熊本地震を忘れぬように…地震後に作られたいくばい益城笑店街の「きやま食堂」に行ってきた!そこでギネス記録に認定してほしい出来事が!
公開日: 2022.10.30
ライター:伊藤熊本地震から、6年が過ぎました。
被害のひどかった益城町は、いまも工事中の所がたくさんあります。完全復興へ向けて、熊本は少しづつですが、前に進んでいます。
地震当時、肥後ジャーナルも被災状況などを全国に伝えておりました→【4月19日】熊本地震、震災後の街中の状況
全ての熊本人がその影響下にあり、飲食店は営業できない状況が長く続くことになりました。
そんな中でも、美味しいご飯を皆さんに提供したいと思う一心で、仮設(プレハブ)店舗をたくさん募って商店街を作る動きが各所で起きました。
その一つが「いくばい益城笑店街」でした。地震後の規模からは小さくなりましたが(現在4店舗)、今も仮設で営業をしています。その店舗の中に入っている「きやま食堂」に行ってきました。
いくばい益城笑店街の台所「きやま食堂」
6年目を迎える、いくばい益城笑店街。その中に、設立当初から営業する「きやま食堂」
お昼になると、地元の方や工事業者さんたちで賑わっています。
この入口の雰囲気。入らずにはいられない。吸い込まれるように店内へ。
絶対に昼から飲んでるオッチャンがいるだろう的な内観がたまらない。こういうところ大好物です。
なにせ今流行りのオープンキッチン。
15、6人は座れそうな店内。
メニューは、壁に貼ってあるポップ(1番上の色紙はメニューではありません)と
席に置いてあるメニュー表の中から選びます。工事業者さんが、出勤前に来るのでしょうか、
開店朝7時!
「行ってらっしゃい!」って送り出してくれるんだろうなぁ。メニューを裏返すと、
おかず、つまみ、酒。
なんでもありのメニューです、まるで深夜食堂のノリ。
初めてだったので、店前に看板が出ていた
「日替わりランチ(480円)」を注文しました。
蜜漬けキンカン
自家製梅干し
柿の種が置いてあり、ご自由にどうぞ。
店員さんに、「これ食べていいっすか?」って聞くのは最低限のマナーです。
と、そこで驚愕の出来事が!!!!!
ランチの待ち時間ギネス認定して!
私の体感ですが、ランチ頼んで出てくるまでの待ち時間
約1分!!
神さまが作ってるにょ?
・ご飯
・味噌汁
・かぼちゃの煮付け(しゅんどる)
・たくわん(大量)
・モチ魚と厚揚げの煮付け
これが「きやま食堂」今日の日替わり定食でした。
かぼちゃ煮付けは、よく味がしみて適度なヌチャ感がたまらん逸品。
そして、モチうおの煮付けは、小ぶりですが身離れよいお魚なので食べやすい。
この完食写真見て何かしらの違和感感じませんか?
ね?
でしょ?
そうそう!
背骨がない!!
元々ないわけじゃなく、背骨もモシャモシャ食べれる柔らかさだったんです。カルシウム直採りした気分。
ご飯もたっぷりだからお腹いっぱいですよ、これで480円なんですから、愛されて当然。
ごちそうさまでした。
弁当やタピオカもある!
お弁当もあります。
マイ箸もあります、値引き中。
タ、タ、タピオカ!この雰囲気の店からは、想像できないメニューです。
お話を聞くと
「もう、あんまし売れんけん、料理に使いよるたいねぇ、腹にたまるでしょ?」
次きたら、それ食べてみよ。
時間に追われたサラリーマンの味方、まごう事なき
早い!
安い!
美味い!
3拍子揃ったお店です「きやま食堂」、よかお店です。ちなみに
トイレはお外。
駐車場めちゃ広いです。
おまけのお笑い川柳
額に入れて飾ってありました、この中で最も刺さったのが
恋かなと
思っていたら
不整脈
動機息切れが辛い毎日です。恋の嵐だろか。
きやま食堂
住所 | 〒861-2242 熊本県上益城郡益城町木山430 |
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営業 | 朝7時から夜9時 不定休 |
電話番号 | 09015119814 |
ライター紹介
伊藤
演劇の先生やったり、アニソンやメタルのDJやったり、バンドやったり、サブカル好き思春期48歳独身。健康診断で中性脂肪が赤信号だったので、たまにジョギングすることにした。やっぱり犬が好き。
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