全国でも有名な「五木の子守唄」で知られる球磨郡五木村。

雄大な山々に囲まれた自然豊かな場所で、美味しいものもいっぱいです。

そんな五木村の魅力が「これでもか！」とぎっしり詰まった、山の恵み盛りだくさんの絶品御膳が、リーズナブルに食べられるお店がありましたよ！

ヒストリア五木内にある「キナイカフェ」

五木村のこだわり食材が味わえる「キナイカフェ」があるのは、ヒストリアテラス五木谷の中。

駐車場からロケーション抜群！

駐車スペースも広々ととられています。

ヒストリアテラス五木谷は、五木村の歴史や文化、民族に関する展示室や、図書室、子どもたちが遊べるこどもかんなどがある総合施設です。

こちらの建物の左側のエントランスから入ってすぐ左手側に、キナイカフェがあります。

こちらの赤いのれんの先がカフェスペースになっています。

店内は、木のぬくもりが感じられるほっとできる場所で、奥に厨房があります。

窓も大きくて開放的！のんびりとくつろげる快適空間です。

五木のごちそうを満喫！

メニューは五木山めし膳に、鹿肉焼きカレー、お子様ランチによけまん団子のみとシンプルですが、どれもとっても美味しそう！

今回は、こちらの五木山めし膳をいただいてみました。

なんとまぁ！器も華やかな見事な御膳に感激…！

羽釜ご飯に郷土料理のつぼん汁、清流・川辺川養殖のヤマメフライに、鶏肉の生姜焼き、五木村地野菜の甘酢漬けに五木豆腐など、地元の魅力がいっぱい詰まった、色とりどりの御膳です。

デザートは、「桃のコンポートと桃のアイス  五木村名産のくねぶのムースをパフェ仕立てに」。

桃に目がないので、これだけでも舞い上がるほど嬉しい…！

ご飯は、五木村の園田農林さんの、栽培期間中農薬不使用の「にこまる」という、米粒も大きくもちもちとした食感が特徴のお米。

それを毎日毎日、一日分ずつ精米し、大きな羽釜でしっかりお米を対流させながら炊き上げられています。

羽釜で炊き上げられたつやつやのお米、これが本当にもっちりしっとりで美味しい！

しかもおかわり自由となっています。

ヤマメのフライは、石やもみじの葉の上に盛られていて、川辺川を彷彿とさせるような、情緒を感じる素敵な盛り付け！

くねぶ風味の赤紫蘇大根おろしでいただくヤマメのフライも、サクサクでとっても美味しかったです。

丁寧にフィルムで包まれた、鶏の生姜焼きも香ばしくて味もしみていて、しかも鉄鍋で提供されるので熱々…！

美味しいご飯によく合います。

ゴーヤやピーマンなど、今が旬の地元野菜を使った、季節を感じさせてくれる小鉢もどれも美味しくて、幸せでにんまりしてしまいます。

桃のコンポートやアイスも美味しすぎで、最後まで幸せ気分で食せました。

五木村の美味しい食材がいっぱい詰まった、宝箱のような魅惑の御膳。

これがたったの1,500円（税込）とは、価格設定も驚くほどリーズナブルで、大満足の食事でした！

五木村ならではのこだわりドリンクがいっぱい！

これだけでも大満足なのですが、すぐ近くにある道の駅 子守歌の里・五木に置いてあるキナイカフェのリーフレット提示で、ドリンクまでサービスしていただけます！

コーヒーは自家焙煎。

紅茶は水上村湯山の濱川製茶さんの無農薬栽培の和紅茶、さらに五木村で無農薬栽培をされている松井製茶さんのかぶせ茶、五木茶ベースのフレーバー緑茶や、くねぶソーダなど、五木村の魅力をしっかり味わえる飲み物がいっぱい！！

くねぶソーダをいただいてみましたが、さっぱりと爽やかで、暑い夏にはピッタリ！

400円の美味しいくねぶソーダまでサービスしていただけて、どこまでも素敵なカフェです。

鹿肉焼きカレーやよけまん団子も

そしてこちらが、鹿肉を使った鹿肉焼きカレー。

これまた、つぼん汁や羽釜ご飯に、小鉢、デザートまでついて、たったの1,000円（税込）！

カレーも深みのある味わい深いカレーで、鹿肉の臭みや固さもなく、絶品でした。

そして、自分で焼いて食べられるよけまん団子セットも…。

球磨焼酎を使ったみたらしだれに、さがら味噌の味噌だれ、五木茶を使ったきな粉に白あんと、お団子のトッピングもこだわりが素敵！

お団子は五木豆腐を使った団子で、柔らかくてもちもち！

しかもこれを、自分で焼いて食べられるのが幸せ…！

香ばしく焼いたお団子を、お好みのタレやきなこで味わうよけまん団子セット、こちらもおすすめです。

まとめ

五木村のキラリと光る食材がふんだんに使われた、宝箱のような山めし膳や鹿肉焼きカレー。

どれも本当に丁寧に、心を込めて作られたお料理ばかりで、感極まるほどでした！

子ども用の椅子やお子様ランチがあったり、食事利用者はシャボン玉の利用が無料だったりと、お子様連れにも優しいお店です。

ここはもう、リピート確定！「五木村に行ったら、絶対また来よう！」と心に誓いました。

キナイカフェ