大型スーパーやショッピングセンターが台頭している時代にありながら、昔ながらの八百屋さん、お肉屋さん、お魚屋さん、乾物屋さんなどが今も建ち並ぶ子飼商店街。専門店ならではのお店の人の知識があったり、野菜がザル売りされていたり、お店の人と会話をしながら買い物をしたり、商店街ならではの雰囲気って、本当によいものです。
そんな子飼商店街の鮮魚店「中尾鮮魚 和香店」が、残念ながら今月末で閉店することになりました。
商店街内で人気の魚屋さんが閉店
こちらが、子飼商店街内のマルショク子飼店の近くにある「中尾鮮魚 和香店」。魚屋さんらしいタイル貼りの床に、こうこうと灯る蛍光灯。この日も午前中から、多くのお客さんで賑わっていました。
しかし残念ながら、12月31日をもって閉店することに…。なんとこちらのお店、50年以上営業されていたそうで、昔ながらの魚屋さんが閉店してしまうのは、本当に残念です。
中尾鮮魚は、ほかに、BIGやJUSCOにも入店されており、こちらの方は営業を続けられるそうなので、今回の閉店は和香店のみになります。閉店の理由をお伺いすると、やはり商店街内の店舗は駐車場もなく、お客様にとってアクセスしづらかったことなどが要因とのことです。
品揃え豊富でお得なお店
こちらのお店は、魚の種類も豊富で、なんといっても値段が安いのが魅力!鯛が1尾で200円など、本当にお手頃な価格で新鮮な魚を購入することができます。
川ガニやサザエといった、スーパーではあまり見ない食材に、昆布などの乾物類までそろっています。
お刺身も4点盛りで580円など、とってもリーズナブル!
店内で捌かれた魚が並べられ、鮮度も抜群です。
お正月用品も取り揃え中
こちらの店舗の営業は年内いっぱいとなりますが、数の子やカニなどの、お正月用の商品も取り揃えてあります。
店員さんも常連のお客さんたちに、「年末までですが、また来てくださいね」と、最後まであたたかいお声がけをされていました。
閉店後に入居する店舗については不明とのことですが、また新しいお店ができて、商店街のにぎわいに貢献してくれることに期待したいと思います。
中尾鮮魚 和香店
ライター紹介
ちえ
熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。
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