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熊本県内で「消滅可能性自治体」が18市町村!どがんかしたい!

ライター:ムトー ムトー
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熊本県内でも他人事じゃないのが、過疎化問題。

2024年4月、民間の有識者グループ「人口戦略会議」より「消滅可能性自治体」と分析されたのが以下の自治体です。

美里町 和水町 山都町
氷川町 小国町 産山村
高森町 水俣市 上天草市
天草町 苓北町 芦北町
津奈木町 多良木町 湯前町
相良村 山江村 球磨村

消滅とかかなり衝撃的なワードですが、この「消滅可能性自治体」とは、2020年から30年間で、20歳から39歳の若い女性の人口が50%以上減少すると推計される自治体のことを指すのだそう。

つまり…

こんままだと、わっかもんがおらんくなるよ!!

という指標のことですね。

じゃどうすればいいのか?ということで色んな偉い人が試行錯誤されていると思うのですが

今回は、農業の視点から地元を活性化しよう!という講座をご紹介します。


そもそも「むらづくり」ってなんだ

まず思いますよね。

「むらづくり」ってなんやと。

むらづくりとは、実際に更地から村を作る開拓者のことではなく、地域のために何かしたい!どうすれば有効なのか?を模索している人たちのことを指す造語です。

つまり、どがんかしたいけどどうしていいのか分からんけん、さしより先駆者に教えを聞いて参考にしましょ!というのがこの講座の目的となります。

講座って聞くと、なにかしら怪しい集いなんじゃないかと疑心暗鬼になりますが、今回ご紹介する講座は、熊本県農林水産部農村振興局むらづくり課が音頭をとっているもの。

つまり県の講座なので、不安になる必要はありません。

基礎講座の紹介

基礎講座は9月から12月の4ヶ月の間に、月1回のペースで講座が開催されます。

9月は、半農X(自分たちが食べていける分の作物を自給しながら好きなことをする、といったスタンスのことで、農業のある暮らしを軸とした考え方)からのローカルビジネスの可能性の講座。

10月は、高付付加価値型観光(地域ならではの特色をストーリーとして魅力的に伝えられるようなコンテンツや人材の整備に取り組むこと)を確立するための方法論と、交付金の講座。

11月は、農業を営みながら、イベント開催や宿の提供など地域課題に向き合い活動を行っている「ドリームファーマーズJAPAN」へ出向き、現地にて講座を受講。

12月は、インフルエンサーを迎え、SNSを活用した地域の魅力発信や編集加工の手法についての講座。

昨年度のセミナーの様子

といった具合に、講師陣も多岐に渡り、農業従事者だけでなくとも為になるラインナップです。

参加費無料!気になる方はお早めに!!

基礎講座のほか、もうすでに活動してるよ!基礎講座は受けたよ!!という方向けにコーディネート講座も用意されています。

どうにかしたい!という思いはあっても具体的にどうしたらいいのか?大好きなあの町がなくなったら嫌だ困る!!と思っている方も少なくはないですよね。

1人ではどうすることもできないようなことでも、この講座で新しい知識を得ることで小さな、でも確実な一歩が踏み出せるかもしれませんよ。

参加費無料ですから、ぜひ興味があるかたは参加されてはいかがでしょうか。

詳しくはこちら

ライター紹介

ムトー

ムトー

肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。

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