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【東区】ほっこりニュース!ゾウのフンからジャンボかぼちゃ!? 熊本市動植物園で育った驚きの実り

ライター:ひらの ひらの
キーワード:

ゾウのフンから、ジャンボかぼちゃが育ちました。

「何を言ってるんだ」と思った方、大丈夫です。

私も最初はそう思いました。

でも本当に育ったんです。

熊本市動植物園で起きた、ちょっと不思議で、なんだかほっこりするお話をお届けします。

ゾウのフンからジャンボかぼちゃ 小さな種がつないだ命のリレー

(出典:熊本市動植物園Xアカウント)

この事件を知ったのは熊本市動植物園の公式X。

なんてほっこりかわいいニュース!

お話を聞くために早速熊本市動植物園に行ってまいりました。

暑い!この日の熊本は37度。

照りつける日差しの中、「ゾウさんは元気かなぁ」と思いながら向かいました。

るんるんるーんという感じで外に出てきてくれたのは、エリちゃん!

今いるゾウは2頭で、見分け方はこちら!

エリちゃんは、江津湖の風を浴びながら、豪快に「もぐもぐタイム」を見せてくれました。

ハロウィンイベントでプレゼントされたジャンボかぼちゃ

昨年10月、熊本市動植物園のハロウィンイベントで、

アフリカゾウのマリー(46歳)とエリ(45歳)にジャンボかぼちゃがプレゼントされました。

(これはいつものご飯)

そのとき食べた一粒の種が、

思いがけない形で季節を越え、再び2頭のもとへ帰ってくることになったのです。

その経緯とは?

今年5月、飼育員さんがゾウのフンなどを置いている場所で、小さな芽を見つけました。

「おや?」

そんな小さな気付きから見守り続けると、いつのまにかかぼちゃの実が成っており、

どんどん大きくなりそれは7月には立派なジャンボかぼちゃへと成長しました。

それがこちら

どーーん!!

飼育員の荒川さんによると、ゾウは食べ物を十分にかみ砕かないことがあり、

消化されなかった種がフンと一緒に排出されるそうです。

今回のジャンボかぼちゃも、

排出された種が土や水分、日当たりなどの条件に恵まれたことで発芽し、立派に育ったのでしょうとのことでした。

(今回、キリンのお部屋での取材。「なんしよると~」と言わんばかりにキリンさんが私達を眺めていました)

実は自然界でも、ゾウは果実を食べ、その種をフンとともに運ぶことで植物を増やす大切な役割を担っています。

何十キロも移動する間に種を遠くまで運び、栄養たっぷりのフンが発芽を助けるため、

生態学ではゾウのような動物を「種子散布者(しゅしさんぷしゃ)」と呼びます。

今回、熊本市動植物園で育ったジャンボかぼちゃも、

そんなゾウの働きを感じられる、なんともほほ笑ましい出来事でした。

ほんの一粒の種がゾウのおなかを旅し、季節を越えて大きな実をつけたほっこり事件。

ここまで大きなかぼちゃが収穫できたのは「熊本市動植物園」では「初」とのお話でした。

まるで命がバトンをつないだような、自然からの小さな(でっかい)贈り物です。

全国がほっこりしたニュース

この出来事を熊本市動植物園の公式Xで紹介すると、

「エイプリルフール?」「絵本のお話みたい!」「すごい!」などの声が相次ぎ、

投稿は7月22日現在で64万回以上表示、約1.3万件の「いいね」を記録。

飼育員さんも「通知が鳴り止まなかったです」と笑顔で振り返るほど、大きな反響を呼びました。

成人男性の長靴と比較。でっかい!

高さ約50cm。

横幅約40cm。

大きさもさることながら、私の手では押してもびくともしないほどの重さ。

20キロから30キロくらいかなぁとのお話でした。

育ったジャンボかぼちゃは、

夜の動植物園の「もぐもぐタイム」でマリーとエリにプレゼントされる予定ですよ!

人間なら少し複雑。でも、、、

人間なら「あなたが出したものから育ちました」と言われると、少し複雑な気持ちになります。

でも、相手がマリーとエリだと「かわいい」「また食べてね」と思ってしまうから不思議ですよね。

そんな人間たちの驚きや喜びをよそに、

この日のマリーとエリは目の前のご飯をゆっくり味わい、いつもと変わらない穏やかな時間を過ごしておりました。

自分たちが運んだ小さな種が、多くの人を笑顔にしたことなど知る由もなく、

その、のんびりとした姿を見ると「むぞらしかねぇぇぇ」と思わず頬がゆるみ、行き場のない愛情があふれてしまうのでした。

夜の動物園が行われます!

(出典:熊本市動植物園HP)

夏の人気イベント「夜の動植物園」もいよいよ始まります!

開催日は7月25日(土)、8月1日(土)、8月8日(土)、8月12日(水)、8月15日(土)、8月22日(土)の全6日間です。

開園時間は9:00~21:00(最終入園は20:30)。

ゾウのもぐもぐタイムスケジュール

さらに注目したいのが、ゾウの「もぐもぐタイム」。

運が良ければ、ゾウのフンから育ったジャンボかぼちゃを、再びゾウが食べる姿が見られるかもしれません。

ゾウのもぐもぐタイムは

7月25日(土)、8月1日(土)、8月15日(土)、8月22日(土)の各日18:00から

を予定しています(内容は変更になる場合があります)。

ゾウのおなかを旅した種から育ったジャンボかぼちゃを、そのゾウがもう一度味わう――。

そんなちょっと不思議で心温まる光景に出会えたら、とてもラッキーです。

ぜひ、この夏は熊本市動植物園へ足を運んでみてください。

熊本市動植物園

住所

熊本市東区健軍5丁目14-2

営業時間

9時~17時

火曜日定休日

定休日

火曜日

駐車場

あり

HP

熊本市動植物園

電話番号 096‐368‐4416

ライター紹介

ひらの

ひらの

本が好き、映画が好き、作る事が好き、でライターに辿り着きました。 熊本県以外に住んだことがない、肥後純血種。

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