます」

「とりあえず波の音はするのでそこまで向かいましょう。その先に山の中を回避するルートがあります」

途中転ぶなどのハプニングもありましたが、とりあえず日没までにゴール!

おわかりいただけただろうか…

この時点で満潮に近いことが。

オルレ自体は初心者でも問題なく楽しめるんですが、ポイントは出口の波の高さ。ここから先は浜辺を歩いて戻らなきゃいけないので、事前に何時が干潮なのかを調べて進まなくてはいけないのですが、スケジュールが押していたこともあり

全員確認をしていないという痛恨のミス!!

ちなみに海岸出て右手に進むのが正規のルートなのですが、グーグルマップで検索すると左のほうが駐車場までの距離が短いことが判明。

「では左に行きましょう」

このような浜辺を延々と歩くのですが、振り返ったらなぜかりようは

長い棒を持ってました。

そこで激しく嫉妬ですよね。

「ねえ、なぜそんなに形のいいかっこいい棒を持っているの?」

「落ちてました。俺はこれを相棒にします」

「私も見つけたい」

今思うとなぜ長い棒などにあんなに執着していたのか、張り合って形のいい棒を探している暇があれば1歩でも先に進めよと思うのですが、その時にはうらやましくて仕方なかったのです。

棒あると杖かわりになるし、先が見通せないほどの雑草の中に入り込むときにも便利。

りようはその棒に汗だくのシャツをまきつけて乾かしながら歩いていました。

野生のヤギと出会う

そして徐々に日が暮れ、歩いていた道があっという間に波でなくなったあたりで3人ともやっと理解しだしました。

「このままじゃまずい」と。

とりあえず水につかると体力持ってかれるので、崖をのぼり、再度グーグルマップで方角を確認し、背丈ほどある草をよけ道を突き進むこと1時間弱。

やっと目の前にこんな感じのコンクリートの道路が開けた見えてきました。

自然をもとめてここまでやってきたのですが、この時ほど人工的な物質に出会えた喜びはありません。

途中、野生のヤギとも出会いましたが、そんなことすらどうでもいいのです。我々はコンクリート舗装の道を歩いているのだから!きっと民家はすぐそこ!!

そんなことを話しているうちにどんどん道が大きくなり、なんと漁港まで無事到着。

のどが渇いて仕方なかったのですが全員カメラとたばこしかもってきていないというポンコツ具合。

「俺買いますよ。スマホから!」

天才だ、自販機があるなんてすばらしい!!文明最高!と盛り上がったのもつかの間。

「ねえ、駐車場って反対側の山の中じゃなかった?」

「…」

「…」

なんということでしょう。張り切って登って張り切って下山して、また再度張り切って登山…?

もう無理。

やっと出会えた漁師さんらしき人に車に乗せてもらえないかと声をかけるも「もう酒のんどるけん無理」と断られ、次は真っ暗闇の中再び山登り。

40分~50分程度でしょうか。きれいな星空を眺めながら歩き進め

やっと駐車場まで到着しました。

「という裏話でした。ちなみにもう1つ付け加えるとするならば、りようさんは私とりかごんをおいて1人で先に走っていきました。星しか明かりがない山の中に女性2人をおいて」

「それは最低」

「いやちがっ…!!マジでしょんべんもれそうだったんすよ!しかも俺駐車場で明かりつけて待ってましたよね!?」

「頻尿め」

「オルレは時間と潮と頻尿の確認が必要ということですね」

という訳で2022年最も過酷だったで賞は九州オルレに決定!

2023年も頑張るぞ

という訳で、ハプニング大賞は伊藤(本体)

過酷だったで賞は九州オルレに決定しました。

2023年もクスっと笑ってもらえるような記事を作ってまいりますので、何卒宜しくお願い致します。

ライター紹介

ムトー

ムトー

肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。

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