【球磨郡多良木町】沼案件。寝台列車の世界を気軽に満喫できる「ブルートレインたらぎ」に泊まってみた!
公開日: 2024.02.22
ライター:川上みなさまこんにちは。
ストレス発散は旅!川上です。
最近、寝台列車が気になっています。いつもは座っているだけの電車に泊まれるってなんだか特別感があってワクワクしませんか?
どーしても気になる!熊本にないのだろうか、と探してみたところ…
発見したのがこちら
「ブルートレインたらぎ」
2009年3月まで実際に使用されていた寝台特急「はやぶさ」をリニューアルした簡易宿泊施設です。
これは…!と気付いたら多良木町にいました。
多良木にある簡易宿泊施設「ブルートレインたらぎ」
目的の「ブルートレインたらぎ」は多良木駅のすぐ近くにあります。
まるで駅!
2009年3月に廃止された寝台特急「はやぶさ」がそのまま宿泊施設になっているので、見た目は列車そのまま(当たり前ですが)。
これは、間違えて乗り込んでしまいそうです。
寝台列車の中ってどうなってるの?
早速、中を探検しましょう!
まずはフロントへ!フロントでは宿泊受付だけでなく、ブルートレイングッズも販売されています。歯ブラシやタオルなどもあるので、宿泊グッズを忘れた方も安心。
同じフロアには共通スペースがあります。宿泊スペースでの飲食、飲酒は禁止なので、こちらを利用します。
次は車掌室!子どもの頃、入ってみたい!と思ったことがある方も多いでしょう。
スタッフの方にお願いすると中に入ることができるんです!
その当時の設備がそのまま残っていてとても貴重。自由に触ったり、撮影してOK!
これはテンション上がる!
それでは、今度は宿泊スペースへ。
宿泊用の客室は2種類あります。1つが開放型4ベッドタイプ。
座席の両側に2段ベッドが設置してあって1部屋で4名が一緒に宿泊できます。
同じ空間で寝るのは、なんだか修学旅行みたい!
もう一つが個室タイプ。個室は1階の部屋と2階の部屋が交互に作られています。こちらは1階のお部屋。
こちらが2階のお部屋。扉を開けると目の前が階段。その上が
ベッドです。1部屋を1人で使えるなんて贅沢な気がしてきました。
この開放型4ベッドタイプの部屋と個室タイプの部屋はどちらも1泊3,140円で泊まれます。通常のホテルと比べるとかなり格安です。
トイレは共同ですけど、新しく設置されたのでキレイだし
洗面台も広いし言うことなし!
想像以上に快適過ぎる
今回、個室タイプの部屋に泊まりました。カラフルなベッドはどこかエモいし、映える!
客室内には鏡にテーブルが取り付けてあります。朝のお化粧もこれでばっちり!
1番不安だったのがコンセント。しっかり2個付いています。Wi-Fiも無料で使えます。
部屋は想像よりも広く、足を延ばしてもこの通り。快適過ぎます。
ブルートレインたらぎにお風呂は付いていませんが、宿泊料には1回分の入浴券もサービスで付いてきます。
入浴は、ブルートレインたらぎの目の前にある「多良木町ふれあい交流センターえびすの湯」へ。思いがけず大きなお風呂に入れて満足感がさらに高まります。
まだまだ多良木町の夜は簡単に終わりません。ちょっと歩くと、個性的なラベルの焼酎でお馴染みの「みなみ酒店」。こちらで球磨焼酎を入手して列車飲みをしてもいいし、
スナック街でお酒を嗜んでもいいし。存分に多良木を楽しめます。
目的地がなくても乗れる寝台列車
寝台列車初心者が簡易宿泊施設「ブルートレインたらぎ」に泊まってきました。
✅思いっきり足を延ばせる客室
✅トイレ・洗面・鏡台・コンセント・Wi-Fiなど充実した設備
✅歯ブラシやタオルも購入可能
✅無料で銭湯にも入浴可能
✅飲食店からも近い
簡易宿泊施設というのだから不便な部分もあるのだろう。そう思っていたこの前の自分が恥ずかしくなる快適さ。
なによりも、現役の寝台列車であればどこか目的地がないと利用しないものですが(全員がそうだという訳ではありませんが…)、「ブルートレインたらぎ」なら目的地がなくても気軽に利用できる!
そんな魅力的な場所でした。
ブルートレインたらぎ
住所 | 熊本県球磨郡多良木町多良木1534-2 |
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ホームページ | |
電話番号 | 0966-42-1120 |
ライター紹介
川上
理系育ちの元研究者で元バンドマン。人見知りなのにグルメサイト、広告代理店の営業をして熊本県内を回っていた経験あり。ほとんどの場合年下に見られるが昭和生まれ。特技はお酒飲んだら友達が増えている事。
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