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前の職場で、おいしいおいしいあんぱんの差し入れをいただいたことがありました。

香ばしく焼き上げられた生地に、たっぷりあんこがつまった幸せの味…これってどこのパン?と尋ねると、返ってきた答えは「行徳パン」。

その日から、しかと脳裏に刻まれた「行徳パン」が、現在、日本酒「崇薫」の大吟醸の酒粕を使った食パンやあんぱん、アマビエパンを発売されているとのこと!なんだかすごいぞ「行徳パン」!ってなことで、早速、パンを買いに行ってみました!


バリエーション豊富で迷うほど!お手頃価格のパン

中央区新屋敷にある「行徳パン」。創業は昭和5年で、昭和21年からこちらの店舗で営業されているという、老舗のパン屋さんです。

テイクアウトのお店ではありますが、新型コロナウイルスの影響で、入店は2組まで、マスクの着用、アルコール消毒剤の準備や、トングやパン皿の消毒など、しっかり対策をとられています。

小さなかわいいパン屋さんですが、店内にはパンがい~っぱい!

ベーコンエッグや肉まんパンなど、お惣菜系のパンもほとんど150円程度と、お手頃価格です。

冷蔵ケースの中にも、チキンカツサンドやサバサンドなどのバーガー・サンドイッチ系が多数並び、みにロールサンドはなんと90円という安さ!!

社長が濟々黌高校のご出身ということで、「キナセンのクリームチーズ」など、濟々黌の焼き印が入ったシリーズも販売されており、こちらを目当てに訪れるお客様もいらっしゃるのだとか。

大吟醸の酒粕を使った食パン&あんぱん

そんな「行徳パン」で販売されているのが、日本酒好きの方にはおなじみの瑞鷹の「崇薫」の酒粕を使って作られたという「吟醸食パン」!

3枚入りで150円と、お手頃な量と価格で販売されています。

川上酒店から「崇薫」の酒粕を仕入れ、試作を繰り返しながら開発された食パンです。

現在、生クリームやはちみつをたっぷり使った高級食パンがブームですが、そういった高級食パンとは別の、甘すぎず、おいしくて柔らかい、「行徳パン」らしいパンを作ろうと、開発された商品だそうです。

実際に食べてみると…おおぉっ!ふんわりと酒粕の香り!

甘酒のようなふくよかな香りが感じられ、触った感じはふわふわやわらかそしてしっとり!

噛んでみると、もちもちっとした弾力まであって、これはおいしい!!!

いやはや、ここまで酒粕の香りが堪能できるとは思っていなかったので、びっくりです!

甘みも強くなく、自然な甘みなので、重くもなく、飽きも来ず、サンドイッチなどにも向いてそう…いやいや、でも、サンドイッチにしたり、ジャムをつけるのさえもったいない!と思うほど、そのまま食べておいしい食パンです。

酒粕を使った酒粕あんぱん(150円)も食べてみましたが、こちらもふんわりと甘酒のような香りがして、まるで甘酒まんじゅうのようなパン!

あんこも、端から端までぎっしり入っていて、「さすが行徳パンのあんぱんだー!!」と、しみじみ感動するおいしさ!

美容や健康にも良いとされている酒粕を使ったパン、クセになりそうな味で、日本酒好きの方にも、ぜひ試していただきたい一品です。

疫病退散!アマビエパン

そしてこちらが、4月末に発売されたばかりという、アマビエパン!

コロナウイルスの一日でも早い終息を願って作られているパンです。

アマビエ様の体内には、カスタードクリームがたっぷり!子どもの頃食べて、なんだか贅沢な気分になったクリームパンそのものの、どこか懐かしく、ほっとする感じのパンでした!

アマビエパンを作られている、社長の次男・行徳佑(たすく)さんは、キャラクターのパンがお得意で、このアマビエも、絵を見ながら、ちゃちゃっと描かれているそうです。

チョコの入ったネコちゃんパンや、サクサクのクッキーなども人気です。

アマビエパンパワーで、本当に一日でも早く、今まで通りの日常が戻りますように!そう願いながら、おいしくいただきました!

町のパン屋さんならではの、楽しい!おいしい!行徳パン。日々、進化を続けられていて、値段以上の味に満足できるパン屋さんです。

行徳パン

営業時間

8:00~19:00

定休日

土曜日

※5月2日~5日まではお休みとなります。

駐車場

あり

電話番号 096-364-0562

ライター紹介

ちえ

ちえ

熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。

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