デカすぎるヨーグルトでお馴染み「球磨の恵み」を作っている球磨酪農が、またもや、やってくれました。

今度はヨーグルトではなく

牛乳の新商品。

「いや新商品ゆーても牛乳でしょ？味に大差ないやん」と思ったあなた。

私と一緒ですね！！！！

新商品は、お腹ゴロゴロになりにくいヤツみたいですよ！

A2てなんだよ

さてこちらが新発売の牛乳「球磨の恵みＡ2牛乳」です。

思いますよね。

Ａ2てなん？？？

て。

パッケージの横にちゃんと説明は書いてあるんですが

専門的すぎて意味がよく分からない。

分からなければ聞けばいい。

ということでやってきました。

球磨酪農農業協同組合！

「すみません、このA2とやらがよく分からなくてですね」

「確かにややこしかですもんね。簡単に言えば牛乳の中にある成分の話です」

よく牛乳飲むとお腹がゴロゴロするって人がいますよね。そのゴロゴロさせる原因となるのがA1という成分なのですが

日本で流通している牛乳の多くがこのA1もしくはA1とA2が混在したものなのだそう。

「そのA1てろA2てろは一体何で分かれてるんですか？食べている餌とか？」

「いえ、もともと個体で最初から決まっているんですよ。血液型みたいなものだと思っていただければわかりやすいかと思います」

もともと存在していたA1、A2ですが、海外でお腹がゴロゴロになりにくいと確認されたことで2003年にニュージーランドで市場に初めて投入され、その後オーストラリアやアメリカなどで普及されています。

「それを知っていた球磨酪農の組合員さん（酪農家）が、検査をしてA2の遺伝子をもつ乳牛の育成に取り組んだんですよ」

「先見の明ってやつですね。でも検査だってタダじゃないでしょ」

「そうですね。ほんと日の目を見るまでずっと頑張っておられてですね。その熱意で組合もどうにか市場に流通させなければということで、個人では難しい製造過程での分別やら機械設備の導入を行いました」

導入された新しい設備

「大規模ですね」

「そうですね。と言いますのも、球磨酪農の組合員さん（酪農家）も廃業されるところが多いんですよ。高齢化もありますが昨今の餌代の高騰とかですね。組合としてもどうにか酪農家の皆さまに還元できることはないかと思い、新商品の開発に踏み切った次第です」

色んな人の想いを乗せて流通されています

「ちなみにA2の牛乳の生産は九州で初です」

「えっ」

確かに世の中にはお腹がゴロゴロなりにくい牛乳って存在しますが、九州管内で生産されたものではありません。

「しかも使用しているのは100％人吉、球磨で飼育ものに限定しています」

「おお、なんか安心感ありますね」

常に腹が弱いマンに何も言わず飲ませてみた

しかし私は特段牛乳を飲んだところでお腹が痛くなった経験がありません。

ということで編集部にいた全員に、お腹痛くなりにくいよ～なんて一言も伝えず飲んでもらうことにしました。

まずは365日中350日はお腹を壊しているひろゆき。

「なんなんですか」と言いながらも普通に飲みました。

「まあ香りは普通の牛乳…いや、そんなムトーさんが僕にそのままの牛乳をくれる訳がない。いい加減分かってきましたからね」

「なんも入れとらんて」

「ちょっと待ってくださいよ。僕は普段本物の牛乳を飲む機会なんてそうそうないんですからゆったりとこうね」

「はよせんと、取り上げるけんね」

「おいしい。てかこれなんですか？普通の牛乳ですけど」

「球磨酪農から出た新商品の牛乳」

「なんそれ私も飲む」

「うん。食事にあう牛乳ですね。ほら牛乳って味が濃すぎるのもあるでしょ？単体では美味しいけど食事と合わせるのはどうかなーって思ってたんですけど、これは食事の邪魔をしない」

「ふむ」

「あっ」

「なんすか球磨酪農でしょ？あそこの製品全部美味いんでそりゃ飲むでしょ」

美味しい美味しいゆーて、グビグビと飲んでました。

「牛乳でお腹壊したことありましたっけ」

「いえ？」

「私はいつも壊します。しかし美味しさには勝てず、壊すことが分かっていても飲む男です」

うんめ！！！！！！

「飲み口はさっぱりなんだけど後味は甘い！なんだこれ！物足りなさはなし！」

「完璧な食レポ」

その後、ひろゆきだけは「ですよね。うめっすよね」を繰り返し、気が付けば1人で500ｍｌを一気に飲んでいました。

調査結果

飲み終わって数時間経過したところで全員にネタバレを行いました。

「…ということで、現時点でのお腹の調子はいかがでしょうか」

「元々痛くならないからなんとも」

「私も」

「僕は痛くなる派ですが確かになんともないですね…」

「あれ、ひろゆきどこ行った」

「トイレです」

まあ、ひろゆきの場合はA2がどうのとかよりも、一気に500ml飲んだから腹痛が起こった可能性があるのですが、ほぼ高確率でお腹が痛くなりにくいことは実証されました。

「一気に飲み過ぎました」

ゆめタウン系列で販売中！

球磨酪農から新しく登場した「球磨の恵みA2牛乳」

牛乳は好きなんだけどお腹を壊すのがね…という方はもちろん、購入することで売上金が酪農家に還元できるような仕組みをとっていますので

「人吉球磨地方の酪農家を応援したい」「人吉球磨復興の足掛かりになれば」という方にもおすすめですよ。

ご覧のプライスカードやPOPが目印です！ゆめタウン系列などですでに店頭に並んでいますよ！

是非一度お求めになってみてはいかがでしょうか。