*
とじる
*
とじる
*
とじる

人が集まり笑顔ほころぶ!優しい時間が流れる山鹿の絵本カフェ「METRO CAFE(メトロカフェ)」

ライター:ちえ ちえ
キーワード:

山鹿市にある八千代座のすぐ近くにある趣のあるカフェ。

酒造の店舗を改装して作られた「METRO CAFE」は、体に優しい食事のほか、たくさんの絵本も並ぶ、ほっとくつろげる場所でした。


奥には酒蔵!歴史ある建物を改装してつくられたお店

山鹿市中心部の豊前街道沿いにある「METRO CAFE」。とても趣のある外観ですが、こちらは昭和の末まで営業されていた吉田酒造の、お酒の販売店舗だった場所です。看板の「天聽」は、吉田酒造で造られていた清酒の銘柄だそう。

中に入ると、店内も開放的で落ち着いた雰囲気。

奥の扉から出ると、お酒の仕込みや貯蔵に使われていた蔵が並んでいます。吉田酒造の創業は1830年で、この蔵は、明治・大正期のもの。歴史ある建物をリノベーションしてつくられた、素敵なカフェです。

材料にとことんこだわった体に優しいメニュー

ランチメニューは、ロコモコや牛すじのカレー、お子様プレートなどがあり、ご飯はすべて、山鹿産の発芽玄米を使用。お肉も熊本県産のものが使われています。

しっかり食べて、たったの563kcalというブルーサークルメニューもあるので、糖質が気になる方でも、安心して食事を楽しむことができます。

ドリンクも豊富で、フェアトレードの有機コーヒーや、有機熟成三年番茶、有機アイスココアなど、どれも体に優しいものばかりで感動!ここまでオーガニックにこだわった料理やドリンクが並ぶお店も珍しいのではないでしょうか。

今回はカフェタイムにお邪魔したので、スコーンと山鹿市岳間のアイスグリーンティラテをいただきました。

ドリンクには、てんさい糖が使われていて、ほっと疲れがとれるような一杯。

オーナー手作りというスコーンは、3種から選ぶことができたので、山鹿の木屋さんの合わせみそと発芽玄米甘酒のスコーンをチョイス。これがまた、上品な甘さと、味噌の塩気が相まって、おいしいのなんの!卵や乳製品を使わずに焼かれているそうなので、アレルギーがある方でも安心です。

ほかにも、ケーキやパフェなどがありましたが、お菓子も、国産小麦や、遺伝子組み換えでないなたね油などを使って作られています。

「食へのこだわりが素晴らしいですね!」とオーナーさんにお話すると、「元気にならないといけませんからね」と、優しく微笑んでくださいました。

絵本作家さんを呼んでのイベントも

お店には、「絵本とおはなし 風吹きからす」という団体がもつ「からすの文庫」があり、たくさんの絵本が並んでいます。店内の絵本は貸し出しも可能とのことです。

山鹿市に住んでいれば、いつでも借りにこれたのに…。山鹿市に住んでいる人がうらやましい。

スズキコージさんや植田真さんなど、絵本作家さんを呼んでのライブペインティングや、アーサー・ビナード氏の講演会、そのほか、写真や作品の個展など、イベントも多数開催されています。

子どもたちと仮面を作って街を歩く仮面行列というイベントも毎年開催されており、人が集うコミュニティスペースとしても、カフェや蔵が利用されています。

この歴史ある建物で、体に優しい食事をしたり、子どもから大人までみんなで集まって楽しんだり…。なんだかあったかくて、優しくゆったりとした時間が流れていて、日常のせわしなさを忘れてしまうような空間でした。山鹿をぶらりと歩かれる際など、ぜひ立ち寄ってみられてはいかがでしょうか。

METRO CAFE(メトロカフェ)

営業時間

11:30~18:00

ランチは11:30~14:00

定休日

火・水曜日

駐車場

豊前街道駐車場をご利用ください

電話番号 0968-43-0874

ライター紹介

ちえ

ちえ

熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。

このライターが書いた他の記事

肥後ジャーナルをSNSでフォローする

肥後ジャーナル 編集部のおすすめ記事

PUBLIC RELATIONS

肥後ジャーナルをLINE@で友達追加!

右のQRコードをスマートフォンのカメラで読み込んで、肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

qrコード

ID:@higojournal