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メアリーナイトスクープ‼︎ 92歳と72歳の新婚さんご夫婦へ手紙を届けて欲しい。鳩とちえとで伝書鳩!

前回、1月に取材させて頂いた宇土の新婚さんいらっしゃいのご夫婦。

過去記事はこちらから↓

【92歳と72歳!宇土市在住の新婚さんを訪ねたら、人生で大切なことを教わった!】
https://higojournal.com/archives/shinkonsan.html

まだまだ記憶に新しいかと思います。

この記事をご覧になられた読者様から「寺尾さんご夫妻にお手紙を届けたい」という依頼があったので、伝書鳩ことメアリーと、ちえで再度伺ってきました!


なんか探偵ナイトスクープみたいやん

ある日、肥後ジャーナル編集部に1通のメールが届きました。

寺尾さんご夫妻を知り、ご夫婦の夢の実現に対して応援のお手紙を送りたいのですが、住所がわかりません。
わたしの手紙をご夫婦に届けてくださることは、可能ですか?

メアリー

よっしゃ!出番や!やったるでぇ‼︎

実は、前回の記事が公開された際、メアリーは目ん玉がひっとずっかと思うほどの衝撃を受けたんです。

メアリー

寺尾のおっちゃんじゃん‼︎

ご主人の寺尾さん、実は宇土出身メアリーの幼馴染みのお父さんなんです。父親同士も友人の為、メアリーのことを雛鳥の時から知ってる方なんです。おっちゃん家でカンフーゴッコして遊んでいたあの頃が懐かしい。元気そうなお姿が見れてとても嬉しく思っておりました。

俄然、やる気に満ち溢れる。

早速アポ取りして現在は益城町に引っ越しし、新生活を送られている寺尾ご夫妻に会って参りました!

いざ配達

向かったのは益城の山の中。事前に、寺尾さんご主人から細かな道を教えて頂いていたので、少しだけ迷った後辿り着きました。

この素晴らしい景色!この場所に3か月前から寺尾ご夫妻は新生活を始められております。

ご夫婦で優しく出迎えくださいました。

そして早速お手紙を渡す事に成功!

同梱されていたお菓子もしっかり手渡し!

30年振りに会う寺尾のおっちゃん(勇さん)は、全く変わらず。奥様の直子さんも、見た目通り上品で優しい方。

届いたお手紙を読むお二人。

奥様の直子さんの嬉しそうな笑い声がお部屋に広がります。

お手紙を読み終わった後、直子さんは、とても嬉しそうに胸がいっぱいと言われておりました。

無事にお手紙を渡せてミッションクリア‼︎

私たちも任務完了で胸がいっぱい。

後日談として、奥様がお手紙に記載されていた連絡先に連絡し、直接お話をされたとのこと。「ありがとうございました」ととても丁寧なご挨拶を受けました。

ゆったりと過ごされるご夫婦の生活

せっかくなので、お二人の普段の生活ぶりを覗かせて頂きました。

何故、この地に引っ越されたのか?きっかけは、熊本地震だったそうです。

あちこちと土地を探していた際に、この地、益城町福原をひと目で気に入られたとの事。

この場所から、農村の地方創生を行いたい。この村を日本一にしよう!40年前から心に描いていた理想の里社会をこの地で実現したいという想い。

日頃から、ご近所さんや友人などを招いてお月見会などを行われているとか。この時は台風の為、日程変更のお知らせを奥様の直子さんが手書きで書かれたそうです。

人柄が溢れ出る様な優しい字です。

文化人類学の博士でもある直子さんは、とにかく多才。ピアノを弾きながら子供たちに童謡を教えたいと夢を語って頂きました。

ちえさんがピアノを弾き、歌を歌われる直子さん。ご主人の勇さん曰く、毎日歌いながら台所仕事をされているとか⁉︎

メアリー

そういえば、おっちゃん昔から食べ物には煩かったよね。

おっちゃん曰く、50年前から人間は大自然の一部であると、根本的な食(食という字は、人を良くすると書く)に対しての考えで当時から人の命を考える有機農業に力を入れていたそうです。

メアリーも子供の頃、遊びに行っていた轟水源地近くの教育の森•轟学苑では21世紀にふさわしい人間の生き方を学習、実践する会を催していたとか。

メアリー

あそこって、そんな場所やったんや‼︎知らんかった‼︎

生まれ育ちも、生活環境も異なるお二人の出会いと結婚までの話は魂レベルで繋がっていらっしゃるんだろうなぁとしみじみ。

人生ってホントご縁なんですね。

まとめ

そんなお二人の毎日の日課は、電動カートで村中を一周する事。

メアリー

は?電動カート??

毎日、朝の涼しい時間帯にこの様にしてお二人だけのデートを楽しまれているとか。

電動カートは、おっちゃんの自作で2人乗れる様に改造されておりました。

毎日の生活を素晴らしく彩られているお二人。終始、幸せそうなお姿に私たちも幸せな気持ちに。

人は大自然の中に生きている。そこにお金は必須ではない。人生において大切なものは何なのかを気づかされる1日でした。

今回の取材では、懐かしい気持ち半分、そしてこのお二人の様な生き方をしたいと思いました。

およそ30年以上振りの再会でしたが、今回の再会のきっかけ、また人生の指標が発見できた良いきっかけをくださったご依頼主様に感謝申し上げます。

ライター紹介

肥後ジャーナルライター

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