7月15日に、大津に新しい和食のお店がオープン！

とっても丁寧に作られた本格的な和食を、リーズナブルに食べられるお店を見つけてしまいました。

カジュアルに和食が食べられるお店

こちらが、大津町役場の近くで、浜食品の向かいにオープンしたばかりの、「稀々」。

レンガの壁に上品な看板が掲げられています。

店内は明るい色の木のカウンターにテーブル席があり、落ち着いた雰囲気です。

入口から入って右手側にはお座敷席もあり、ゆったりとくつろぐこともできます。

夏の味覚満載の和食御膳

メニューはシンプルで、月替わり昼膳とうなぎ膳と茶碗蒸しのみとなります。

お得な月替わり昼膳を頼んでみました。

なんともまあ、丁寧なお料理ばかり！

ニガウリの土佐和えに鰆の西京焼き、お刺身や煮物に揚げ物など、品数豊富です。

こちらの魚素麺は、梅酢であえてあり、さっぱりと夏らしい一品！

海老蓮根饅頭は、もっちりした食感と、蓮根のシャキシャキ感、さらに、海老のぷりぷり感まで楽しめます。そしてまた、この出汁のきいた餡が最高！！！

香ばしく焼かれたとうもろこしがアクセントになっていて、一皿で何度もおいしい！

こちらは里芋春巻。

パリッパリに揚げられた皮と、もっちりとした里芋とのハーモニーがたまりません！

味噌汁にも焼き茄子が入っていたりと、ひと手間を惜しまない努力に脱帽です。

どれをとっても、本当に手の込んだ丁寧なお料理ばかりで、これがたったの1,200円(税別)でいいのかしら！？と疑問に思うほど。

ほかのお客様が、「食べ終わりたくないぐらい美味しかったー！」と言われていましたが、まさに名言！

美味しい料理を食す幸せに、ずっと浸っていたい！溺れていたい！そんなおいしい御膳でした。

デザートのサービスまで…

本当に美味しい和食って、人を幸せにするんだなぁー、と感慨に浸っていたら、「こちらサービスになります」と、なんと甘味まで…！

手作りの水ようかんまでいただいて、ますます幸せに…。

とても涼やかな夏の昼膳を、優雅に楽しませていただきました。

追加でホタテや白玉などが入った茶碗蒸しもいただいてみましたが、こちらも熱々の上品な味で、具材もしっかり楽しめる茶碗蒸しで絶品。

日本酒のラインナップも、有名なものから、名前すら聞いたことがないものまで豊富に取り揃えてあり、三種飲み比べもできます。

夜のコースも3,500円～と、昼も夜もリーズナブルに、本格和食が楽しめるのが魅力です。

料理人の松本さんは、龍田の「鈴菜」で6～7年修業されたあとに、いったん料理を離れて建築の道に…。その後やはり、「自分には料理しかない！」と思いなおされ、地元の大津にお店をオープンされたそうです。

建築業界にいらっしゃった時の経験を活かし、カウンターやテーブルはすべて手作り！

松本さんもまだ34歳とお若く、「お客様に喜んで食べていただけるのが一番！若い方でも、気軽に和食に親しんでほしい」と話されていました。

旬の素材を活かした、季節を感じる本格的な和食を、こんなにお手軽に食べられるとは…！またお友達や家族と一緒に行きたい、と思う名店でした。

稀々