すっかりと秋ですね。
あとはいよいよ冬を待つだけなのですが、その前に!
熊本の晩秋の祭りでありユネスコ無形文化遺産である八代の妙見祭がやってきます!
昨年、取材させてもらったのですがまあ規模がデカい。
しかも複数の場所で同時に違うものが開催されるもんだから、正直てんやわんやでした。
しかしその経験をしっかりと活かし…
肥後ジャーナル流!妙見祭を堪能できる虎の巻を作ってみました!
全体はこんな感じ
2024年の妙見祭は11月23日に開催されます。
お祭り全体の流れはこんな感じ。土地勘がない私は「歩いてみて回れるんじゃ」と思っていましたが、出発地点の塩屋八幡宮から八代駅を経由し、八代神社・砥崎河原までは全長約6km!
散歩気分でウロンコロンするにはかなりの覚悟が必要です。
でも大丈夫!
肥後ジャーナルがひたすら練り歩いて見つけた、おすすめコースをご紹介したいと思います!
「いやまず一体どんな祭りなの?」って方はこちらをどうぞ!
肥後ジャーナルおすすめコース
名付けて
土地勘なくても大丈夫!これなら祭り感も馬バッシャーン!も楽しめる!コースです。
地図だとここです。
このコースでは
屋台でしっかりとお祭り気分を味わえ
ずらりと並んだ笠鉾をゆっくり鑑賞できたり
モーゼのように登場する亀蛇見れたり
馬がバシャ―――ンするシーンが見れたりと…
まあ簡単に言えばここに行けばまあ大体大丈夫。というコースです。
交通手段
当日は祭り専用の無料駐車場があるので、車で向かう方はそちらを利用しましょう。
今回のコースであれば、②県八代総合庁舎③JAやつしろのいずれかがおすすめ。
臨時駐車場にシャトルバスが出ているので、それに飛び乗ればあっという間に到着します。
8台のバスが約15分おきに出ていて、時間帯により混雑で乗れない場合は次のバスを待つ感じになります。
ちなみにシャトルバスの料金は往復で500円です。乗車時に料金を支払います(未就学児は無料)
熊本ダイハツが目印の西宮町交差点近くにある「追分臨時バス停」で降車します。
ここからは徒歩で八代神社に向かうのですが、そんなに悩むことはありません。
だってまっすぐだから。
では歩いてみましょう。
はい到着!
傘鉾や亀蛇などが展示される宮地小学校は八代神社のお隣、徒歩数秒です。
続いてここから砥崎河原へ移動方法をご紹介します。
歩いて10分程度です。では行ってみましょう!
迷うことなく到着!
このコースであれば、土地勘がなくても安心して祭りを堪能できますよ。
ベスポジどこだ
なんといってもユネスコ無形文化遺産のお祭りですから、八代市外どころか県外からも人が集まるので混雑は必至です。
せっかく行くのですからその中でも出来ればベスポジを見つけたいもの。
そこでこちらも調べてみました。
まずこの石段のところですが今年はすべて無料席です。
橋に近い方が演舞の様子を真正面から見れますが、観客席の盛り上がりと各種演舞を同時に広角で見るなら橋から離れた方が見やすいのでおすすめ。
馬が全速力で走る様子を正面から見たい場合は、橋から奥の方の川に近い下段で陣取ることがポイントです。
馬は中間地点で見ると右から左に走っていくので、橋に近い方で見ると、全速力で馬が走る後ろ姿を見ることになります。
引きだとこんな感じ。
亀蛇もしっかりと撮影できますよ。
また昨年、一昨年と休止していた桟敷席が今年から復活!残りわずかではありますが、現在も販売中とのこと。
桟敷席が購入できるのは、
・くまナンステーション内の『DMOやつしろ』
・『お祭りでんでん館』展示棟臨窓口
の2ヶ所です。
玄人向けコース
歴史あるお祭りですから「もう行ったこつのある」「なんべんでん行ったもんな」という妙見祭猛者もおられることでしょう。
そんな玄人向けのコースも見つけましたよ。
名付けて
大丈夫。最後までピシャリ見届けてやっけんな!コース。です。
これはもう余すことなく妙見祭を堪能できるコースとなっております。
交通手段
このコースであればおすすめの駐車場は
球磨川河川緑地、一択です。
特に午後からは八代神社に向かうご予定があるのならば、シャトルバスの発着がここなのでぜひ。
もし「いや~八代神社まで行かんでいい」「八代駅だけでよか」ってことであればJRで直行するのもアリ。
では球磨川河川緑地から八代駅に向かうコースです。
大体20分といったところでしょうか。まあなかなかの距離です。
しかしこの苦労を乗り切れば御幸行列をしっかりと間近で堪能できます。
ベスポジは
八代駅前のロータリーでは各団体の演舞が行われます。
ここの良いところは、スペース的に開放感がある感じですので、場所取りまではしなくても問題ないところでしょう。ゆた~っと見たい派にはピッタリです。
もう少し間近で見たいよ!って方は昨年もご紹介した大手町が間違いありません。
お祭りでんでん館では、神幸行列納め式が行われます。ここでは一本締めならぬ、手を3回叩く×2、の「妙見締め」を見ることができますよ。
フィナーレを飾るのは「薩摩街道八代札の辻(薩摩街道 十一里木跡)」で行われる、玉振りの少年と二体の獅子による演舞。
河童を右に見て、左側の石段を登っていきます。
ここが会場です。
全体の雰囲気を楽しみたい方は上から。演舞を間近で見たい方は石段の下がいいでしょう。
開始は19時位からですが、早めに行って観覧場所を確保することをオススメします。
余談ですが、玄人の方であれば説明不要の、前日にある「御夜(ごや)」も、祭りを堪能できますよ。
会場となるアーケードの普段の様子はまあこんな感じなんですが
当日は大賑わい!!!!
アーケード周辺にはビジネスホテルも多数あるので、これだけのために前日から前乗りするのもアリかもしれません。
今年も11月23日に開催!
いよいよ開催が間近になってきた八代の妙見祭。
結構大きなお祭りなので、自分なりのベストプランを立てるもよし
肥後ジャーナルおすすめコースで回るもよし。
ぜひ一度、生の迫力を味わってみてはいかがでしょうか。
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