菊池市下河原の河原川の横に、ひっそりとした神社を見つけました。

その名は「下河原四宮神社」（しもがわらよんのみやじんじゃ）。鳥居が二つあったり、御朱印もあったり、ひっそりとした小さな空間にワクワク要素が沢山ある場所でしたのでご紹介します。

場所は菊池市下河原

田舎に行く程川が美しくそれだけで心癒されます。河原川沿いに神社の入口を見つけました。

こちらが入口になります。車が置けるのは先に見えるちょっとしたスペースのみなのでお気を付けください。大きな車は入れないかと思います。

下河原四宮神社。川の音しか聞こえないひっそとした場所です。

美しい川の流れをしばし眺めながら、夏の暑さを想います。木が太陽の光を遮ってくれるとほっとする、そんな過激な夏になってしまったなぁと昔の「普通」の暑さの夏を恋しく感じます。

二つの鳥居、別れ道

まるで人生の分かれ道。「選択しなさい」と言われているように、二つの鳥居がどどんと現れます。

苔むした大きな鳥居。

赤い鳥居の向こうには丁寧に人工芝が敷いてあります。

ささっと書いたような「四宮神社」という字が面白い。

物語の選択の正解としては絶対にこちらの鳥居ではなさそうですが、あちらは階段で、こちらは坂になっているので、さくっとこちらを通ります。

どちらの鳥居から行ってもたどり着くところは同じです。狛犬さま。

御手水も綺麗で、かなりひっそりとしたところですが、人の気配がして安心感があります。

楼門もとても立派でした。

夏の最中は蚊が多いので、長袖長ズボンの着用を強くお薦めいたします。

こちらが拝殿です。

敷地はとても広く、まっすぐと空に伸びた木々に囲まれ、

珍しい！魚が彫ってあります。

こちらには

なぜか、鳥。ドラゴンのような姿をしておりました。

おみくじがありました。破格の20円でした！

無料の御朱印がありました

拝殿でお参りできます、と鍵が開いておりましたので、靴を抜いで中へ入りました。

とても綺麗ですっきりとした拝殿の中に、

無料の御朱印がありました。一人一枚でお願い致します。

絵がとっても可愛い御朱印がありました。鯰とお姫さまです。

鯰とお姫さまと言えば、菊池には

秋が燃える頃、透明な水の上で、鯰の話に恋をした　～菊池市旭志弁利　乙姫湧水～ | 肥後ジャーナル – 熊本の今をお届けするメディアサイト

乙姫湧水　↑

と

【菊池市】お姫様を助けて消えた大鯰に逢いにゆく秋散歩～菊池市旭志　乙姫神社～ | 肥後ジャーナル – 熊本の今をお届けするメディアサイト

乙姫神社があり、そちらに鯰伝説がありますよ。

これからの秋や春の気候の良い時期に三ヶ所周るのも楽しいかと思います。（三ヶ所は車で10分程の距離です）特に乙姫湧水は記者も大好きな場所で、こちらの下河原四宮神社に行く途中にも寄りました。心が洗われる素晴らしい場所です。

壁には立派な絵が。

天井にも花の絵がありました。

謎の横穴

神社の裏側には横穴のようなものがありました。

横穴というか、岩にぽっかりと開いた穴、のような不思議な光景。

うわわわわ、なんでしょうか。小さなものがずらり。

まるでフィギュアのように色んな神さまが並んでおりました。そんなに古いものではなさそうでしたが、ひとつひとつ見ると、えびすさんが多く置いてありました。

こちらの下河原四宮神社に行かれる際は、是非神社の裏のこちらの穴まで見てくださいね。

※気候の良い時期になりましたら、「下河原四宮神社」から車で10分程の「乙姫湧水」と「乙姫神社」も行かれると鯰伝説に触れる事が出来ますよ。

「乙姫湧水」と「乙姫神社」距離は歩いてすぐの場所にありますので、是非！

下河原四宮神社