絶景がごちそう!風を感じられる「みずたまカフェ」の癒しレベルが最高!!!
風が気持ちよく、さわやかで心地よい季節・秋―。
山都町の山奥にたたずむ「みずたまカフェ」は、広い空の下で、美しい山々を見ながらリフレッシュできる、わざわざでも行きたい癒しカフェ。のんびりしたい時、落ち込んだ時、気分転換したい時…、行けば誰もが心癒され、エネルギーの充電ができる、言葉にできないほど素敵な場所でした!
山都町にある天空のカフェ
山都町の緑仙渓近くにある、全面ガラス張り設計のみずたまカフェ。
コロナウイルスの関係で一時休業されていましたが、現在、屋外のテラス席・デッキ席のみで営業されている、全天候型のカフェです(※雨天時はお休みになります)。
今年に入って、山の稜線にデッキ席も設けられ、屋外の席がさらに充実!!
建物前のテラス席から臨む山々の景色は雄大で素晴らしく、遠く阿蘇五岳も眺められます。
デッキ席では、さらに高い視界から、あたりを一望することができ、そこはもう天空のカフェ!
まるでツリーハウスのような、木々に囲まれた席も用意されており、もうメルヘンの世界です!
心と体にしみいるご飯
ランチタイムは満席だったため、昼下がりに訪れましたが、14時からでも食べられるカフェメニューも充実!
※待ち時間がある場合は、隣のロンド美術館に行くと、館長に解説していただきながら、ゆっくりと絵画鑑賞を楽しむこともできます。
香り高い無農薬の矢部茶が練り込まれたパンで、地元野菜や卵をたっぷりはさんだサンドウィッチセット(1,600円)。
そしてこちらは、自家製ポタージュスープに、パンorご飯が選べるスープセット(1,200円)。
野菜は地元の方から新鮮なものを仕入れられており、トマトなども畑で完熟した、とれたてのものを使われているそうです。
山都町の伝統保存食である焼き米が入ったガレットやクッキーがのった、山の都のごちそうパフェ(750円)は、ジェラートにいたるまで、すべてが手作り!
グリーンが鮮やかな矢部茶のスコーン(300円)には、生産量が少ないため市場には出回らないという、しもだ茶園のオーガニック釜炒り茶が使われているそうです。添えられているブルーベリージャムも自家製です。
手作りにこだわられており、材料はほぼ地元産!お水も、集落の湧き水を使われているとのこと。どれもこれもおいしくて、心と体にじわっとしみいります。気持ちだけでなく、体にも存分に山都町の恵みと優しさを取り入れることができ、たとえようのない幸福感で満たされます。
あたたかくて居心地のよい場所
「小さな子どもたちも遊べるように」と配慮された、靴を脱いであがる店内には本や雑誌も置いてあり、席に持って行ってゆっくりと読むことができます。さらに、こんな山の奥にありながら、Wi-Fiも完備されており、仕事をしてもOKとのこと。こんな場所で仕事をしたら、勤務時間すら癒しの時間になりそう!
地元の作家さんたちのハンドメイド雑貨や農産物の加工品なども多数並んでおり、予想以上に手頃なお値段だったので、私も思わず2点購入!
店主はもともと東京でシステムエンジニアをされていたそうですが、子どもが生まれたことをきっかけに、有機農業や暮らしについての勉強を重ねられ、ご家族で奥様の地元である熊本に移住。
なんと建物も手作りで、すぐ隣のロンド美術館の館長で設計士でもある折本さんの設計、監修のもと、約2年の歳月をかけて一から作られたそうです。
店主の思いやりがいっぱいつまった、あたたかくて優しい空間。心洗われるような絶景と澄んだ空気の中で、穏やかで優しい気持ちになれる、とっておきの癒しのカフェです!
みずたまカフェ
営業時間 | 11:00~17:00 ※完全予約制です。事前に電話予約をお願いします。 |
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定休日 | 火曜日と水曜日と雨の日 |
ホームページ | |
電話番号 | 0967-82-2685 |
ライター紹介
ちえ
熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。
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