鶴屋裏「はとやカレー」は隠れた名店!開いてたらラッキーだからとりあえず入って!
公開日: 2020.06.15
ライター:羽田さえお店の前を通りがかって気になってはいたけれど、なぜかいつも閉まっていてなかなか行けなかったカレー屋さん「はとやカレー」。
調べてみたところ、6月の営業日は全部で9日間だけ。
開いている日をねらい撃ちして行ってみたら、おいしいカレーに出会いました。知る人ぞ知る名店、発見です。
場所は天外天の2軒隣
「はとやカレー」があるのは熊本市中央区安政町。
鶴屋の裏手、ラーメンの「天外天」の2軒隣にあたります。CURRYという看板がかかっています。シンプル!
カウンターのみで全6席の小さなお店。隠れ家っぽくていい感じです。
これまで何度か通った時は、シャッターが下りていました。大きな看板などはないので、カレー屋さんだと気づかない人もいるかもしれません。
6月の営業カレンダーが貼られていました。お店のInstagramまたはTwitterにも営業予定が出ているので、事前にチェックしてから行くのがおすすめです。お店には電話もないので要注意です。
6月の営業日は全部で9日。もし通りがかりに開いていたら、迷わず入っておきましょう。
野菜の旨みたっぷりのカレーを実食!
はとやカレーは、ベースのカレー(税込800円)に好きなトッピングを追加するスタイル。テイクアウトもあります。
一風変わった品ぞろえのトッピングはどれも気になるけれど、今回は2人で行っていたため、ひとつは「青ねぎ(税込100円)」と「焼きチーズ(税込150円)」、もうひとつは「ウインナー(税込200円)」と「パクチー(税込100円)」を選びました。
まずはウインナー&パクチーのカレーです。大きなウインナーが3本も付いてボリューミー!
ルーは見た目には普通というか実家っぽいビジュアルながら、しっかりスパイスが効いていて香り豊か。旨味とともに、じんわりした辛さが追いかけてきます。
この独特のルーには、セロリや長ネギなどの香味野菜が入っているのだそう。ほんのりと野菜の甘味も感じられて、奥深いおいしさです。
大きめの豚肉がたっぷり入っていて、食べごたえも充分です。
ウインナーはしっかり燻された大人の味。パクチーとも相性が良く、クセになる味わいのカレーでした。
カレーに青ねぎ、アリでした。
こちらも見た目のインパクト充分な、青ねぎ&焼きチーズのカレー。
たっぷりの青ねぎが添えられて、何だか不思議な雰囲気です。
焼きチーズはバーナーで豪快にあぶります。香ばしいチーズって、食欲をそそりますね。
カレーライスに青ねぎという取り合わせは珍しく感じるけれど、意外なほど違和感なくまとまっています。カレーに青ねぎ、ありです。
ルーに香味野菜がたっぷり入っていること、スパイスがしっかり主張していることが功を奏しているのかもしれません。
パクチーや青ねぎ、炙ったチーズなどちょっとクセのあるトッピングにも負けず、しっかり調和するカレーです。
「はとやカレー」の名前の由来
絶妙なゆるさがかわいい「はとやカレー」という名前。由来について聞いてみました。
こちらがマスターの出来田(できた)智史さん。カメラを向けたら全力でバナナ持ってくれました。何だかバナナにピントが合っていてすみません。
お店の名前は、昔この場所で出来田さんのおじいさまが「はとや」という薬局を営んでおられたことに由来するのだそう。
なぜ「はとや」なのかと言えば
「鶴屋」の裏だから「はとや」
なのだそうです。何それかわいい。遊び心があって素敵な名前ですね。
まとめ
鶴屋の裏手、知る人ぞ知る名店「はとやカレー」。開業からまもなく1年を迎えます。
一見ふつうっぽいのに深みがあってスパイシーな、おいしいカレーのお店でした。
月に10日弱しか開いていないので、通りがかりにオープンしていたらラッキーです。
カレー好きな人は、とりあえず入ってみてください。きっと通いたくなりますよ!
はとやカレー
所在地 | 熊本市中央区安政町2−15 |
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営業時間 | ランチ 11:30~14:30 |
定休日 | 不定休(お店のInstagram・Twitterで当月の営業日を公開中) |
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