「阿蘇山」という山はないって知っていましたか?
根子岳・高岳・中岳・烏帽子岳・杵島岳などを総称した呼称で、五つの岳を総称して阿蘇五岳と呼ばれます。
いつも見上げている山を見下ろしてやろうと登ってきました!
ただ山を登るだけの記事です。暇つぶしにどうぞ。
根子岳に挑戦!
遠くから見て「ギザギザ(猫みたい?)」が特徴の根子岳。
寝観音の顔の部分が根子岳。
猫が修行に行くという都市伝説がある根子岳。
高森町から登山ができ、片道2時間以内で山頂まで行けるので日帰り登山にはぴったり。
初めての人でも登れる、大戸尾根ルートから根子岳東峰を目指します。
日帰り登山と言っても、山をナメたらいけません。装備をきちんとして登りましょう。
飲み物(1リットルくらい)、食べ物(昼食やお菓子)、コンパスや地図、滑りにくい靴(登山靴など)、手袋、帽子は必須です。
携帯も電波が入る場所が多いので持って行きましょう。
初めての方は、絶対慣れた人と一緒に行ってください。なん度も言いますが、山をナメたらOUT。
登山口は
高森町から登ることができ、駐車場も整備されているので安心です。
途中に看板が出ていますので、見落とさないように進みましょう。
第一駐車場は登山口の近くにありますが、駐車場というより「斜面」ですね。
第二駐車場もあります。
こちらが第二駐車場です。トイレはありませんので、事前に済ませておくといいですね。
いざ!登山口へ。
早速、準備運動して根子岳山頂を目指して歩き出します。
登り始めは道路があります。
途中、牛さんが見送ってくれます。
放牧地を通り、登山口へ向かいます。放牧地の入り口には鉄のゲートがあります。
開けたら閉めてください。牛さんが出てしまいます。
しばらく行くと避難小屋と記帳所があります。
記帳所の箱の中を開けると、登山届があります。
ペンもありますので、必ずここで書いて登りましょう。
下の部分は切り取りできますので、地図として持っていくといいですね。
ちょうど午前10時くらい。山頂まで約2キロ。往復4キロのコース。
お昼に登頂するスケジュールで登り始めます。
この丘の先に登山口があります。牛のフンもたくさんあります。
登山口に到着しました。
くぐって中に入ります。
ここまでが、わかりにくい!
登りはアキレス腱伸びっぱなし!
山には看板などはあまりないので、人が歩いた道や目印のリボンなどを見ながら登ります。
根子岳は短時間で登れますが急な坂道です、当たり前ですがずっと坂道です。
アキレス腱伸びっぱなしだし、膝も太もももガクガクしてくるので、木々やロープを掴みながら登っていきます。
半分くらい登ったところに看板があります。
この看板を見ながら、空白を埋める「大喜利」をして休憩するといいですね。
このようにロープを使い登っていきます。管理してくれてる方々、感謝いたします。
しばらく登ると、視界が開けて高森町が見えてきます。山頂はまだまだ先です。
登山道ではない方向には大きく×と書いてあります。間違えないように進みましょう。
黄色の矢印の方向が正しいルート。どうやって登るのか近くへ行くと‥
岩の裏に梯子がありました。
梯子の下は崖です。気を付けて登ります。
ここまで1時間ちょっとでしょうか。ひたすら前を見て進みます。
ここでアドバイス、「あとちょっとで山頂だ」と思わないこと。なかなかたどり着きません。
空気や景色、足元に咲く花や、お友達との会話を楽しみながら歩くことを勧めます。
ここまで来た人しか味わえない絶景が待っている。
山頂近くは高い木がなくなり、絶景が待っています。高森町を一望。
ツーリングをしているバイクのエンジン音がここまで聞こえます。
下山時に間違えないように看板があります。
他にも登山コースがあるようで、いろんな方面から登って来られていました。
山頂まであと少し、ギザギザのところまで来ました!
奥に見えるのは南阿蘇村あたりでしょうか。
この岩を渡ると山頂です。
わかりにくいですが両サイドは崖です。慎重にロープを伝って渡りましょう。
山頂まで約1時間30分ほどで到着しました。
この日はお天気が良く、5組ほどの方がいらっしゃいました。
奥の煙が出ている山が中岳でしょうか。外輪山が取り囲む風景を見渡すことができます。
ちょうどお昼になったので、お湯を沸かしてコーヒーと軽食を食べて下山します。山頂で飲むコーヒーは格別です!
下山は足元注意!
登りはアキレス腱伸びっぱなしでしたが、下りはつま先に力が入りっぱなしです。
登頂した喜びで気を緩めないでください。滑落事故の7割は下りに起きています。
滑りやすい足元をよく見ると、新芽を吹いた木々や小さな花が咲いています。
山頂での休憩も含め14時頃に下山しました。約4時間ほどの登山でした。
四季折々の景色が望める阿蘇五岳。根子岳登山でした。
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