熊本のカレー通の間で、「あそこのカレーはおいしい!」と評判になっている「深夜特急」。昨年9月にオープンして以来、現在も休日は行列ができるというお店に行ってみました!
素通りしてしまいそうな小さなお店
「深夜特急」は、出水のゆめマート江津店のすぐそばにあります。
こちらの黄色い壁のお店が「深夜特急」です。大きな看板があるわけではなく、店名はガラス窓の下に「curry rice 深夜特急」という文字があるのみ。
初めて行くと、思わず素通りしてしまいそうな外観です。駐車場は店舗の左側に1台のみあります。
店内もメニューもシンプル!
こちらのお店は、福岡の人気カレー店「GARAM」の味にほれ込んだオーナーが、「GARAM」で修業を積んでオープンさせたお店です。カレーの味のみならず、お店のつくりも「GARAM」と同じつくりになっているそう。L字カウンター6席のみの、こじんまりとしたお店です。
壁には瓶に入ったスパイスが整然と並べられています。
厨房も、カレーを作る上での動線も、無駄なものが一切なく、すっきりしています。
お冷やの入った坪は、魔法のランプのようで雰囲気があります。
メニューもいたってシンプル!
カレーは深夜特急カレーとキーマカレーの2種類のみ。アルブルタとオニオンアチャールは付け合わせになります。おいしいからこそこれだけで勝負できる、シンプルなメニューです。
スパイスの絶妙な調合でクセになるカレー
まずはオーソドックスな深夜特急カレー。
深夜特急カレーには、ご飯の横にアルブルタ(じゃがいものサラダ)がついてきます。
ルーは大きな手羽元が2つ入った、とろみの少ないさらっとしたカレーです。
一口食べてみると…辛い!でもおいしい!!
約20種類使われているというスパイスの調合が絶妙で、一口食べれば二口目が欲しくなり、二口食べれば三口目を食べたくなるような味わい。飽きることなく、最後まで感動が続きます。
そして、手羽元が半端なく柔らかい!スプーンでほろほろとほどけ、食べるときれいに骨だけがつるんと残るような柔らかさです。アラブルタが箸休めのように、カレーの辛さを和らげてくれます。
こちらはキーマカレー。注文を受けてから、オーナーが一杯ずつ小さなフライパンで鶏ひき肉を炒めて提供してくれます。こちらもお肉とスパイスのうまみがぎゅっとつまっていて絶品!やみつきになる味です。
まとめ
週1で通うほど熱狂的なファンもいる「深夜特急」。寡黙で真面目で、ちょっとだけシャイな山下達郎好きのオーナーが、ひたむきにスパイスと向き合って作るカレーは、やみつきになるおいしさでした。カレーが好きな方で、まだ「深夜特急」のカレーを食べたことがない方は、ぜひ足を運んでみられてはいかがでしょうか。
深夜特急
営業時間 | 11:30~14:30 18:00~21:00 |
---|---|
店休日 | 月・木・金曜日 |
電話番号 | なし |
ライター紹介
ちえ
熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。
記事シェア