*
とじる
*
とじる
*
とじる

天草市倉岳町棚底の魅力はもう底なし!石垣群・コグリ・トレッキングそしてメイドカフェまで!爆笑ツアーに行ってきた

ライター:ムトー ムトー

突然ですが質問です。

歴史ある防風石垣群、コグリ、天空の鳥居から絶景を楽しめることができるうえに

前期高齢者によるメイドカフェがある町ってどこかご存じでしょうか?

正解は

天草市倉岳町棚底でした。

正直、全く意味が分からない。

石垣群はまあ何となくイメージがつくものの

コグリてなん?前期高齢者のメイドカフェてなん??

と、もう夜も8時間ほどしか寝れないくらい気になって仕方なかったのですが、何やらこの謎に迫るツアーがあるとの情報を入手。

一体何がここで楽しめるのか?楽しい地域のガイドさんと共に謎を解き明かしたいと思います!


運動不足でも山登りを楽しめる

改めてツアーの行程をご説明します。

ツアーには含まれませんが、今回は特別におすすめのメイドカフェにも連れて行ってくれるんだそう。

ちなみに肥後ジャーナルは基本いつも取材は「情報は自分で探せ」スタイルなんですが、今回は心強い味方

山登りの際にお世話になる専用トレッキングガイド「イナちゃん」と

石垣などを案内してくれるガイドさんが「しこりのトシちゃん」

と、現地ガイドさん付なんです!!

「おお~~!今日はよろしくお願いします」

「よろしくお願いします。普段動かないことに定評があるものの山頂にいきたい気持ちはあります。しかし、足と心をくじく自信しかありません」

「大丈夫よ~~!いざとなったら俺がかろてやるけん!」

さすがにイナちゃんにおぶらせるわけにはいきますまい。頑張るしかねえ!と気合が入ったところでツアースタート!

棚底地区散策

まずは、しこりのトシちゃんガイドで棚底地区の散策開始。ここで防風石垣群と農水路「コグリ」を見れるんだそう。

棚底地区コミュニティーセンターから徒歩で散策していきます。

「ところでトシちゃんはなんで、しこりのトシ?」

「しこつけ(かっこつけ)だけん」

トシちゃんが最初に見せてくれたのがこの神社。

「天草はねキリスタンというイメージでしょ。でも特にこの地域は昔から山伏(やまぶし)がおってその痕跡がまだ残っとるとですよ」

この梵字がその証なんだとか。

「これも江戸時代のものと言われております」

そんな昔のものがこんな露わに。

「山伏って想像の生き物かと思ってました。天狗みたいな」

「実際におったとよ。山の崖にしがみついて修行しとらした」

崖にしがみついて修行…?

修行で生計たててたの?

それはもうドラゴンボールの悟空にしか許されないことでは?

そんな話をしていたら突如現れたのが

石垣

石垣!

あちこち石垣!!!

もうぱっと見、熊本じゃないような錯覚すら覚えるこの石垣。

棚底では後ろの倉岳からくる強烈な北風「倉岳おろし」がくるので、風から守るため古くからある宅地にはこの防風石垣群が100%あるんですって。

防風用の石垣自体は各地に存在はしますが、この数、そして規模を考えると日本一と言えるのだとか。

近くでみたらこれセメントなどで補強してないんですよ。本当に石を積んだだけ。どんだけ石詰みの天才がいたんだろう…

「誰かは分かっとらんけどね、多分近所んもん」

専用の職人さんが行った等の話は一切残っていないので、おそらく地域の方の協力で積みあがったのであろうこの石垣群。

こんだけの石垣を組むなんてやっぱり昔の人はすごいんだなあ。

「あの穴はなんですか?」

「あれがコグリ!農水路」

色々と説明を受けたのですがもう興味は1つですよね

この穴に入れるのか否か。

「入れますか」

「作った人が入れたくらいだけん入れるとだろうけどね~俺は恐ろしいけん入らん!むかーしね、俺のじいさんが入ったことあるて。先にはひろーか空間があってそこに観音様が祀られとるて」

「トシちゃんは見た?」

「見とらん」

そこから誰がこの中に入るのかで揉めましたが、トシちゃんが「入っちゃダメ」って言うのでしぶしぶ防風石垣群とコグリを後にしました。

山登りならぬ山歩き

次はいよいよ山登り。倉岳と矢筈岳に登ってまいります。

どちらの山も初めてなので想像もつきませんが何やら2つとも標高600メートルを超える山なんだとか。

「大丈夫よー。じゃ車で後ろからついてきてー」

おとなしく後ろから車で追いかけ山道を登ること数十分。

倉岳中腹の駐車場に到着しました。

「じゃここから歩きますよー」

歩くこと30分程度でしょうか。やっと鳥居が見えてきました。

「もうちょっと歩きますよ」

小道を抜けるとそこは

はい山頂!

ほら写真で見たことある!天空の鳥居よ!

なんて美しい景色なんでしょうか。心が洗われるとはこのこと。

鐘もありました。

「ここからはトレッキングです。矢筈岳まで歩きますのでね。ゆっくりいきましょう」

山の散歩道とでも言いましょうか。穏やかな空気が漂うなか出発!

さあここからどんな険しい道が続くのか…

鳥のさえずりが鳴り響き、うっかり癒されているけども騙されないぞ。

きっとここから険しい山道になるに違いない。

「山登りというか山歩きみたいなもんで。そんなに険しい勾配もないから大丈夫よ」

というイナちゃんの言葉のとおり、山登りではなくゆったりと山の中を散歩しているようなコースなので、まったくハードではありません。

しかしいくつか猪の穴はあったので歩きやすいスニーカーなどでくることをお勧めします。

最終ゴールは金毘羅さんが祀られている「金毘羅宮」。目印は鳥居と聞いたのですが

あ!これやない?

ゴーーール!時間にして30分程度でしょうか。急な傾斜はなかったうえに道中、楽しいおしゃべりもしてたので体感としてはあっという間に到着しました。

そしてこの景色。360度パノラマで見ることができる天草諸島や島原。これはかなり贅沢な場所。

なんでしょうね。とても心地いい場所なんですよ。ずーっとここに居れる。

「ここでお弁当広げて食べたら最高でしょうね」

「そうなんですよ。本来はここで景色と空気を感じながらお昼ごはんのお弁当タイムなんですけど、あれでしょ。メイドカフェ行きたいんでしょ」

そうでした。すっかりと忘れていましたがメイドカフェもあった。

「確認ですがメイドカフェってあのメイドカフェですよね?女の子が美味しくなあれ萌え萌えキュンとかしてくれるんですか?」

「…萌え萌えキュン?」

「あー!あー!なんかしよるな。まじないごたるやつ」

マジか。

ツアー自体はこの行程までで終了なんですが、せっかくなので今回は特別にお昼はメイドカフェでいただくことにしました。

メイド(冥途)カフェだった

下山しやってまいりました。メイドカフェ。こののぼり旗が目印です。

メイドカフェは基本的に完全予約制。今回は事前に行きたいと伝えていたので開けてもらえました。

「わー!お待ちしておりました!私が番頭です!

知ったかぶりの!!!

なかなかクセ強めな感じですが、とりあえず誘導されるがまま進んでみましょう。

ここがメイドカフェ…?

「はい!じゃここから先は冥途に行くから合掌して入ってね!」

冥土…?え、まさかメイドカフェって冥土カフェ…

冥土に入って最初にお出迎えしてくれたのは

まみこっぱちゃん。

「こらうちのナンバーワン!」

「そうでしょうそうでしょう。まみこっぱさんよろしくお願いします」

「そうよーもうお食事準備してますんで。どうぞー」

想像以上のお食事の量。

しかも嬉しいお品書きつき。

本日のランチメニューは

めっちゃボリューミー!

「草やな」

「うん、草」

草じゃないて!野草!薬草!ちゃんと先生に習ったもんだけん、そこへんの雑草と一緒にせんで」

ナンバーワンまみこっぱちゃんにも容赦ない2人。

「ねえねえムトーさん。それよりこれ見て」

箸が長い!!!

なんでこんなに箸が長いの?食べにくくない?

「はいはい、それでは説明しますね。まずここは地元のもんで地域を盛り上げることができんかなあと考え10年前に始まったサロンです。ほらメイドカフェてあるでしょ。そこからヒントを得まして、そこで3つの意味で考えました」

番頭さんの話の最中に突然スマホで写真を取り出す自由なイナちゃん。

「最初はメイドさんのメイドね。あとはメイドイン棚底のメイド。ご覧の食材はすべて棚底の食材を使用しております。そして最後は…

冥土の土産のメイド

そして気になるこの長い箸ですが、何やら冥土に行った場合、このような長い箸しかないのだとか。

あまりにも長すぎて目の前に食べ物はあるのに食べうことができない、そこで向かいあう人に互いにアーンすれば万事解決するという寸法です。

「だからね、ここで練習しましょう。はい!向かいあう人にアーンしてあげてください」

まずはトシちゃんから伊藤にアーン

次は伊藤からトシちゃんにアーン

次はムトーからイナちゃんにアーン

イナちゃんからムトーにアーン

まるで合コンのようなゲームようなこのシステム。「なんかまじないごたるもん」とはきっとこのことでしょう。

「これでもう冥土に行く準備はバッチリ」とお墨つきをいたいたところで、通常サイズの箸が配られいざ実食!

もう

食いこなさんほどの

品数!!

どれもこれもめっちゃ体に沁みて美味しいんです。

取材日は比較的暖かい日ではあったのですが、屋外ということもありだご汁を温め直してくれました。優しい。

帰りには

「冥土の土産よ」

ってお土産まで。中身は塩でした。

爆笑間違いなしのツアー

こんなに笑ったの久しぶりだなってくらい終始爆笑だった棚底ツアー。

棚底の魅力は現地に行ってこそ本領を発揮します!ぜひご家族ご友人お誘いあわせのうえお楽しみください!

また今回ご紹介した棚底地区をはじめとして、天草エリアには雲仙天草国立公園の魅力をガイド付きで楽しむプランが他にもたくさんあるんです。

こちらもぜひご覧ください。

詳しくはこちら

石垣のまちなみ「棚底地区散策」と天草最高峰「倉岳&矢筈岳」ライトトレッキング

運営会社

・株式会社KASSE JAPAN
・棚底案内人の会(棚底地区振興会)
・倉岳トレイルクラブ

ライター紹介

ムトー

ムトー

肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。

このライターが書いた他の記事

肥後ジャーナルをSNSでフォローする

肥後ジャーナル 編集部のおすすめ記事

ワンピース像の前で記念撮影をしている人は日本人より外国人の方が多いんじゃね?説

PR

2024.07.07

【熊本市節水市民運動】1日の水の使用量210リットルを熊本市が目指してるらしいから節水生活をやらせてみた結果……

2024.07.01

PUBLIC RELATIONS

ワンピース像の前で記念撮影をしている人は日本人より外国人の方が多いんじゃね?説

PR

2024.07.07

【熊本市節水市民運動】1日の水の使用量210リットルを熊本市が目指してるらしいから節水生活をやらせてみた結果……

2024.07.01

肥後ジャーナルをLINE@で友達追加!

右のQRコードをスマートフォンのカメラで読み込んで、肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

qrコード

ID:@higojournal