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【菊池郡菊陽町】久々のデカ盛り来たー!!総重量2kg!「日々麹舎」のくまモンのできゃーおにぎりに挑んでみた【進撃のちえ】

ライター:ちえ ちえ
キーワード:

味噌・醤油メーカーのやまうち本店に、4月にオープンした「日々麹舎(ひびこうじや)」。

丁寧に仕込まれた味噌を使っただご汁と、美味しいおにぎりをメインで提供している上品なお店ですが、なんとそこのメニューに、総重量2kgのくまモンのできゃーおにぎりを発見!

今はなき、スター食堂でメガカレーを完食したあの日から、はや5年弱。

あれから40歳を過ぎ、私の破壊的な食欲も衰え気味ですが、そこにキロメニューがあるのであれば、挑まねばならぬ…!

若干の不安を感じながらも、2キロメニューに挑戦してきました。


創業273年の老舗・やまうち本店の楽しいショップ

味噌・醤油をつくるやまうち本店の工場直営店「日々麹舎」があるのは、菊池郡菊陽町。

サンリ―カリーノ菊陽や、さんさんの湯の近くです。

蔵のような外観が素敵な、売店兼食事処になっています。

駐車場は、お店の前と横にありますが、とめられない場合は、入口の門から入ってすぐ右に行くと、広い第2駐車場があるので、こちらに駐車可能です。

1階はショップになっていて、味噌や醤油などの発酵商品が、ところせましと並んでいます。

お味噌は若い味噌から、発酵が進んだ熟成味噌まで、その場で量り売りで必要な分だけ購入することができます。

試食や味噌汁の試飲もたくさんあって、味噌汁の飲み比べも楽しめるのですが、味に深みがある出汁もめちゃくちゃ美味しい!

手作りのおにぎりもたくさん並んでいます。

頭に具がのっているフォルムもかわいくて、どれもとっても美味しそう…!

毎日使う味噌や、料理に応じた専用の醤油から、ギフト用の商品まで販売されていて、日々の食卓用から贈り物まで、様々な商品が購入できます。

選べるメニューにわくわく!

入口で丁寧な説明があり、食事をする人には、メニュー表とオーダー用紙、番号札が渡されます。

メニューを見ながら、オーダー用紙に注文を記入します。

その後は整理券番号順に呼ばれ、番号が呼ばれたら、店内中央のレジにオーダー用紙を提出します。

そこで先にお会計を済ませてから、2階の食事処に行くスタイルになっています。

メニューの内容はというと…

セットメニューは、だご汁とおにぎり1個のセットをはじめ、ボリュームが異なる4種類のセットがあるので、まずはここからどのセットにするかを選びます。

そして次に、だご汁の味噌を選びます。

まぼろしの味噌・若味噌・熟成味噌から選べるのですが、自分好みの味噌まで選べるなんて、お味噌屋さんならでは…!

さらに、おにぎりも14種類もの中から自分で選ぶことができるので、自分だけのオリジナルのセットメニューを作ることができますよ。

でも、今回の目的は、そう、

くまモンのできゃーおにぎり!

念のため家族(夫+幼児2人)も連れて行き、御馳走だご汁とおにぎり2個セット(夫用)+くまモンのできゃーおにぎりを注文して会計しようとレジへ…。

するとレジのお姉さんに、

「あ、このおにぎりは総重量2キロあるんですよ。ちょっとその人数では食べきれないかと…」

と丁寧に諭され、やんわりと止められましたが、

「多分、食べきれると思うので、そのままでお願いします!」

と、根拠もない回答で、レジのブロックを突破。

確かに普通に考えて、おにぎり1個が100g程度だとすると、できゃーおにぎりは、おにぎり約20個分!

単純計算でも10人分ぐらいあるとなれば、店員さんに止められるのも納得です。

会計後はブザーを渡されるので、2階へと上がって席を確保します。

ブザーが鳴ったらまた1階へ降りて、できた料理を取りに行くという、フードコートのようなシステムになっています。

いよいよできゃーおにぎりに対面!

2階に上がってみると、蔵の中の食事処といった感じて、とっても素敵な雰囲気。

天井が高く開放感があり、それでいてかしこまった感はなく、カジュアルに食事が楽しめます。

お茶やお水、食器の返却、台拭きなど、すべてセルフサービスになっているので、お水を飲みながらブザーが鳴るのを待ちます。

やや長めの待ち時間を経て、ブザーが鳴ったので、1階の厨房へ…。

大きな羽釜が2個置いてある厨房に、料理を取りに行きます。

出たーーーっ!

総重量2kgの、くまモンのできゃーおにぎり!

看板で結構推してあるわりには、滅多に出ないメニューだそうで、店員さんが「くまモンのできゃーおにぎり、通りまーす!」と言いながら(なんか恥ずかしい…)、2階まで運んできてくださいました。

確かにできゃー!

まうごつできゃーー!

でも、むぞらしかぁ~~~っ!!!

海苔を貼ったり、切り抜いたり、「これは作るのも大変だっただろうなぁ…」と思うほどの、素晴らしい完成度です。

しばらく見惚れたあとは、早速、できゃーくまモンと一本勝負!

シンプルに海苔とご飯から味わってみましたが、これはっ……!

想像以上に美味しい!

ご飯は羽釜でしっかり対流させながら炊いた釜炊きご飯、塩は天草の塩、海苔は有明海産の海苔…と上質な素材を使われているので、本当に美味しいんです!

まん丸い耳を食べ、頭の方から食べ進めていくと、早速、熊本名物!阿蘇高菜が見えてきました!

ご飯も多いのですが、具も分厚くしっかりと入れてあって、これがまたとっても美味しい!

そこまで辛さもなく、「高菜漬けとご飯って、なんでこんなに合うんだろう…」と改めて驚くほど。

着々と高菜ゾーンを落城させ、明太子ゾーンに突入!

こちらも大きな明太子が惜しげもなく、ごろごろ入っていて、こりゃまた贅沢!

イケる…!

これはイケるぞ…!

お米だけでお味噌汁もなければ、カレーもないしで、正直、あまり制覇する自信はなかったのですが、意外と良いペースで食べ進められます。

しかも、くまモンの顔の裏の、お皿で見えない部分も海苔で全面覆われているのに感動!

くーっ、やまうち本店さん、悔しいほどいい仕事するなーーー!!

海苔の香りで、ご飯がどんどん進みます。

そして明太子の横には、あか牛の肉そぼろが…!

あか牛を使ったそぼろだなんて、贅の極み!!

しかもこれもまた、味がいい!

熊本県民好みの甘めの味つけで、ご飯との相性抜群!

…とはいえ、やはり相手は総重量2kg。

一緒に連れて行った、年長と年少の娘たちが、少しは遊びながら食べてくれたものの、たいした戦力にはならず、なかなか苦しい戦いに…。

しかし苦しみながらも、あと一息…!

ここまでくるともう、勝ったも同然!

ゴールが見えるとまた、力も出るというものです。少しずつ食べ進めていき…

なんとか完食!!

幼児2人に手伝ってもらいながらではありましたが、見事にできゃーくまモン、倒しました!

おにぎりだけで2kgの炭水化物戦。

かなり厳しい戦いを予想していましたが、海苔も具材もたっぷりと贅沢に使ってあったので、最後の最後まで、飽きることなく美味しくいただきました!

ちなみに、普通の人が食べるであろう、岡持ちで運ばれてくるセットメニューも美味!

だご汁が、お椀いっぱい並々と注がれており、やまうち本店さんの愛を感じます。

まぼろしの生味噌を使っただご汁は、大根や人参、さつまいもなど、具材もたっぷりで、だんごももっちりで、絶品!

いりこと昆布でとられた出汁も美味しくて、こんなにもシンプルなおにぎりとだご汁が、本当に美味しい御馳走であることを実感させてもらいました。

ソフトクリームに甘酒シェイクも

そして嬉しいことに、デザートもありますよー!

醤油ソフトや味噌ソフト、甘酒シェイクが販売されています。

できゃーおにぎり完食後、醤油ソフトクリーム(ミックス)も食べてみましたが(スイーツは入るところが違う)、ほんのりとしたしょっぱさと醤油の香ばしさが感じられて、これまた美味しい!

甘酒シェイクも、いちごや紫いもなどがあり、麹を使った和スイーツもたっぷり堪能できました!

しかし戦い後はやっぱりお腹いっぱいで、丸一日、何も食べずに過ごしました…

まとめ

宝暦元年、新町での創業から270年以上の歴史をもつ老舗、やまうち本店。

「日々麹舎」は、私たちが毎日食べている、お米や味噌の美味しさに改めて気づかせてくれるお店でした!

美味しい食事にショッピング、和スイーツまで楽しめる、味噌と醤油のワンダーランド!

9月は期間限定で、天草みやび鯛入りの贅沢な冷や汁も楽しめますよ!

そして、できゃーだけではなく、「うまか!!」も間違いない、くまモンのできゃーおにぎりにもぜひ、大人数で挑戦してみてくださいね。

※記事公開直後は混み合う場合がございます。日を空けてのご利用をおすすめしています。

※予約はできませんので、ご来店された方からのご案内となります。

日々麹舎

営業時間

1階店舗 10:00~16:00

おにぎりとだこ汁 10:00~16:00(LO.15:00)

ソフトクリーム 10:00~15:30

定休日

毎週月曜日

※月曜日が祝日の場合は営業。翌火曜日が定休日となります。

駐車場

あり

ホームページ

https://yamauchihonten.com/hibikoujiya/

Instagram

https://www.instagram.com/hibikoujiya/

電話番号 0120-306-014(注文・問い合わせ窓口)

ライター紹介

ちえ

ちえ

熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。

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