春の訪れを感じる陽気が続く、今日この頃。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
この度、いきなり最終回を迎えます。
そこで、今回は感謝の気持ちを込めて、これまで学んだ知識の総決算!
感謝の気持ちを込めてお届けします。
さぁ、クルマの基本を三十路的解釈でLet’s 振り返り。
最初は、ただの鉄の塊と思ってた
私は生まれてこの方、クルマは動く鉄の塊だと思ってた。
動けばいいと思ってたんで、日に日に汚れゆくクルマも汚れて当然なんだろうくらいに思っていた。
ついに車内がゴミ屋敷になってしまい、気管支に支障をきたすレベルになったところ、ちょうどこの企画が舞い込んだ。
上野Pの車内の汚さに安心してるのもつかの間、足を踏み入れたことのない「ディーラー」と呼ばれる聖域に足を踏み込むこととなった。汚れた車がそんな聖域に入って良いのだろうか?ただただ怯えていた…。
だから、初めて「ネッツくまもと」へ取材という名の社会見学に行った日は拍子抜けした。
かなり心に予防線を張って行ったのだけど、あまりにもあっさり、わたしの汚車(おぐるま)を受け入れてくれたのである。
クルマに無頓着な私がまず驚いた事の一つが、そのホスピタリティ! “メンテナンスパスポート”だ。
ディーラーの車検=絶対高額なんでは??! と、不安でしかなかったのだが、【車検・点検(半年ごと)・清掃(3ヶ月ごと)】の三種の神器がセットになって84,230円!(車検1回より安いじゃん!!)
国産車であれば、他社で購入したものでも可能だというから、驚きです。
安心品質&納得プライスは、まさに買いでした!
徐々に深まるクルマ知識
続いて、永遠に謎だったクルマの“排気量”の件。
排気量が違うからってなんなのさ!って思っていましたが、要するにパワー(マリオカートでいうヨッシーとクッパ的な)と、年に1回支払うことになる自動車税とやらも変わってくるらしいです。
安さと手軽さ第一の三十路的には、軽自動車上等!ですが、もし普通車を選ぶとしたら、税金の安い排気量抑えめの普通車を断然選びたい。なにゆえ、自動車税が高くて、排気量大きいクルマを買うのか?!
その理由は、クルマ好きがこぞってうっとりする感覚にあるらしい。
なめらかな加速だったり、重さに強かったり、音が静かだったり、風に煽られる感覚もない。何より際立つのは、どっしりと守られているような安心感!
普通の街乗りでは何の不便も感じない、むしろ無敵だとさえ思える軽自動車ですが、高速道路を走っているときや、急な坂道を走っているとき、小さな排気量で必死にふかす愛車と同じ気持ちになり、息止まってる?!って勢いで真剣に運転しています(笑)。
そんな焦りとは無縁の走り。それこそが、排気量の大きなクルマの醍醐味ってやつなんです。
RAV4というクルマに出会った時は、たまがりましたー。(スタッフ川原さんの愛車ライフ、本気で楽しそうだったな~)
そうそう。瀕死の愛車が極寒の夜に、急に止まってJAFを呼ぶ騒動になったことも。
未加入でもJAFは呼べます。
しかし、1回呼ぶごとに出動料10,500円かかります。
年会費6,000円払っておけば、日本全国いつでもどこでも何度でも頼りにすることができる。
パンクした時や、鍵を閉め込んじゃった時もオールお任せ!
クルマに詳しくないよ、って方ほどJAFに入ろう。
そして、選ぶクルマの基準が安さ一択だった私も、
ディーラーの品質保証がきっちりとなされている認定中古車という存在を知り、安さだけが価値ではないことを思い知りました。
新車でなくてもいいけれど、中古車でも品質が明瞭で、保証期間のある認定中古車を選びたい!
というわけで、晴れて安心と安全を求める真のセーフティードライバーに一歩近づいたのです。
愛車について語ろう
ひと頃、スポーツカーブームが時代の顔となったように、今を象徴するクルマは、SUV。
ブームになってから、息が長い。ブームになっているのすら知らなかったし、SUVってなんなのか分からなかった。
今なら説明できる!
箱型ではない大きい車である!と。
サーフィンが趣味で遠出するから燃費重視のハイブリッド、
家族が後部座席で体操座りを余儀なくされてもスポーツカー、
家族5人。ミニバンの利便性より、趣味を優先してSUV。
ネッツのみなさんの愛車がそうであるように、あなたにとっての適材適車がある。限りある予算と人生の時間を思いきり楽しむための、クルマは相棒なんです。
マッチングすれば、お金や人生の楽しみがググッと広がります!
#9 コンパクトSUV界の助さん&格さん RAIZEとYARIS CROSS
面白いのは、そんな自動車の酸いも甘いも知り尽くしたプロたちが、
愛車について語る瞬間に垣間見える、人柄に触れた時。
昔から教科書は目の前にいる“人”やと思っている私。
勉強らしい勉強をするよりも、口伝スタイルを全力で吸収する方が、脳みそが喜びます。
ネッツくまもとの方々の語りは、優しく丁寧。「マリオカート」を例に出し、ド素人にもわかりやすく解説してくれた。
肥後ジャーナルさんの田崎店の取材では踊れる店員さんもいたりして、、
なんで子育て世帯はミニバン率が高いの?売れてる謎をネッツ熊本に聞いてみた
ある時は、私と共にクルマを磨き上げてくれました。
そういう意味でこの1年間、お話を伺わせていただいた個性豊かな「ネッツくまもと」のスタッフさんたちは、最高のグレートティーチャーネッツ(GTN)でした。
私がたどり着いたクルマ選びの真理とは…100%納得のいく答えは、自分の内側にしかないのだ!
そんなことを背中で教えてくれた「ネッツくまもと」へ足を運んでみてください。
1年間、駄文に目を通してくださり、本当に本当にありがとうございました!
ライター紹介
中城 明日香
大分県日田市出身。 大分大学経済学部地域システム学科卒業。 タウン誌「シティ情報おおいた」を経て、熊本へ。出産・育休を経てフリーのライターに。プライベートでは、2児の母(7歳と3歳)。2人の姉妹の子育てを通じて人生を生き直し中。 好きなことは、本のある場所に行くこと。苦手なことは片づけと機械。
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