こだわり小麦粉のパン屋さん「Liberte Pain Kumamoto」が6月15日龍田にオープン!
公開日: 2021.06.16
ライター:ちえ竜田口駅近くを通るたびに見かけていた、モノトーンのオシャレな建物。
「なんだろう」とずっと気になっていたのですが、6月15日にパン屋さんがオープンするという情報を聞きつけ、早速行ってみました!
香ばしい匂いが漂うパン屋さん
6月15日にオープンした「Liberte Pain Kumamoto(リベルテパン熊本)」。
熊本大学から龍田方面へと向かう旧57号線沿い、熊大側から行くと、竜田口駅の先の左手側にあります。
早速、中に入ろうとドアを開けるやいなや、ふわ~っと小麦の香ばしい香りに全身を包まれます。
入ると真正面にカウンターがあり、ハード系のパンを中心に、多数のパンが並んでいました。
明太フランスやブラックオリーブといった、おつまみにもなりそうな、食事系のパン。
胡桃イチジクのクリームチーズや胡桃レーズンなど、ナッツやチーズ好きにはたまらないパンも…
宇治抹茶ホワイトチョコなど、ソフト系の甘いパンもあり、硬いパンが苦手なご年配の方々にも配慮されているそうです。
バケットやベーコンエピ、湯捏ね食パンやラスク等、品数豊富で、どれも食べたくなるパンばかり!
香ばしい香りに誘惑されながら、「あれも食べたい!これも美味しそう!」と悩んでしまいます。
「ビゴの店」で修業した若き職人
パン職人の山下翔馬さんは、高校生の頃に「パン屋さんになりたい」という夢を持ち、パン専科の専門学校を卒業。その後、あの有名な芦屋の「ビゴの店」や、福岡の人気店で修業されたあとに、地元熊本に戻り、若干26歳で独立。
パンを焼くオーブンはオシャレなレンガ調ですが、親切な業者さんが、使えなくなったオーブンの部品を入れ替え、翔馬さんのニーズに合うものに作り替えてくださったとのこと。
パンに使われている小麦粉は、全国的に希少価値が高く、入荷できる人も限られているという、北海道のキタノカオリで、本当に貴重なパンが食べられます。
お昼前はパンがどんどん焼きあがり、11時~11時半ぐらいの時間帯が、一番パンが並ぶ時間になるそうです。
これはおいしい!新しいテイストのパン
さて、早速こだわりのパンをいただいてみることに…
まずは、フォルムもかわいい湯捏ね食パン(ハーフ)。粉と塩と水だけで作られた、とってもシンプルな食パンです。
パンを切ろうと持ったところ、あまりのふかふか具合にびっくり!
少し押すだけでぎゅーっとつぶれていきます。中を触ってみると、指に吸い付くようなしっとり感もあり、なんとも不思議です。
そして食べてみると、超しっとりで、シンプルなのに美味!!
この食感、なにかに似てる…と考えていたところ、そうだ!カヌレだ!!と思いだしました。
まるでカヌレの中身のようなしっとり感で、予想の上をいく食パンです。
そして、あんバターファンの皆様、お待たせしました!!みんな大好き、あんバター!
丸くてかわいいフランスパンに、分厚いバターとたっぷりのあんこ。生地のもっちりふんわり感と、甘さとしょっぱさが絶妙に調和しており、これまたおいしい!
さらにびっくりしたのが、こちらのほうじ茶栗。
予想していたよりもずっと、ほうじ茶の味が濃厚で、素晴らしい香り!そこに、自家製の栗の渋皮煮が練り込まれていて、大人の味わい…かなり好みでした。
こだわり小麦と独自の製法で、素材の味を生かしたパンが食べられる「Liberte Pain Kumamoto」。
今後、季節の野菜や果物を使ったパンも作って、熊本の魅力を発信していきたい!とのこと。今後の進化も楽しみなパン屋さんです。
Liberte Pain Kumamoto(リベルテパン熊本)
営業時間 | 9:00~16:00(売り切れ次第終了) |
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定休日 | 日・月曜日 |
駐車場 | 3台あり |
電話番号 | 096-200-2417 |
ライター紹介
ちえ
熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。
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