【玉名郡和水町】敢えてヴィジュアル系ラーメン屋と呼ぼう!昭和生まれにぶっ刺さるヴィジュアルの「恵比寿ラーメン」で和む
公開日: 2023.09.30
ライター:伊藤どこの町にも、昔っからある趣きたっぷりなラーメン屋ってありますよね。
玉名郡和水町の江田船山古墳公園の道向かいにある、「恵比寿ラーメン」が当にそれ。
ほら↓
看板をひっぺがしたら、中から違う看板が出てきた!みたいな看板でしょ。
外観だけでなく店内も趣きたっぷりですので、この手のラーメン屋さんが好きな方は読んでいただきたいです。
ラーメンとキムチ焼き飯
では、早速お邪魔します。暖簾のフォントが、なんとなくお化け屋敷で使われるフォントっぽい。
入り口入って左手にお座敷。あとはカウンターのみです。
店内暗ぁ!
カウンター上に照明がぶら下がってますが、点いてません。いいんです、それで。
メニューが↑
値上げして、この値段です。
毎月1日は恵比寿デー。メニュー写真をもう一回見直してください。何かしらの間違いに気づくはずです。でも、いいんですそれで。
ラーメンとキムチ焼き飯を注文しました。
待ってる間に、キョロキョロしてるとパンチ力のあるチラシを発見…あとで触れますね。
はい来ました、ラーメン。どんぶり手前がドス黒いですねー。そこは
マー油ときくらげです。
あとはチャーシュー2枚と玉子。シンプル。いいんです、それが。
麺は軟め、表面なめらか系ストレートです。
あっさりとコッテリの間をいく、程よい豚骨具合のスープ。
マー油の香ばしさが際立つ味だと思いました。飾り気のない味に、一抹の懐かしささえ感じます。
キムチ焼き飯もほぼ同タイムで、オン・ザ・テーブルいたしました。
あれ???
キムチ焼き飯注文したんだけどなぁ…キムチがない、間違わしたかなぁ。
まいっか、いただきます。
と、口に入れたら
めちゃキムチぃ!
なんこれ、どんなマジック使ってんのぉ。キムチ漬物感はほぼ皆無なのに、キムチの味がちゃんとする!
しかもパラパラ焼き飯ではなく、ウェットさを残したモチっとした食感の焼き飯です。好きです、これ。(米は和水町産)
途中スープを絡ませながら食べると、より大きな多幸感を得られるに違いありません。(←個人差はあります)
恵比寿様の顔にモザイクかかったみたいになっていて、鯛を密漁した人のようになってるのは、この店なりのサービス精神だと思います。
ラーメンを作り終えたご主人は、ずっと「ぽかぽか」に釘付けでした。
昭和62年(1987年)創業
40年ほど前に、四方寄町にあった恵比寿ラーメンで修行して、暖簾分けしてもらったので「菊水店」となっているそうな。
その本店は、もうない。
そしてもう一つ
「菊水町」も、もうない。
菊水町(きくすいまち)は、熊本県の北部にあった町で、2006年3月1日、隣の三加和町と対等合併して和水町となった。 (Wikipediaより)
和水町の道の駅は「きくすい」です。
大盛りラーメン(L)
大盛りラーメンのサイズには、MとLがあります。
Lサイズってどのくらいのドンブリで出てくるのか見せてもらいました。
でかっ!!
つーかこれで700円ですか。
近所にあったら、毎日通うレベル。
ヴィジュアル系???
ラーメンが来る間に、店をキョロキョロしてて見つけたチラシが
こちら。「セーリング」というバンドみたいで、このお店に来たのだろうか。ヴィジュアル系のバンドっぽい。
けど
4曲入りアルバムの曲名に
二人のはしご酒
って思いっきり演歌だろそれ!
と突っ込みながら、無性に聴きたくなりました。
そして発見しました
なんと現役!メタルも演歌も歌いこなすハイトーンボイスが売り…やばい…HPにアップされてる曲、全部聴いてしまった…。
てなわけで、江田船山古墳で古代ロマンに浸った後は、恵比寿ラーメンで腹を満たして欲しいです。
恵比寿ラーメン 菊水店
住所 | 〒865-0135 熊本県玉名郡和水町瀬川3611−2 |
---|---|
営業時間 | 11時から19時 不定休 |
駐車場 | 店前に数台 |
電話番号 | 0968-86-2954 |
ライター紹介
伊藤
演劇の先生やったり、アニソンやメタルのDJやったり、バンドやったり、サブカル好き思春期48歳独身。健康診断で中性脂肪が赤信号だったので、たまにジョギングすることにした。やっぱり犬が好き。
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