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【八代市鏡町】ALL MADE IN KUMAMOTOの米粉シフォンケーキを食べたら”シャフッ”って音がした!家族愛・地元愛がダダ漏れの「米粉Sweets工房」

ライター:伊藤 伊藤
キーワード:

いきなりですが私の主観で話をします。

私は!

シフォンケーキはパサパサな食べ物だと思います!

「これしっとりしてるから」と言われて食べたシフォンケーキ全て、私はパサパサの唾泥棒にしか感じません。

多分そういう舌なんです。同感な人います?います?

「私も!」って方いたら連絡ください、親友になれそう。

この取材まで

思ってました…。

北新地は大阪だけでなく熊本にもある

取材したのは

米やレタスを育てている農家「藤本農園」が営む

米粉Sweets工房

その名の通り米粉を使ったスイーツのお店です。

場所は八代市鏡町北新地です。北新地といえば大阪切っての繁華街じゃなかですか。

そんな場所が八代に??ってそんなわけない。

大阪北新地のように、あちらこちらに飲み屋があるわけではなく

あちらこちらに田んぼとビニールハウスがあるのどかな北新地です。

そんな場所にある「米粉Sweets工房」。

道路からお店は見えません。唯一の手がかりは

青い壁とこの看板、そして

このトラクターです。(わからんて…)

このトラクターの裏がお店です。(おらん時もあるって…)

動画で道順説明されてましたコチラ

MADE IN FUJIMOTO

藤本農園を切り盛りするのは

藤本夫妻とその家族です。

本当にこぢんまりとしたお店。

藤本農園は元々い草を中心に営農していました。

100年以上続く農園は時を経て、現代表の藤本和裕氏夫妻に引き継がれます。

「い草はどこに行ったのですか?」

「なくなって、お米とレタスになりました」

「代々続いた、い草を変えるって揉めたりしたんじゃないですか?」

「いやぁ父も反対はせず、割とあっさりとですね。食べるものがいいなぁと思って、お米とレタスにしました。あとはブロッコリー、おくら、スイートコーンを育てています」

「お米の品種は?」

「ヒノヒカリとニジノキラメキです」

ほえ?ニジノキラメキって初めて聞いた。

「ニジノキラメキは有名米に負けない美味しさでありながら、暑さに強く病気にも強いお米なんです。最近では人気品種ですよ」

米粉Sweets工房の商品に使われている米粉は、全て藤本さんが作ったお米です。卵や甜菜糖などの材料も熊本県産。

つまり

ALL MADE IN KUMAMOTO

「母がずっとお店をやりたがってたんです。父の代では叶わなかったのですが、私が代表になったのをキッカケに店を作りました」

家族で栽培し

家族で収穫し

家族で米粉にし

家族でメニュー開発を重ね

家族で調理し販売する

あ、これ

MADE IN FUJIMOTOだ。

「立ち上げは苦労されたのでは?」

「初めはコンサルタントにお願いして経営のアドバイスを得ました。その後八代市とタイアップするような形で店を開きました」

やはり何事も、周りの助言や助成があって成り立つもの、相談=筋トレですね。

「ケーキに使ってるお米は、さっき仰ってたニジノキラメキ?」

「ヒノヒカリです!ネームバリューがあるから、ヒノヒカリなら美味しいだろうってみんなの理解が早いじゃないですか」

魅惑の白い粉

米粉を作るにあたってニジノキラメキやヒノヒカリ以外も試したそうですが、お米の品種(固さ・大きさ)によって製粉法が変わってくるそうです!(そりゃ大変だ!)

紆余曲折した1年間を経て完成したのが

MADE IN FUJIMOTOの米粉シフォンケーキ!!

プルプルだと!?

お待たせしました。

シフォンケーキの登場です。

コチラはマーブルチョコレート味。

早速切り分けていただきました。

1片を手に取って、振ってみました。

「なに!プルプルだとぉ?!これが米粉の性能か…」

抹茶味でも試してみる

ブニョん。

なんだこれ!

我慢できず口に頬張ると、

シャフッ

って音がするの。

フワッとかじゃないの、シャフッなの。

香ばしい甘さと、サラッと広がる抹茶のフレイバー。噛んで飲み込むころに

「あ、米だ」

全員がそう思ったから間違いないと思います。シフォンケーキの食感は、パサパサからシャフシャフに覆されたわけです。

レギュラーメニューは↑

チョコレート自体もこだわりを持って厳選を重ねここに至るそうで、コクのある味わいが特徴的でした。

最近登場したレモンシフォンケーキは、奥様のお絵描きが施してあります。

お絵描きにハマっていった結果

こうなりました!

カワイ!

※ご注文はお電話かWEBでご予約ください。

熊本県内で連続コラボ

藤本農園は自分のとこで米粉シフォンケーキを作るだけでなく、県内のさまざまな農家さんと連携し

まさしくMADE IN KUMAMOTOの輪を広げています。

氷川町の【フルーツガーデン虹色】さんのシャインマスカットを使った米粉タルト。

東陽町の【橋永農園】さんの栗を使ったモンブラン。

などなど。

熊本県産の果物を使って、農家さんを盛り立て、我々消費者を喜ばせてくれています。

また

藤本農園のトウモロコシを収穫体験するイベントを、同じ八代の農家さんとコラボして開催したり、地元生産者と地元民を繋げ、食や人を通じて故郷を愛する気持ちを作る取り組みを行っています。あら?緑のジャージはイグサックさんじゃないですか!イグサックさんの記事はコチラ

これからも

家族ファースト

地元ファースト

笑顔ファースト

農業を通じて人の輪を広げる藤本農園の米粉シフォンケーキは

輪の形をしています!(大体のシフォンケーキはそうでしょ!)

ご注文や期間限定商品などの情報は↓

米粉Sweets工房HP

身近な地域で生産・加工されている商品を買って食べることを「地産地消」というのはみなさんご存知かとお思います。

藤本農園をはじめ熊本県内の農家さん・生産者さんが、熊本の方々に自分たちが作ったものを楽しんで欲しいと日々願っています。その取り組みをいろんなテーマをもとに紹介しているのが

KUMA RICH(クマリッチ)

↑の意味ですが

KUMAは自然豊かな熊本の地で生まれたものを!

RICHは県産品の「豊かさ」「恵み」を表現!

人々が「地産地消」に取り組むことが日々の豊かさに繋がっていることを表現しています。 「地産地消」の大切さを考え、自分にできる行動につなげてもらいたいとの意味が込められています。

県産品をもっと好きになる「KUMA RICH」のWEBサイトは

↓↓↓

KUMA RICHサイト

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米粉Sweets工房(藤本農園)

住所

〒869-4225 熊本県八代市鏡町北新地734−1

営業日

7月〜10月:火曜・木曜・土曜
11月〜6月:土曜のみ

営業時間

13時から18時

ご注文について

お電話もしくはWEBでのご予約が必要になります。注文サイトはコチラ

受け渡し希望日時は、ご注文日から2日以降の営業日をご指定ください。 受け渡し希望日の3週間前からご注文可能です。

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電話番号 070-9067-1974

ライター紹介

伊藤

伊藤

演劇の先生やったり、アニソンやメタルのDJやったり、バンドやったり、サブカル好き思春期50歳独身。健康診断で中性脂肪が赤信号だったので、たまにジョギングすることにした。やっぱり犬が好き。

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