宇城市の海沿いを走っていると、桂原古墳という看板があり、気になったので行ってまいりました。
桂原古墳とは
桂原古墳の読み方は「かずらわら」古墳との事。
わりと新しい看板がこんな風に出ていたら気になりますよね。道の駅不知火から車で3分程の場所です。矢印の方向に曲がります。
おおっと!道はいきなり狭くなります!
大きい車は通れませんのでというか車は厳しいです。農作業の方優先ですので、そちらを配慮して看板から入ってなるべく早めに路肩に車を停めて歩くのをおすすめします。(軽一台が置けるちょっとしたスペースがありました)
畑の道を登ります。結構足がつらくなるので、運動靴をお薦めします。
空の青とみかんの黄色が美しいです。春の風がふーっと吹くと、洋服の内側の汗ばんだ身体が涼しくなり、あーやっと冬が終わったんだなぁとしみじみと思います。
到着
坂道を上ること10分未満。途中に看板などはなく、不安になりますが、ナビをみながら歩いてみましょう。迷うようなことはないと思いますが、「不安!!」にはなります。
着きました!!日頃運動をしているつもりですが、わりと疲れました。
畑の中にどんっと建っております。案内の写真とは違って、頭がぼさぼさとしていました。散髪は随分していないようですね。
ぼさーーーっ!!
古墳の周りもかなりの枯れ枝などがあり、バキバキと突き刺さる感じで、危ないので近くには近寄れませんでした。
この扉が何ともまた。勿論これは近代の物ですが、アメリカの人気ドラマ「ロスト」の地下の入口を彷彿とさせ、不思議な感じです。
中を見る事は出来ませんが、
玄室には顔料による彩色と線刻による船の線刻文様があるそうです。海が近いので船に乗っていた方のお墓でしょうか。その絵は
帆が張られたり、何本もの櫂(かい)が突き出したり、船首が二股に分かれた構造だったり、様々な種類の船が何隻も描かれています。
宇城市ホームページより
古代にも船があったんですよね。どんな服装だったのかな、どんな船だったのかなと色々と想像が出来ます。
古墳はぼさぼさですが、ここは本当に景色が素晴らしい。こんなに高い所に岩をたくさん運んで、古墳は作られております。
船の絵は見たかったなぁ、残念。
そう考えると
植木町の
骨まで愛して。産湯から墓場まで。~小野泉水公園から鬼のいわや古墳~【後編】 | 肥後ジャーナル – 熊本の今をお届けするメディアサイト (higojournal.com)
鬼のいわや古墳は中までバッチリ入る事ができるので、貴重ですね。
桂原古墳は熊本地震による影響もあったそうなので中に入る事は危険なのかもしれません。
宇城市ホームページによる桂原古墳玄室の船の絵の再現。
まるで
【芦北町】出会って5秒で即連行!「うたせ船」を知らない奴らと出航しようとした結果… | 肥後ジャーナル – 熊本の今をお届けするメディアサイト (higojournal.com)
こちらの芦北の記事にでてきたうたせ船にそっくり。
今も大昔も、海を行き交う船を想像し、深呼吸が出来る良い場所でした。
まとめ
古墳としては中も見れないので物足りなさがありますが、登ってみる価値はあります。
私が行った時は(3月)農作業の方はいらっしゃいませんでしたが、くれぐれもお仕事の邪魔にならないようにお願いいたします。車は危険です。なるべく手間に置いて歩いてくださいね。
桂原古墳
住所 | 宇城市不知火町長崎 |
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駐車場 | なし |
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