熊本のお菓子といえば「蜂楽饅頭」。はちみつの入ったあんこが絶品で、おやつや差し入れにもぴったりですよね。でも、外観だけだとどれが黒あんで、白あんなのか分からなくないですか?今回はどうしても黒なのか白なのか見分ける必要があったので徹底的に調べてみました。
蜂楽饅頭の黒あんと白あんの見分け方
こんにちは、肥後ジャーナルの山田です。
私はいま、どうしようもなく悩んでいます。
目の前には2つの蜂楽饅頭。どちらかが黒あんで、どちらかが白あんです。
どっちが、どっちなのか分かりません。
私は黒あんも白あんも大好きなので、正直どっちでも良いのですが、今、これを見極める必要があるのです。
それは、つい数分前の話。
こちら、編集長のムトーが「山田さん、お土産にもらった蜂楽饅頭があるから食べていいよ。黒は私のだから残しといてね」なんて言うんです。
これに軽い気持ちで「はーい、いただきまーす」なんて返して、見てみると残り2個。2択。
これでうっかり私が黒あんを食べてしまった日には大惨事。般若の顔が目に浮かびます。最悪、冷凍食品の回転焼きとか買ってきてしれっと置いておけば気づかずに食べる気もしますが、バレたときは怒髪天を衝くってやつです。食べるの忘れて帰ったと思ってどっちも食べたら3日後くらいに思い出して「ねぇ私の蜂楽饅頭は?」とか言い出しかねないし、食べずに置いといてムトーが白あん引き当てても「あんたが先に食べんけんたい!!」って文句を言われます。本当に慎重に扱うべき事案なんです。もう何この理不尽。
という、どうしようもない事情により、皿の上に残った2つの蜂楽饅頭をただただ見つめる30歳の男。
ちなみに、割って確かめるなんて危険な真似はできません。万が一、2個とも白だった場合は運がなかったと腹をくくるしかありません。どーすんのこれ、本当に。
まずは重さを比べてみる
とはいえ、見た目じゃどっちがどっちだか分かりません。手前の焦げてるところが黒あんに見えましたが、ただ焦げているだけのようです。
まずは重さを比べてみましょう。秤があればよかったのですが、そんなもんありません。素手でもっちゃいましたけど、さっき手を洗ったばっかりだから大丈夫でしょう、多分。
重さの違いは分かりません。冷静に考えたら、重さが違ったところでどちらが黒か白かなんて分かる気がしません。
匂いを確かめる
続いて、匂いを嗅いでみます。中の餡子が違うので、きっと匂いも違うはずなんです。
こんがり焼けた香ばしくて美味しそうな生地の匂いがします。どっちも対して変わりません。
……どうしようこれ。
ライトで照らしてみる
そして、ひらめきました。部屋を暗くして、ライトで照らすと、生地が透けて若干、なかのあんこの色が分かるのではないかと。
気泡の隙間から、若干、本当に若干ですがあんの色が分かる気がします。
写真だと非常に分かりづらいですが、こっちが白あんです。多分。きっと。おそらく。
いざ 確認を
では、早速割ってみましょう。これで黒だったら、早退します。
おっっしゃーーーーーーーー!!!!!
白あんだーーーーーーーー!!!!!!!!!
結論 暗いところでライトで照らして観察するとなんとなく分かる気がする
ということで、蜂楽饅頭は暗いところでライトで照らして観察するとなんとなく中のあんこがどちらか分かる気がします。
なんか、饅頭1つ食べるのに相当神経使った気がします。
ちなみに、後日お店に立ち寄っておばちゃんに「黒あんと白あんの見分け方ってありますか?」って聞いたら「なかよ!」と断言されました。もっと良い見分け方をご存知の方はぜひ教えて下さい!
記事シェア