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熊本地震から4年。待ちわびたJR豊肥本線の全線再開もあって、注目度が上昇中の阿蘇。
そんな阿蘇をドライブ中に見かけた、ちょっと不思議なたい焼き屋さんに寄ってみました。


名前のインパクトがすごい

赤水から阿蘇駅方面へ向かって57号線を走っていると、

コスギリゾートの手前あたりに気になる看板があります。

「山から鯛が釣れる」。なんかすごい名前。

たい焼き屋さんのようですが、正式名称は「阿蘇のたい焼き 山から鯛が釣れる」なのだそうです。

お店の名前のクセがすごいけど、いつもお客さんがいるしおいしそう。寄ってみることにしました。

駐車場は10台分くらいあります。

たい焼きに、オス・メスがあります

お品書きを見ると、たい焼きの「雄鯛」「雌鯛」の文字が。

たい焼きにオス・メスって何事でしょう?黒あんと白あんとかの味の違い?焼き場を見てもよく分からず。

店主の宇野さん(笑顔がステキ)にうかがってみると、↑これが雄鯛でした。雄と雌はサイズの違いなのだそう。

一般的にイメージする大きさが「雄鯛」、ひとまわり小さいのが「雌鯛」です。

ひとつで小腹を満たしたい時は雄鯛、いろいろな味を食べてみたい時は雌鯛の小豆あんと白あん、カスタードを全種類買ってみる、なんていうのもアリですね。

まずは雄鯛から、たい焼きを実食!

薄紙の袋でいただけます。鯛の絵柄がかわいい。

型の外側部分まで、パリパリの薄皮が広がっています。

まずは雄鯛のつぶあん(税込160円)をいただきます。薄めの皮は表面がパリっとしているけれど、思ったより柔らかそう。

割ってみると、フチまでぎっしり小豆あんが詰まっています。

表面はパリパリしつつ、中は意外なほどもっちりした食感。しっかり小麦の風味がして、食べごたえがあります。

中のあんは、小豆の粒がはっきり立っていて、ほどよい甘みです。しっぽ部分までしっかり入っていました。

雌鯛はさらに柔らかめな印象

雄鯛に比べ、さらにふわふわなのが雌鯛のカスタード(税込120円)。

バニラビーンズ入りのなめらかなカスタードクリームが、惜しげもなくたっぷり詰まっています。

適当にかじりつくとあふれ出すくらいの勢いで入ってました。
カスタードは人気なので、お昼すぎにはなくなってしまうことも多いそう。確実に欲しい場合は予約がおすすめです。

また、今回は焼き立てのあつあつをその場でいただきましたが、お土産にする場合などは、容器に入れてもらうこともできます。

冷めてもしっぽやヒレ部分まで固くならない、しっとりと柔らかい食感の生地になるよう工夫しているのだそう。
最初に割ってみた時に、思ったより柔らかいと感じたのはそういう訳だったんですね。

ふっくらした食感を生かすために、自宅で温める時にはオーブントースターより電子レンジが適しているといいます。テイクアウト派の皆様は参考になさってください。

まとめ

「阿蘇のたい焼き 山から鯛が釣れる」のたい焼き。

2016年10月にオープンして、まもなく4年。熊本地震からの復興へ進む阿蘇で、コロナ禍にも負けず元気にがんばっているお店です。

名前のインパクトにつられて行ってみたけれど、しっかりおいしいたい焼きをいただけました。

冷めても美味なので、すぐに食べない時でもOK。阿蘇へ出かけたら、ぜひ寄ってみたいお店です!

阿蘇のたい焼き 山から鯛が釣れる

所在地

熊本県阿蘇市乙姫1154−1

定休日

火曜

営業時間

11:00〜17:00

Facebookページ

https://www.facebook.com/yamakara.taiga.tsureru/

電話番号 090−9725−1963

ライター紹介

羽田さえ

羽田さえ

県外出身、1970年代生まれのライター。専門分野は旅行関係。巨木、仏像、おいしいもの、レトロなもの、じわじわくるB級系などが好きです。うっかり熊本市から北海道に引っ越しましたが引き続きよろしくお願いいたします。

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