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河内町のスーパー「シトラス」でしか買えない【エナジー餃子】がインパクトありすぎたので作った人に話を聞いてきた

ライター:肥後ジャーナルライター 肥後ジャーナルライター

パリッ、モチッとした皮の中から肉や野菜のうま味がたっぷり、ジューシーな肉汁が溢れ出る…。中身や調理法を変えれば色んな味や食感を楽しめる、無限の可能性を秘めた食べ物。それが餃子。

しかし、あなたは知っているだろうか。西区河内町にエナジー餃子と呼ばれる餃子があることを…!


一見普通に美味しそうな餃子

一見、何の変哲もないめちゃくちゃ美味しそうなこちらの餃子。強いて言うなら、具がたっぷり詰まってそうに見えるくらい。

いざ食べてみると…あれ? なんか違う。試しにもちもちの皮を割ってみると…

に、ニンニクが一片入っているーーーーーーーーーーー!!!!

その大きさは、餃子の半分以上。焼いた時に、ニンニクが一片入っているなんて誰が想像したでしょうか。こんなインパクトがあり過ぎる餃子は、作っている人に話を聞きに行かないともったいない。

せっかくなので生みの親に話を聞きに行ってみた

と言うことでやってきました、河内町で愛されるスーパー「河内ショッピングセンター シトラス」。

店の奥に進むと精肉コーナーがありますが…。

ポップからインパクトありまくりな「エナジー餃子」(税抜き650円)を発見!今までこんなに主張が激しい餃子が未だかつてあったでしょうか。

「エナジー餃子」は、スーパー奥の調理場で作られているそうなので、早速突撃。

しかし!! ここで問題発生。エナジー餃子を作るのは週2日のみで、突撃した日は違ったのです。が、ニンニクが入っていない「エブリー餃子」を製造中でしたので、見学させてもらうことに。

タネを量りながら乗せ、

パッパとタネを包んでいきます。この鮮やかな捌き方。

あっという間に完成したところで、皆さん気づきましたでしょうか。なんかいつもの餃子と違うことに。そりゃこれはニンニクが入っていないけど、ネギたっぷりだし、タネがいっぱい詰まっているので違う餃子ではあるのですが…。

「実家ではこの包み方だったので、これに慣れてしまっているんですよね〜」

ここで冒頭の写真を見てみましょう。そう! 餃子の皮は中央部に向かってひだを作っています! 

ちなみに、お隣で一緒に包んでいるらしい義母様は、今でこそチャッチャと作られますが最初は大変だったそうです。

口の中がニンニク臭になっても食べたい「エナジー餃子」

餃子自体も去ることながら、パッケージもインパクトがあり過ぎる「エナジー餃子」

元々農家だったご主人の寺本さんは、実家の精肉会社を継ぐためにUターン。現在も山都町で農業を続けていますが、お店の看板メニュー商品を作ろうとなった際「熊本県産の食材を使って、とにかくインパクトのある商品にしたい」とニンニク一片を入れることを思いついたそうです。

ちなみに材料には、熊本の地酒・赤酒が使われていますが、奥様のご実家の味だそう。砂糖変わりの甘さやニンニクのコク深さを引き立ててくれるそうです。

「エナジー餃子」は冷凍で売られていますが、家で焼いて食べると、ホクホクしたニンニクが堪能できます。

口の中がニンニク臭になってでも食べたいこのクセある味をぜひ味わっていただきたいです!!

河内ショッピングセンター シトラス

営業時間

9:00~21:00

定休日

不定休

住所

〒861-5347 熊本県熊本市西区河内町船津2032−4096-278-3777

電話番号 096-278-3777

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