2月22日(猫の日)から始まった竜之介動物病院のTNR活動に参加してきました!
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前回、竜之介動物病院の のら猫不妊手術キャンペーン《TNR活動》の話を院長の徳田竜之介先生にお伺いしました。
記事内での宣言通り2月22日の猫の日に、実際にTNR活動に参加してきました!
改めてTNRを復習
メアリーが参加した日は、朝から大雨。
おはようございます。朝7時です。気合入りすぎて、集合時間を間違えました。
うっかりメアリーでしたが、院内では着々と猫ちゃんの受け入れ準備が整えられていました。
ボランティアに参加する前に、院内探検&TNR活動の内容をザッとおさらい。
こちらが手術室。病院のスタッフさんがしっかり消毒など事前準備を行われていました。
対象となる猫ちゃんは、5つの条件を満たす野良猫ちゃんが対象となります。
①野良猫である。(飼い猫でない)
②外部寄生虫駆除(実費頭数分必要)をする。
③耳先をカットする。
④殺処分0を目的とするキャンペーンの趣旨に賛同する。
⑤日帰りとする。
③の「耳先をカットする」ですが、男の子と女の子で場所が違ってきます。
耳先をカットする事で、さくらねこが誕生します。
(注:さくらねことは、不妊手術済みの猫ちゃんの事で、地域で管理されている猫の事。)
左右どちらかの耳が桜の花びらの様にカットされているかで、オスメスを見分ける事ができるなんて驚きでした。
いよいよスタート
8時より神主さんの安全祈願が始まりました。のら猫不妊手術キャンペーン中事故がない様に安全を祈願します。
開始時間は8時半からなのですが、時間前にも関わらず、すでに長蛇の列が。
並んでいらっしゃるのは、県内外から、のら猫を連れてこられたボランティアさん達です。
この日の朝方は、大雨だったで猫ちゃんが捕まらなかったという声が多く聞こえておりました。雨の日は、猫ちゃんは雨宿りの為に隠れる事が多いそう。
なるほど…。そういった習性なども初めて知る事ばかり。
基本的に事前予約は行われておりますが、順番は来られた順。
特に遠方からのボランティアさんは約2~3時間(頭数や個体差にもよる)の手術時間がかかるため、終了するまでは近隣で待たれているそう。
この日は、別府市や久留米市からという方もいらっしゃいました。
ミスは許されない
不妊手術待ちの猫ちゃんは、間違えがない様にタグ付けされます。
様々な地域から連れて来られた猫ちゃんなので、ここで間違いがあれば元いた場所に戻れません。院内のボランティアさんも真剣作業です。
いよいよ手術開始です。この日は全国から集まられた総勢7名の獣医師さんが執刀されておりました。
麻酔が覚めるのを待つ回復室では、一頭一頭を写真に撮り記録を残します。
記録に残すことで、どこにどんな猫がいるのかなど管理できるよう、データ化されているとのこと。まさに竜之介動物病院だけが持つ地域猫のビッグデータです。
たまに、迷い猫のお尋ねなどもあるそうです。
手術が終わり、麻酔が覚めた後に 連れてこられたボランティアさんへ連絡しお迎えに来てもらいます。その際に、スタッフから一頭一頭、気になる点や今後の注意するべき点などの申し送りがあります。
まとめ
今ある命を大切に、そして一匹でも不幸な猫を減らそうというこの取り組み。
全国の獣医師をはじめ、地域の方々の猫を想う気持ち、そして「助ける」という信念だけで、自分たちに出来ることを行われております。
短時間の参加でしたが、お金では決して買えない、とても良い時間を過ごせました。まずはこのTNR活動を知って頂き、自身で何が出来るのかを考えて頂く良いきっかけになれば幸いです。
のら猫不妊手術キャンペーン、TNR活動【竜之介動物病院】
住所 | 熊本市本荘6-16-34 |
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開催日 | 2020年2月22日〜2月28日 |
手術猫受け入れ時間 | 8時30分〜12時まで 手術の間は預かり、その後引き取りが必要です。 |
電話番号 |
ライター紹介
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