こんにちは、次郎です。
今回は皆が大好きな唐揚げについて!
新しくオープンした唐揚げ専門店「ハピカラ」の紹介になります!
オープンして間もないにも関わらず、店舗SNS(X,TikTok,インスタグラム)では驚異のフォロワー合計10万人超え!
「行列ができる予定の唐揚げキッチンカー」として発信しています。
「ハイハイ、どうせ飲食経験者が始めたんでしょ?」 「元々、有名な唐揚げ屋のフランチャイズかな?」
僕は取材前の当初インスタグラムで拝見してからそう確信していました。
しかし、取材でわかったのは、この唐揚げを作り上げてるのは驚愕の素人集団だったという事実。
なぜ、彼らは異業種から唐揚げの世界に飛び込んだのか?
そして、その「ストイックな旨さ」の秘密とは?経営者の会社の従業員の方に、根掘り葉掘り訊いてきました!

目次
310食堂さんと同じ敷地内に構えるキッチンカー
熊本県西原村に、突如現れた黄色いキッチンカー。その名も「ハピカラ」。


場所は記事にも上がっております赤牛メニューが堪能できる「310食堂」や、ナチュラル系雑貨屋の「KAFU」の同じ敷地内に構えています。
メニューはシンプルに2種類!

ラインナップはシンプルに
唐揚げとフライドポテトの2種類のみ!
5個入り唐揚げ ¥600
フライドポテト ¥400
フライドポテトに関してはなんとシャカシャカするタイプ!
17種類のフレーバーから選ぶことができます。
醤油バター、サワークリームオニオン、めんたいマヨが特に人気とのこと。

唐揚げとフライドポテト実食!筋肉質な食感が特徴!
唐揚げと、フライドポテトを注文しました。
注文してから揚げはじめて、約8分。


キッチンカーから耳を澄ませると聴こえる
揚げられる音が食欲をそそります、、、、


コロンとまとまりのある揚げたての唐揚げと、フライドポテトが顔を出しました!

唐揚げ達を袋に詰めていき、、、、



受け取りました〜!!
1個つまみ食いしてから、持ち帰りました!

15時だったので、丁度おやつ感覚でいただきました。

今回は、サワークリームオニオンのフレーバーをチョイス!
まるで出来たてのスナック菓子を食べてるようなサックサクふわふわで幸せな気持ちと、このジャンキーな食べ物をいただいているという背徳感。
味変の幅が広いのはホント飽きがこなくて嬉しいなぁ〜!

で、今回の主役、唐揚げ!

簡単に表現すると。。。。「筋肉質な唐揚げ!」って感じ!
タンパク質の密度を感じて、噛むほどにしっかりとした弾力があって、肉そのものの力強さが味わえます。
加えて30分経っても、全然衣がベトつかない!
衣にはデンプン粉を使ってるとのことで軽めだし、カラッと揚がるという秘密がありました。
味付けもしっかりついてて5個あっという間に無くなってしまいました。
5個って多そうなのに、飽きが来ない仕上げ方になってることに驚き、、、!!
それと、唐揚げの外観からもう一つ気づいたことがありまして、、、
全部肉が丸まっててサイズがほぼ遜色ないんですよね、、、、!!
唐揚げってグラム単位で販売している店舗が多いんですが、
これって、1個に分けてもそのサイズ感や重量って均等ではないから
その不平等さを解消するための販売手段なんですよね。
他店ではもも肉をそのまま広げた状態で揚げることも多いですが、
ハピカラでは丁寧にグラム単位で切り分けており、鶏の皮で包み込むようにして手作業でまん丸に成形しています。

揚げられる前の生肉の収納状態、綺麗すぎませんか!?
思わず撮ってしまいました。
このようなサイズを均等にした販売の仕方することで、
唐揚げを1個単位で友人やお子さんなど分け合う際にも、不平等さを解消してくれるんですよね。
衝撃の事実!唐揚げは「つなぎ」としての事業が始まりだった
出てきた唐揚げの仕上がりやビジュ、SNSのフォロワー数から、相当洗練されてる店舗だなぁ〜って実感しました。
その上で、どれだけ唐揚げ販売を行なってきたんだろう?と、その歴史を深掘りしようとインタビューしてみたところ、、、、
「唐揚げを始めたのは、ぶっちゃけ“つなぎ”なんですよ(笑)」

と、揚げてくださった須藤さんからの返事が、、、!
え????????(まさかの回答で言葉を失いました)
ハピカラを運営するのは、元々、北九州で建設業を営む会社の社長と従業員の方々。
彼らは熊本県でソニーの半導体工場関連の仕事をしていましたが、現場が一旦落ち着き、次の大きな現場が来年夏に始まるまでの期間がぽっかり空いてしまったのだという。
「それまでに『なんかやろうか!!!』ということで始まったのがこれなんですよね。キッチンカーを買ったよ、から始まって(笑)。」と須藤さん。
なんと、唐揚げの販売は2025年11月が全くの初めて!
社長も従業員の方も、まさかの飲食業未経験からのスタートだったのです。
「初めて」からプロの味へ。社長の裏ルート
素人がいきなりプロの味を出せるはずがない!!どうやって仕上げたんですか!?
思わず訊いてみました。
そこには、やはり社長のコネクションがありました。
社長の知り合いに、本拠点(北九州)で唐揚げをやってる方がいて。
その方のレシピ、タレとか、粉とか、全部教えてもらったとのこと。
この“裏ルート”で得た門外不出のレシピこそが、ハピカラの「洗練された味」の正体でした!

開業当初は地獄の「仕込み」
とは言え、苦労話はきっとあるはずだと思い、訊いてみました。
この丁寧な仕込みは、開業当初、従業員の方にとって最大の苦労だったらしく
「仕込みがめちゃくちゃ大変でしたね。毎日、朝から晩まで鶏肉を切って、味付けて、ひたすら丸めて……最悪やな、もうやめたいな、と正直思いました(笑)」と須藤さん。
現在は、会社の事務所の1階が「唐揚げ部屋」となり、そこでアルバイトの方々が仕込みを代行。
効率化を図ることで、このストイックなクオリティを維持しています。

西原村を販売拠点に選んだワケ
キッチンカーの場所は、西原村のメインストリート沿い。
観光地でもありながら、近くに半導体工場もあり、立地は抜群です。
当初はいろんなところを見て回ったけど、なかなか良いところがなくて。
この場所を社長の知り合いに紹介してもらったとのこと。
決め手となったのは、「人通りと集客力」。
平日の昼間でもお客さんが多く、「ここなら間違いない!」と確信したそうです。
ドライブ途中の休憩スポットとして、県外のみならず熊本市内から郊外に来た人が立ち寄る「ちょうどいい場所」として人気を集めています。
北九州と熊本の強力タッグでSNS戦略!
オープンから間もないにもかかわらず、SNSフォロワーがめっちゃ多い裏側には、会社の強力な組織力がありました。
「北九州にいる事務員さんが、SNSに詳しくて。動画を作ったり、アップしたりといった作業は、そっちの北九州のチームに任せているんです。」
唐揚げ製造は熊本、SNS戦略は北九州と、
二拠点での強力な連携こそが、ハピカラの急成長を支えていたんですね。
クリスマスはフライドチキンが登場します!
通常メニューは「唐揚げ」と「フライドポテト」というシンプルなハピカラですが、
クリスマスシーズンには限定メニューが登場します。
【クリスマス限定】特製フライドチキン
- 限定300本の予約販売
- 予約承り期間:12月20日(土)まで
- お渡し日:12月23日、24日、25日のいずれか注文予約は電話もしくは店頭にて承っています。

「素人集団」から、プロの味を提供する人気店へと駆け上がってく未来も遠くなのではないかと(僕は)確信した「ハピカラ」さん。
そのストイックな唐揚げは、一度食べたら忘れられない「肉の力強さ」を持っています。
西原村へお立ち寄りの際は、ぜひ一度、この「筋肉系ストイック唐揚げ」を体験してみてください!

ハピカラ
| 営業時間 | 11時~17時 |
|---|---|
| 定休日 | 不定休(Instagram等SNSを要確認) |
| SNS | |
| 電話番号 | 080-1903-2929 |
ライター紹介
次郎
熊本出身、屋久島育ち。出張カメラマンしています。 趣味はカフェ巡りとお祭りごと、あとはカメラを片手に街をうろうろすること。 特撮とアニメが大好きで、仮面ライダーのかっこよさとプリキュアのかわいさに日々感化されています。
ヒゴナルマッチングとは、肥後ジャーナルの媒体を活かして、熊本で自分に合う仕事を探している求職者と求人活動をしている企業の情報をそれぞれ集め、お互いに明確なメリットがあるお仕事探しができる人材情報サービスです。



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