合志市御代志にある中華料理店「ふぁんてん」。とても目立つ看板なので気になっている人も多いのではないでしょうか。どこか怪しげでふあんになっちゃうお店ですが、チャンポンが一風変わっていると聞いて、勇気を出して行ってみました！

合志市御代志にある中華料理店

熊本電鉄の路線を線路沿いに進んで、終点御代志駅を少し超えると、左手に見えてくる「ふあんてん」の看板。

昔ながらの外観に「今もやってるんだろうか…」と少し不安になりながら店内に入りました。

ばっちり営業中でした！どことなく趣のあるカウンター席に、テーブル席、

円卓のお座敷まであり、広々としていました。

漫画も置いてあるのが昔ながらの大衆食堂感ありますよね。なんかちょっとうれしい気分です。

出汁に昆布2kg！？こだわり抜いた特製チャンポン

メニューを見ると、焼めし、中華丼と中華料理が並んでいます。

一番人気は日替わり定食（税込750円）だそうで、入り口に見本がおいてありました。
ご飯に揚げ物に焼きそばと炭水化物でお腹いっぱいな感じのメニューで男心がくすぐられます。

ですが、今回の目的はチャンポンです！！

出てきたチャンポンを見てびっくり！麺と野菜の上に、ふわふわの玉子が乗っかり、さらにネギなどの薬味が乗り、その上これもかというくらいたっぷりのコショウがかかっています。

しかし、このコショウ。辛味の無い白胡椒で、風味だけが引き立っているんです。

こんな、ふわふわな玉子が入ってるチャンポンなんて、初めてみました。

かなり具沢山で、野菜の他にかまぼこなども入っているほか、イカがゴロゴロっと入っていました。

スープも寸胴で2kgの昆布からとったもので、市販の出汁は不使用。特徴的なふわふわ玉子も甘みを出すために入れているのだそうです。

なんで「ふぁんてん」？店名の由来

看板も相まって、気になる店名ですが。「ふぁんてん」と2文字目は小さい「あ」が正しい店名。
「中国語の飯店ですか？」と尋ねると「それは日本語でホテルみたいなところ！昔、京都で働いていた中華料理屋さんから名前をとったんです」と店主。
地域から愛される昔ながらの中華料理店でした。

営業時間は11時～14時のランチタイムのみですが、一風変わったチャンポンをぜひご賞味あれ！

ふぁんてん