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街中に突如、公園現る!
熊本地震の影響で取り壊しを余儀なくされた、上通り沿いの「OMOKIビル」。このビルの跡地が、「オモケンパーク」と名付けられた空き地になっています。このビル跡地を利用して、11月25~26日の2日間限定で並木坂の古本屋「古書 汽水社」、上乃裏のロースターカフェ「And Coffee Roasters」、多面体ランプシェード「カミアカリ」がコラボした公園が現れました。
「古書 汽水社」のかわいい出張本屋さん
公園の中心に建てられたベニヤハウスでは、並木坂の「古書 汽水社」が出張販売。小さなかわいい本屋さんです。
今回は公園での出張販売ということで、絵本を中心とした品ぞろえになっていました。
「カミアカリ」演出のランプシェードと、ベニヤの木のぬくもりがマッチして、優しい雰囲気でした。
「And Coffee Roasters」のコーヒーでほっと一息
上乃裏の「And Coffee Roasters」も出店。
子どもだけではなく、大人も気軽にほっと一息つける空間となっていました。ベニヤのベンチやテーブルで、コーヒーを飲みながらくつろぐお客さんもちらほら。屋外でこだわりの本格コーヒーが楽しめるのというのも贅沢です。
楽しい仕掛けもいろいろ
熊本県林業振興課から借りたという、県産木材の積み木で遊ぶ子供たち。コラボしているお店だけではなく、積み木まで県産品というこだわりっぷりです。
坂口恭平氏が建てたモバイルハウスも、「カミアカリ」の演出で、かわいく装飾されています。2階から街なかを見下ろしてみる楽しみも…。
空き地の活用について考える
「上通のビル跡地に、親子がふらっと休憩できる民営の公園を作りたい!」というクラウドファンディングにより、目標額の¥300,000を超える¥384,700の資金を集め、プロジェクトを実現した、発起人の椿原さん。自身も子育て中で、「街中に子連れで休憩できる場所が足りない」という課題を、ビルの跡地を利用して解決させたかったそうです。
「今回の企画が、熊本での空き地の有効活用について、提案していくきっかけになれば」と語る椿原さん。東京の「COMMUNE 2nd」のような魅力あふれる空間を創りたいとのことです。熊本の更なる発展に、夢が膨らみます。
まとめ
今回、OMOKIビル跡地「オモケンパーク」を利用して出現した公園。子供たちが積木で遊んだり、絵本を読んだり、大人がコーヒーを楽しんだり、ゆったりした時間が流れていました。この土地は、今後は建物を建てず、様々な人たちと面白い活動をしていく空間として利用されるそうです。これから、どんなわくわくすることが展開されていくのか楽しみな空間です。
■オモケンパーク■
ライター紹介
ちえ
熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。
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