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三十路子連れ女が車について考えてみた #7プロに愛車を選んだ理由を聞いてみた!

ライター:中城 明日香 中城 明日香

めっきり寒くなってきましたね~。

皆さん風邪などひかれていないでしょうか?

前回、真面目に洗車をして以来、愛車に掃除機をかけてみたり、車中でのポテトチップスを禁止にしてみたりと愛車精神を育む中で、改めて周りの人たちが愛車を選んだ理由が気になってきました。そこで今回は、クルマのプロに愛車を選んだ理由を聞いてみました!


愛車のハチロクでげん担ぎ⁉スポーツカー愛が止まらない

(1歳の女児の父、堀さん)

「入社後に先輩たちの反対を押し切って買った黒い「ハチロク」から、2年ほど前にグレードを上げて白い「ハチロク」に乗り換えたんです」。

と、思わず二度見ならぬ二度聞きするような言葉をくれたのは、ネッツくまもと健軍店(現在は、建て替えのため本社に勤務)の堀さん。

ハチロクってものがそもそもどういうものかもよく知らなかったんですが、堀さんから「いただいたパンフレットをめくってみました。

やたら速そうだね…!!!!ってことは、わかりましたよ。

しかし、小さなお子さんが居てスポーツカーに乗るってのは、おそらく猛烈に不便ですよね。家庭内で家事・育児もろもろよほどの手腕が必要でしょうが堀さんは、どのようにして成立させているのでしょうか。

堀さん

実は、ホワイトのハチロクに乗り換えてから、その直後に嫁と出会い、半年後に結婚して、1年後に娘が生まれました。今の「ハチロク」に乗り換えて以来、ラッキーな事しか起こってないんです!!

え! まさかのげんを担いでました、ハチロクに。

「キミたちが訪れてくれたこと自体、幸運さ」と言われた家族は、認めざるを得ないという画期的なシステムを開発していました。

およそクルマ好きと子育て中の家族に、クルマ選びの葛藤つきもの。

堀さん

ハチロクの後部座席は、体操座りしないといけないくらい狭いし、チャイルドシートの乗り降りの際は、低すぎる天井で髪を擦りがちな娘は近い将来ハゲるんじゃないかと心配になるほどですが、僕ら家族にとってはラッキーなクルマなのでこの調子で乗り続けます!

すみません、スポーツカー貫いてる人って聞いてたんですが、こんな家庭的な方だったとは…。 “スポーツカー=頭文字がDの漫画”、“スポーツカー=山道を低い姿勢で攻める”

など、勝手すぎるイメージを抱いててごめんなさい。堀さんは、クルマと家族愛を見事に力技で融合させていました。

そして堀さんは、こんなことも語ってくれました。

堀さん

実は先日、家の近所の子がハチロクを買ってくれたんです。自分が黒から白のハチロクに乗り換えたことも見てくれていたみたいで、今は、休みの日にその子のハチロクの部品を変えてあげたり、自分が使ってよかったパーツを教えてあげたりしています。自分以外の誰かに、ここまでクルマを好きになってもらえたんだと思えば、僕はハチロクをいつ降りてもいいと思っています(照

ふごぉっ…!! いつ降りてもいい…!!!!! 

かっこよすぎやしませんか、堀さん…。

ハチロクに乗り続けるのも、近所の子にカスタムの手ほどきを伝授するのも、クルマ好きの裾野を広げたい一心だとか。ガチめのクルマ愛に満ちた堀さんに、今後乗ってみたい車は? と訪ねると、

「GRヤリスか、RAV4の限定車もいいですね! 」とのこと。

あ~話題のヤリスですね! と思ったら、GRヤリスはスポーツカーのハチロクより断然速く走れる500万円近くするクルマらしい(爆)。

値段を聞いた私がハゲそうになりました。

平成からずっとイケてるRAV4は、神!!

(3児の父、川原さん。同じくネッツトヨタ健軍桜木店勤務。趣味は釣り。)

「子どもが3人いるので、これまでVOXYに乗っていました。本当だったらまたVOXYに乗り換えるはずでした。私自身も、私のような家族構成のお客さまに案内するなら、絶対VOXYオススメするんですけど…。1年間、RAV4がずっと欲しくて、欲しくて悩んだ結果、2週間前に念願のRAV4に乗り換えました」と、申し訳なさそうに話す川原さん。

川原さん

営業的なセオリーには反してますが、正直、人生が変わったぐらいの勢いで毎日楽しいです…!!

と、本音を漏らしちゃってました。

そして、実際のニューマイカーを見せてもらうことに。

「僕はだいたい見た目から入るタイプなんです」という川原さんは選んだカーキのボディも超クール!!! 元々車はSUV好きで、普段は釣りが趣味だとか。すでにトランクには、寝袋や枕を含む釣り道具一式が積まれていました(仕事はやっ)!

しかも、わずか2週間前に届いたばかりの新車に自ら手を加え、トランクには自作の棚が設置済み (この棚板、3枚に別れていて、屋外でテーブルとしても使えるようになってました)。

控えめに言って超いい感じ!!!!!!

1995年の発売以来、根強いファンを持つRAV4は、当時のCMのメインキャラクターは、平成と書いて“キムタク”と呼ぶ木村さん。木村さんよろしく「ラヴジェネ」の時代から、今に至るまでずっとイケてるらしいです。しかも2020年上半期、世界で最も売れたTOYOTA車がこのRAV4なんだとか。まさにRAV4最強説⁈

クルマに無頓着な三十路も思わず欲しくなりました…!

そうそう、クルマって1度買ったら10年は乗り潰すものでしょ?! って思ってましたが、今は5年ごとに車を見直す方法が一般的で、新車で買って5年後売る、そのタイミングなら買い取り金額が高くなるというから、資産的にもRAV4あたりは優秀らしいです。時代は変わりましたね~

何気なく愛車を選んだ理由を尋ねた今回。プロたちの止まることの無いクルマ愛に

清々しさすら感じた三十路でした。

ライター紹介

中城 明日香

中城 明日香

大分県日田市出身。 大分大学経済学部地域システム学科卒業。 タウン誌「シティ情報おおいた」を経て、熊本へ。出産・育休を経てフリーのライターに。プライベートでは、2児の母(7歳と3歳)。2人の姉妹の子育てを通じて人生を生き直し中。 好きなことは、本のある場所に行くこと。苦手なことは片づけと機械。

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