世界のファッションリーダー!YOKO FUCHIGAMIに会ってみた!
公開日: 2017.09.09
ライター:肥後ジャーナルライター目次
世界的ファッションデザイナー“YOKO FUCHIGAMI”が来熊!
2017年9月4日(月)、世界的ファッションデザイナーYOKO FUCHIGAMIの握手会開催記念ファッションプチトークショーが熊本パルコにて開催されました。
YOKO FUCHIGAMIとは?
今、世界で最も注目されているファッションデザイナー。
「一番のおしゃれは裸」と考えるYOKOは、「何かと掛け合わさなければ、裸の良さがわからない」と服作りをスタートさせる。
自身がデザインを手掛けるファッションブランド「YOKO FUCHIGAMI」のデビューコレクション「Skin」は、本物の人間の皮膚を使ったことで一躍話題に。
「デザイナーは自分の母親」と語るYOKOにとって、最高のランウェイは表産道(おもてさんどう)。
「何時間もかけて行われ、時に夫も立ち会うランウェイほど、素晴らしいショーはない。」
だからこそ、裸に近い、一番のオシャレを、YOKOは提案し続けています。
素材から導き出されるコレクションが魅力!
「人間が考えるものには限界がある」と語る、YOKO。
「その土地のものをオシャレにリンクさせるのがこだわり」という彼女にとっては、ラーメンに入った“マー油”すらデザインソースだそう。
イベント当日、スタッフとともにラーメン屋を訪れたというYOKO。
マー油を付けてしまったスタッフのTシャツを見て、「こぼしたものこそアート」と、別ブランド「KOBOSHI」のデザインを閃いたそうです。
YOKO FUCHIGAMI初の期間限定国内路面店が熊本パルコにオープン!
「自分の気に入るところでしか出店しない」というこだわりのもと、本店をグリーンランド(※遊園地ではありません)に構えるYOKO FUCHIGAMI。
出店場所を考える際にYOKOがこだわりっているのは、音の“響き”の良さとのこと。
「私はショーをパリ、バリ、パリ、バリ、マリ(アフリカ)、チリ・・・と世界中でしているんだけど、パリ、バリ、マリ(アフリカ)、チリって、響きがいいでしょ?」「パリに勝てる響きは、肥後(ひご)しかないと思ったの。」
YOKOに質問!
―熊本でオシャレをしたい女の子たちに向けてコメントをお願いします!
東京は、経済が回っているだけ。
東京はオシャレをしすぎているから、逆にオシャレじゃないのよ。
生地は、多ければおおいほどあざといの。
漁村や農家のファッション、もんぺは最高にオシャレよね。
―YOKOが熊本で注目している素材は?
れんこんよ。
熊本に来て思ったんだけど、なんでれんこんの穴にからしを入れちゃうのかなって。
れんこんの穴って、8個か9個くらいあるわよね。私なら、指を入れるわ。
こうして、オシャレに敏感な人が次々にれんこんの穴に指を入れていくの。
そうすると、8人衆の素敵なオシャレな塊ができるわね。
私にとって、肌が触れるもの全てがファッションなの。
今、私が手を置いているテーブルですら、私にとってはアクセサリーの一つ。
飛行機に乗っている時だって、飛ぶ服に身を包まれている感覚よ。
トークショー開始直前、下通アーケードには100人を超える人が!!!
服の素材にこだわりすぎるが故、体を害すことすら厭わずに、染料を飲み続けるYOKOさん。
9年前に大手術を経験しているとのことでしたが、取材中も、染料を飲むのを止めることはありませんでした。
ファッションをフィルターに、人生の在り方までをも語りかけるYOKO FUCHIGAM。
彼女の命を懸けたコレクションは、残酷でリアルな夢の世界を、まじまじと体感させてくれます。
インタビューを終えて
叶えたい夢がある。成し遂げたい目標がある。
そんな人たちは、YOKO FUCHIGAMIのコレクションに触れ、YOKOを纏い、YOKOと共に生きてみませんか?
YOKO FUCHIGAMI初の期間限定国内路面店“YOKO FUCHIGAMI PETIT BOUTIQUE”は
熊本パルコ8F特設会場にて、9月10日(日)まで開催されています。
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