名前が気になる「阿蘇のたい焼き 山から鯛が釣れる」を買ったら絶品だった
公開日: 2020.08.24
ライター:羽田さえ熊本地震から4年。待ちわびたJR豊肥本線の全線再開もあって、注目度が上昇中の阿蘇。
そんな阿蘇をドライブ中に見かけた、ちょっと不思議なたい焼き屋さんに寄ってみました。
名前のインパクトがすごい
赤水から阿蘇駅方面へ向かって57号線を走っていると、
コスギリゾートの手前あたりに気になる看板があります。
「山から鯛が釣れる」。なんかすごい名前。
たい焼き屋さんのようですが、正式名称は「阿蘇のたい焼き 山から鯛が釣れる」なのだそうです。
お店の名前のクセがすごいけど、いつもお客さんがいるしおいしそう。寄ってみることにしました。
駐車場は10台分くらいあります。
たい焼きに、オス・メスがあります
お品書きを見ると、たい焼きの「雄鯛」「雌鯛」の文字が。
たい焼きにオス・メスって何事でしょう?黒あんと白あんとかの味の違い?焼き場を見てもよく分からず。
店主の宇野さん(笑顔がステキ)にうかがってみると、↑これが雄鯛でした。雄と雌はサイズの違いなのだそう。
一般的にイメージする大きさが「雄鯛」、ひとまわり小さいのが「雌鯛」です。
ひとつで小腹を満たしたい時は雄鯛、いろいろな味を食べてみたい時は雌鯛の小豆あんと白あん、カスタードを全種類買ってみる、なんていうのもアリですね。
まずは雄鯛から、たい焼きを実食!
薄紙の袋でいただけます。鯛の絵柄がかわいい。
型の外側部分まで、パリパリの薄皮が広がっています。
まずは雄鯛のつぶあん(税込160円)をいただきます。薄めの皮は表面がパリっとしているけれど、思ったより柔らかそう。
割ってみると、フチまでぎっしり小豆あんが詰まっています。
表面はパリパリしつつ、中は意外なほどもっちりした食感。しっかり小麦の風味がして、食べごたえがあります。
中のあんは、小豆の粒がはっきり立っていて、ほどよい甘みです。しっぽ部分までしっかり入っていました。
雌鯛はさらに柔らかめな印象
雄鯛に比べ、さらにふわふわなのが雌鯛のカスタード(税込120円)。
バニラビーンズ入りのなめらかなカスタードクリームが、惜しげもなくたっぷり詰まっています。
適当にかじりつくとあふれ出すくらいの勢いで入ってました。
カスタードは人気なので、お昼すぎにはなくなってしまうことも多いそう。確実に欲しい場合は予約がおすすめです。
また、今回は焼き立てのあつあつをその場でいただきましたが、お土産にする場合などは、容器に入れてもらうこともできます。
冷めてもしっぽやヒレ部分まで固くならない、しっとりと柔らかい食感の生地になるよう工夫しているのだそう。
最初に割ってみた時に、思ったより柔らかいと感じたのはそういう訳だったんですね。
ふっくらした食感を生かすために、自宅で温める時にはオーブントースターより電子レンジが適しているといいます。テイクアウト派の皆様は参考になさってください。
まとめ
「阿蘇のたい焼き 山から鯛が釣れる」のたい焼き。
2016年10月にオープンして、まもなく4年。熊本地震からの復興へ進む阿蘇で、コロナ禍にも負けず元気にがんばっているお店です。
名前のインパクトにつられて行ってみたけれど、しっかりおいしいたい焼きをいただけました。
冷めても美味なので、すぐに食べない時でもOK。阿蘇へ出かけたら、ぜひ寄ってみたいお店です!
阿蘇のたい焼き 山から鯛が釣れる
所在地 | 熊本県阿蘇市乙姫1154−1 |
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定休日 | 火曜 |
営業時間 | 11:00〜17:00 |
Facebookページ | |
電話番号 | 090−9725−1963 |
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