アスパラとエミューと私。【ぶらり坂本町・鶴喰地区の旅】プレゼントあり
昨年、センセーショナルな脱走事件もあり、ますます有名になった菊池で飼育されているエミュー。
「菊池ってすごいなー!攻めてるなー」と思っていたのですが、実はエミューが飼われているのって、菊池だけではないって知ってましたか?熊本で密かに、エミュー飼育に乗り出している地区があったのです!!
それが、八代市坂本町鶴喰(つるばみ)地区!
一体全体、どんな飼われ方をしているのか、そして、なぜエミューなのか!?
謎は深まるばかりですが、せっかくなら、「謎解きがてら、鶴喰(つるばみ)地区をまるごと楽しんじゃおう!」と、子ども二人を連れて、ぶらり鶴喰の旅に出かけてきました!
目次
ゆた~っとのんびり坂本町
今日の鶴喰地区満喫プランは、アスパラ収穫体験&エミュー見学&ジビエランチ&温泉という、なんでもありの盛りだくさんプランだそうで、わくわく…!ひたすらのどかな土地で、こんなに遊べるなんて、楽しみです!
あぁ~、晴れ渡る空!凛とした空気!なんていいお天気!
美しい球磨川を眺めつつ、ドライブを楽しみながら、熊本市内から下道で1時間半弱。
八代市坂本町の鶴喰生活改善センターにやってきました。
そこで合流させていただいたのが、鶴喰でアスパラを育てている、農事組合法人鶴喰なの花村の早川さん。
まずは、鶴喰地区の地形や現在地、今日のプランについて、レクチャーを受けます。
では早速、アスパラ収穫から…と、田園風景が続く道を歩いていくと、地元の保育園児たちに遭遇。
「何を見てるのー?」と覗き込むと…
「おたまちゃんがいるのーっ!」と、はじける笑顔。
近くの水路で、おたまじゃくしを見つけて、みんなでわいわい観察しているところでした。
同行した編集部の伊藤氏と、「わぁ~、いいですね!こういうの」「最高ですよねぇ」と、しみじみ語り合います。田舎っていいなー!自然っていいなー!
保育園の子どもたちが遊んでいた付近には、憩いの家があり、中には温泉も…
明るい陽射しを受けてきらめく温泉…「こりゃ最高だなー!山の景色を見ながら入る温泉、気持ちいいだろうなぁー」と横目で眺めつつ、第一目的のアスパラ収穫へと向かいます。
にょきにょきかわいいアスパラさん
早川さんに案内してもらい、いざアスパラハウスへ…
ハウスのビニールは二重構造になっていて、入ってみると、
…暑っ!!
沖縄に来たかと思うほどのぬくぬく感。
そのぬくぬく感たるや、伊藤氏のメガネを一瞬で曇らせてしまうほど!
中にはアスパラのうねが3つあり、うねの間には雑草防止で籾殻が敷いてありました。
土の中から天に向かって、真っすぐに伸びるアスパラは、まるでツクシかチンアナゴのよう!
27センチの棒をアスパラの横に沿わせ、これぐらい伸びていれば収穫してOKだそうです。
収穫方法を教えてもらったら、早速3歳の娘も、剪定ばさみを使って、チョッキーン!
採ったどー!!!
春芽のアスパラは、前年から根に蓄えた養分を使ってゆっくり成長するので、太くて柔らかくて美味しいのだそう。
収穫したアスパラは見事な太さで、どれも青々として立派です!
家に持ち帰って、早速ベーコンとバターで炒めて食べてみたら、なんともまあみずみずしくて、歯ざわりもよく、甘くて絶品!子どももモリモリと食べていました。
噂のエミューはここにいた!
アスパラ収穫を終え、次はエミュー飼育地へ!
生活改善センターから5分もかからないところに、飼育地はあります。
早川さんの車に先導してもらい車を走らせると…
いたーーーっ!
突如現れた運動場のような広場で、のびのびと遊ぶエミュー様。
エミューはオーストラリア原産で、暑さ・寒さに強い鳥とのこと。肉や卵は食用として、さらに油も化粧品などに利用することができ、「エミューに捨てるところなし」と言われるのだとか。エミューオイルは、今や需要に供給が追い付かない状態なのだそうです。
大人4羽の飼育場所とは別に、なんと生後7ヶ月のヒナが26羽!
もうアフリカのサバンナに来たかのようで、ここが八代市坂本町だとは、とても思えない光景です。
子どもも、見慣れぬ巨大な鳥の群れに興味津々。
エミューはキャベツやレタス、大根の葉などを食べるそうで、5月からはエサやり体験もできるそう。2年育てると、1羽10万円位の価値になるそうで、この数のエミューだと……、というリアルな話はさておき、新たな産業として注目されています。もともと獣害がひどく、耕作放棄地となっていた場所に作られたエミュー飼育拠点。今後また、新たな観光地として、また、雇用創生の場として、にぎわっていくのかもしれません。
坂本ならではのジビエ料理を堪能
エミューたちを見学したあとは、坂本温泉センター球麗温(クレオン)へ。
木造の建物がなんともあたたかく、ほっとする場所です。
中には売店や温泉、食事処があり、ここでランチをいただくことに。
今回いただいたのは、シカ肉カツやシカ肉ハンバーグ、アユの甘露煮などがついた超豪華御膳!
こちらは、坂本へツアーに来たお客様などに出されている特別御膳だそうで、地元のお肉や野菜がたっぷり!
シカ肉は臭みもなく、しっかりとした肉感があり、黒毛和牛顔負けの美味しさです!!
坂本町ならではのジビエ料理を、じっくり堪能させていただきました。
そのほか、熟成豚肉のカツをゲートに見立てた荒瀬ダムカツカレーもあり、こちらも食べ応え十分です!
横から見ても、堂々たるダムらしい立体感!
そのほか定食も豊富で、すべて1,000円以下とリーズナブルです。
ご飯の大盛りやおかわりも1回は無料という嬉しいサービス付き!
シシ肉の塩焼きや、シカ肉カツ、シシ肉の角煮といったヘルシーで美味しいジビエ料理をはじめ、メニューも充実していて、どんな世代でも食べたいものが見つかるようなラインナップでした!
癒しの温泉でぼーっとする幸せ
食事をしてお腹も満たされたあとは、締めの温泉へ…。
内風呂と露天風呂があり、中は脱衣所も含め、広々としています。そして露天風呂からは、この絶景!!
癒。
ただただもう、この一言に尽きます!
緑の山々に抱かれ、温泉にどっぷりとつかる幸せったらない!!!
1歳の子どもも温泉につかりながら、ずっとニコニコしていて、幸せそう。
いやぁ~、もう山最高ー!温泉最高ー!
そして、クレオンの2階には、広~いお座敷もあって、お茶も用意されています。
温泉につかって、大の字で寝っ転がれば、幸せここに極まれり!といったところです。
通常、温泉だけで500円なのですが、温泉+選べる食事セットで1,200円という嬉しいプランも…。ここだけでも丸一日楽しめそうな、充実した施設で大満足でした!
知られざる鶴喰地区の魅力再発見!
水害の爪痕も残り、まだまだ球磨川流域の工事や、片側通行も続く八代市坂本町。
それでも、地元の人たちはとっても元気で、知られざる取り組みや、新しい魅力がいっぱい!
鶴喰地区には、2ヘクタールほど菜の花も植えられ、それを土にすきこんで肥料にして、お米作りをされるそうです。満開の菜の花が見られるのも楽しみですね!
太陽の下、子どもたちと農業に触れ、動物に触れ、自然に包まれ、美味しい食と温泉で癒され…。細胞が蘇り、活性化していくような、魅力たっぷりの旅になりました!これから、新しい可能性がぐんぐん膨らんでいきそうな鶴喰地区の今後が楽しみです!心身ともに癒され、また明日からの活力をチャージできた町でした!
読者に抽選で豪華プレゼント!
今回皆さんにご紹介した、鶴喰(つるばみ)ぶらり旅をは、熊本県の【農と観光の連携業務】の中で鶴喰地区の農家さん等が作り上げた体験ツアーです。
たくさんの方に鶴喰地区の魅力を体感してもらいたい!と正規販売に向けてツアー内容のブラッシュアップに取り組んでいます。そのために、あなたのご意見が必要なんです!
実際のツアーの流れは⬇︎
地元の野菜収穫体験(お土産付き) + エミュー餌やり体験(5月から) + クレオンでお食事(特別ご膳) + クレオンで温泉入浴 |
思う存分鶴喰地区の魅力を体験できる日帰りツアーとなります。
お答えいただいた方の中から、
県特産品詰め合わせ
1万円分を抽選で6名様に
プレゼントいたします。
是非アンケートにご協力ください!
※応募期間は3月11日から3月18日まで。プレゼントの発表は発送をもって返させていただきます。
坂本温泉センター 球麗温(クレオン)
営業時間 | 10:00~20:00 ※現在時短営業で19:00まで |
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休館日 | 毎週木曜日(祝日の場合は営業) |
ホームページ | http://www.sakamoto-catv.jp/sakamoto-kureon/kureon/sakamoto_kureon.html |
電話番号 | 0965-45-8814 |
ライター紹介
ちえ
熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。
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