こんにちは、次郎です。

皆さん、冬にアイスって食べますか？

寒いからこそ、濃厚な甘さが恋しくなりますよね。

今回ご紹介するのは、冬のドライブの途中で、あえて立ち寄りたくなる、極上の逸品です。

場所は西原村の玄関口！

お店は、西原村。

熊本・南阿蘇方面への途中にあり、阿蘇熊本空港から車で約3分に位置しています。

近くには、カレー屋「チャングプラント」 があります。

3年前にオープンして以来評判のソフトクリーム屋さん、「みるくりぃむ」。

その建物の外観からして「ソフトクリーム専門店！！」というのが一目で伝わってきますよね。

地域住民だけでなく、福岡など県外からのリピーターも多い人気店です。

季節限定の焼き芋ソフトクリーム解禁！

こちらから登場したのが、秋冬限定の新作「 焼き芋ソフトクリーム（￥600） 」！

リピーターの方には「まだ焼き芋ソフトは出さないの？」と声が上がるほどの大人気商品。

11月22日に解禁されたということで、今回はそこにフォーカスを当てて掘り下げて行こうと思います。

この一見シンプルな組み合わせには、地元・西原村への深い愛情と、旬だからこそ味わえる極上の甘さが詰まっていたんです。

 驚きの食感！この時期限定の「しっとり熟成芋」の秘密

「みるくりぃむ」さんのこだわりは、徹底した地元食材の活用と、旬の美味しさを最大限に引き出す工夫にあります。

使用している焼き芋の品種は、西原村産の「シルクスイート」。

この地元のさつまいもは、火を通した後のとろけるようなしっとり食感と上品な甘さが特徴で、濃厚なソフトクリームのトッピングとして最適だと選び抜かれました。

地域を盛り上げたい！という、店主の熱意が感じられます。

美味しさの秘密は、収穫してすぐに使うのではなく、貯蔵庫で2〜3ヶ月寝かせて熟成させていること！

旬のさつまいもは、この熟成期間を経ることでデンプンが糖に変わり、自然の甘さが最大限に引き出されます。

それでも、リピーターの方には秋冬限定の商品で待ってる方も多いらしく
「まだ焼き芋ソフトは出さないの？」と度々声かけられるんですが、、、

店主様曰く、
「掘ってすぐの芋は甘くないんですよ。焦らず待って、一番甘くなったものだけを使っています。」とのこと。

この手間暇こそが、極上の甘さの理由です。

「焼きたての焼き芋」を使ってあえて提供しない！最高に美味しい調理の工夫があった。

最初こちらの焼き芋ソフトをいただいて手に取った時、

「あれ？焼きたてじゃないんだ？？？」

そう。「焼き芋」で唄ってるのにもかかわらず、アツアツじゃなかったんです。

最初は、焼きたてだとソフトクリームが溶けるのが早くなってしまって、写真を撮るタイミングを逃してしまうのを防ぐためだと思い込んでたのですが、

そこに関しても、実は秘密があったんです。

建物を増設して設置した芋焼き機。
写真に写っている２つの引き出しにシルクスイートを投入してじっくりと仕上げている。

芋焼き機でほっくり仕上げられた焼き芋ソフト用のお芋は、焼いて1日冷蔵庫で寝かせ、翌日保温機で30〜35℃に入れてた状態から提供しているとのこと。

この、冷蔵庫に1日寝かせることで、芋の甘みが凝縮され、パサつきゼロのしっとりねっとり食感に！

実際いただいてみてもじ皮までスプーンでホグせるほど柔らかいんです。

僕はもちろん、皮ごとペロリでした。

一口食べると、旬の熟成芋のしっとり感と、濃厚なミルクソフトが口の中でとろけ合います。

この地元ならではの特別な食感は、食べられる時期が限られた今だけの感動です！

ソフトクリームにも地元産の牛乳をブレンドするなど、細かいところまでこだわりが光ります。

冬でも美味しい体験を完璧にする「ホットコーヒーセット」

お客さんの声にも耳を傾けてくれるのも、このお店の魅力。

「甘くて美味しい焼き芋ソフトの後に、コーヒーで締めたい！」という声に応えて、

新しくホットコーヒーセット（セット割あり）が登場しました！

ソフトクリームとセットで注文すると100円値引きされます。

濃厚なソフトとしっとりした芋の甘さを、ホットコーヒーの苦味と温かさでリセットする。

完璧な組み合わせですよね。ドライブの休憩に、ぜひこのセットを試してみてください！

家族の絆が隠し味！愛され続けるお店のストーリー

この「みるくりぃむ」がある場所も、とてもユニークなんです。

店舗は、お母様が営む美容室（写真右側）と、お父様が営む理容室（写真左側）のちょうど真ん中に位置しています。

せっかくになので、それぞれのお店にも、ちょっとだけ覗かせていただきました！

こちら、お母様が営んでる美容室店内。
お一人様限定なので、ゆっくり丁寧に施術してくれるスタンス。

店内には、お母様のご兄妹（お姉様）が作られた素敵な洋服雑貨の数々が販売されていました！

こちら、お父様が営んでる理容室店内。

お父様と最初目があってすぐ

「良いもの見せてあげるよ、、、！！」

と言われてお邪魔すると、玄関入ってすぐの場所には不思議な写真が。

運転中に「これは何だ！？」と驚き、思わず車を停めて撮影したとのこと。

思わず撮影した写真が本当にお気に入りとのことで、模写した作品。

「この中央の線のようなモヤは何だったんですか？」と訊いてみたんですが、「わからん！でも不思議な絵ですよね〜！」と返ってきました。

色々と想像が膨らむ絵です。

お父様は絵を描くのが趣味とのことで、店内は作品が展示されています。
まるでギャラリーのようですよね！

理・美容室の待ち時間、 カラーやパーマの待ち時間が長い時でも、すぐにソフトクリームを注文して、温かい空間で食べられるという、お客様にとって嬉しいサービスが自然に生まれています。

ご両親と娘さんご家族での風通しの良い連携があるからこそ、このような柔軟なサービスが実現できるんですね。

なんなんだこの家族は！？

って思わずご本人に言ってしまいました！（褒め言葉です）

東京と西原村のハイブリッド

店頭で思わず写真を撮りたくなったんですが（ちゃんと撮った）

そうしちゃうようなお店づくりにも秘密がありました。

実はお店のロゴや看板、そして新しいメニューのアイデアは、東京にいる妹さんがプロデュースしているとのこと！

熊本と東京。距離的に遠くに住んでいながらも、定期的にお店の相談をされており、地元の素材を活かしつつ、最新のトレンドを融合させるセンスの良さも、愛されている理由の一つです。

この「家族の絆」こそが、このお店の温かい雰囲気と美味しさの隠し味かもしれないなぁ〜。

温かいご家族の笑顔と、美味しい地元の食材への愛情が詰まったこの場所。

ドライブの休憩に、ぜひ一度立ち寄って、この旬の味を体験してみてください！

みるくりぃむ