*
とじる
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とじる
*
とじる

あああああ

旅に出てえ!!!!

しかし時間も金もねえ!!

近場で非日常を味わえるところはないかと検索した結果、ありました。

南阿蘇鉄道の普通列車にありました。


在来線を往復する、それだけでも旅になる。

南阿蘇鉄道、それは第三セクターとして立野駅から高森駅をつなぐ重要な線路。

2017年4月の熊本地震では大きな被害を受け、一時は全線運休となりましたが2023年7月15日に全線開通しました。

【南阿蘇】祝!7年ぶりの再開通。南阿蘇鉄道に乗ってきた!

そして同年7月22日には

ONE PIECEと南阿蘇鉄道とのコラボ列車「サニー号トレイン」も!

ONE PIECE×南阿蘇鉄道 SUNNY-GO TRAIN(サニー号トレイン)に乗ってきた!

あとはトロッコ列車も有名な路線なんですが…

ここで声を大にして言いたい。

南阿蘇鉄道は普通列車がすごいとよ!!!

普通列車は地元の公共交通機関として通学や通院のお客さまに利用されるものですよね。

いわば地域住民の足なのですから、ここに観光要素を求められてはいないのです。

しかし南阿蘇鉄道の普通列車は、もうほとんど観光列車と言っていいんじゃないかな!ってほどエンタメ。

しかもこれ数百円で楽しめるってんですから県民として利用しない手はありません。

ぜひご紹介させてください。

南阿蘇鉄道の普通列車は観光列車のよう

という訳でリニューアルした立野駅に来ております。

ワンピースおる

オシャレすぎてどこからホームに向かえばいいのか、その前にどこで切符を買えばいいのか分からず混乱したのですが

地下に降りる階段しかないので、さしよりそのまま下に向かってみると無事線路が見えてきました。

乗り場は2番乗り場です。お間違いなきよう。

ちなみに南阿蘇鉄道では、事前に切符を購入するスタイルではなく、電車内で整理券を取って降車時に支払います。

ホームに切符売り場があるので、購入したくなる衝動にかられますが落ち着きましょう。大丈夫。気にせずそのまま乗り込んでOKです。

行先によって料金は異なりますが、電車内で両替は可能ですのでご安心を。ちなみに今回は高森まで向かうので490円です。

立野駅から乗車するなら、名物ニコニコ饅頭もお忘れなく。

【南阿蘇村】わざわざ足を運びたい「ニコニコ饅頭」にリベンジ成功!

さあ!ただ普通列車に乗るだけの旅スタート!

ちなみに南阿蘇鉄道の普通列車は車掌さんが電車内から見える風景を、かなり細かく案内してくれるうえに

撮影スポットではめちゃくちゃ徐行してくれます。

なので

立野ダムの工事現場もこんなにクッキリ撮影可能。

他の乗客の方も総立ちで撮影タイム。

ここで一体感が生まれるので恥ずかしがらずにぜひ心ゆくまで撮影されてください。

電車はどんどん進み次は阿蘇下田城駅。

うわああ

ちょっとうまく撮影できなかったのですが、ここでは電車の発着にあわせサンバおてもやんが大音量で流れ

「歓迎シマス」と歓迎くんが陽気にお出迎えしてくれます。

2020年まで日本一長い駅名「南阿蘇水の生まれる里 白水高原駅」では、このような素晴らしい風景も堪能できます。

さすがはワンピース電車が走る線路。風景を楽しみつつもワンピースの色んなキャラクターとも出会えるのも旅の醍醐味。

色んなキャラが至る箇所に居たのですがネタバレになるので、気になるかたはぜひ乗車を!

楽しい時間はあっという間に過ぎ、気が付けば終点 高森駅に到着してしまいました。

高森駅でも見どころ満載

さて次の出発は30分後。しかし慌てることなかれ。エキナカで時間をつぶせます。

熊本地震の際にお心を寄せてくださった漫画家さんのサインを見たり

自由に読めるワンピースもそろっています。

タイミングがあえばラッピング電車もこのように見ることができるますよ。

案内してくれる内容が変わる

今度は高森駅から立野駅に向かいます。

と言っても同じ線路なんだから車掌さんが話す内容も見るスポットも同じだろうと思っていたのですが

全く違う。

正しくは車掌さんによって案内してくれるスポットが結構違います。これは何回も乗りたくなるやつ。

例えば午後の紅茶のCMの舞台となった見晴台駅では豆知識を惜しみなく披露してくれたり

このビニールハウスの中には最近生まれた子牛がいるとか

普段なかなか見れない風景が堪能できます。

ほんと観光列車並みの見どころが、普通列車で楽しめるのって全国探しても南阿蘇鉄道くらいなんじゃないかとすら感じました。

ちなみに今回は立野~高森間を堪能しましたが、肥後大津駅からも乗車可能です。

遊ぶついでにスタンプラリー

さて、そんな大津、南阿蘇、高森を存分に楽しめるイベントが現在絶賛開催中です。

7つのラリースポットから各町村1ヶ所ずつ、計3つのスタンプをGETして「投函&引換所」へ持っていくと参加賞のミニギフト(特産品)をプレゼント!(先着3,000名様)

しかも必要事項をご記入の上「投函BOX」に投函すると、抽選で30名様に「5,000円相当のご当地お肉」がプレゼントされるんだそう!

今回ご紹介した立野駅もラリースポットに入っていますよ。

大津町、南阿蘇村、高森町に遊びに行くついでに参加されてみてはいかがでしょうか。

詳しくはこちら

ライター紹介

ムトー

ムトー

肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。

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