東京・神田神保町で熊本の百年餅屋。「いちご大福専門店 よねはく」
東京は千代田区、神田神保町。
本屋と喫茶店とカレーが名物の渋めな街に、熊本生まれのいちご大福が買える「米白餅本舗」が進出しています。
熊本の本店と同じ味が楽しめるという、噂のフルーツ大福を買いに行ってきましたよ!
「よねはく」って米白餅?
米白餅本舗が東京に進出したと聞き、東京滞在の折に立ち寄ってみました。
「よねはく 神田神保町店」は2021年1月、コロナ禍の中こっそりオープン。
場所は地下鉄神保町駅のA2出口の近く。神保町交差点方面に向かってすぐです。
米白餅本舗は明治43年創業の老舗のお餅屋さん、和菓子屋さん。
熊本市の水道町交差点そばに本店があり、いちご大福が人気です。
ちなみに店長の米島さんは生粋の熊本人。東京で熊本弁が恋しくなったらぜひ行ってみて!
熊本と同じフルーツ大福、買えます。
熊本の米白餅本舗ではお赤飯やお餅類がいろいろ揃うのに対して、神保町ではフルーツ大福の専門店として営業しています。
通年で販売しているいちご大福をメインに、季節ごとに変わるさまざまなフルーツ大福が楽しめます。
看板商品はやっぱり「いちご大福」(1個400円)。1個から気軽に買えるのはもちろん、手土産にぴったりの箱入りもあります。
くまモン柄の大福、かわいい。
取材した2021年11月初旬は、長野県産のいちごでした。
トレードマークの巨大いちごが今の季節には手に入らないということで、ぜいたくに2個使いです。
12月からは熊本県産「ゆうべに」を使ったいちご大福になる予定です。
発売を楽しみに待っている熊本出身者もいらっしゃるのだそう。東京に住む熊本人にとっても、大切なお店なんですね。
やっぱり、餅は餅屋。
フルーツ大福が全種類入ってちょっとおトクな「4種セット」(1,400円)を買って実食。
手土産にしたい華やかさです。
みずみずしくて甘ずっぱいいちごと、ふっくら炊かれた口どけの良い小豆あんがよく合います。
生地のお餅の柔らかさとおいしさは、さすが米白餅本舗です。
ぎゅうひ系の薄皮ではなく、たっぷりした厚みのある餅皮は食べごたえ抜群。
しっかりおなかも満たしてくれるボリューム感です。
トレードマークである大きな大きないちごを受け止めるには、このくらいしっかりした餅生地がベストバランスかも。
キウイやパインも絶品。
ジューシーで酸味のあるフルーツって、相性がいいんですね。
そして餅生地はボリュームや味だけでなく、崩れにくいのも強みのひとつです。
大きな具が入っていても外側が丈夫でつぶれないので、食べてるそばから中身が出ちゃったり手についちゃったりしてギャーーーみたいなことになりにくい。
ビジュアルの美しさとインパクトがありながら食べやすいのって、うれしいです。
秋限定の球磨栗大福も。抹茶味のお餅に、大粒の栗がまるっと入っています。
ふっくらした食感とともに栗の香りが広がって、意外なほど甘さはひかえめ。素材の味をしっかり楽しめます。
まとめ
神田神保町の「よねはく」。東京でがんばる、熊本発の老舗のお餅屋さんです。
熊本県産の米で作るいちご大福は、本店と変わらぬ味で絶品です。
季節ごとに変わるフルーツ大福を楽しみに、何度も通いたくなりそう。
東京のみなさま、ぜひどうぞ。
いちご大福専門店 よねはく 神田神保町店
所在地 | 東京都千代田区神田神保町2丁目4−19 |
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定休日 | 日曜日 年末年始休業日あり |
営業時間 | 10:00 – 19:00 |
電話番号 | 03-5213-4456 |
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