お花見シーズンになると、お弁当やテイクアウトがひときわ盛り上りますが、皆さんのイチ押しの外食って何ですか？

私は断然おにぎりです！

今回は皆さんにぜひ食べてほしいお店が開店したのでご紹介します！

テイクアウト専門のおにぎり＆お惣菜

「柴又こたや」は、東郵便局前を自衛隊通りに向かう途中にあります。

「イタリア食堂ボッチョーロ」のお隣。

専用の駐車場はありませんが、買い物の間だけならボッチョーロさんの駐車場に駐めてOKです。

3月3日にオープンしたばかりですが、口コミで人気が広がり、営業時間内に売り切れて閉店することもしばしば。

前日までに連絡すれば、配達や取り置きもしてくれるので、予約が確実でオススメです。

営業時間は11～14時ですが、電話やショートメールでの注文は営業時間外でも受け付けてくれます。

しかも市内の配達は無料！

気になる方はぜひ一度、お尋ねください。

そしてなにやら…映画「寅さん」の、めっちゃ聞き覚えのある口上が聞こえてくる…！

熊本⇔柴又

映画「寅さん」や漫画「こち亀」でおなじみの街・葛飾で「くまもと食堂よかよか」という熊本の郷土料理店を営んでいたご店主夫妻。

東京生まれ・東京育ちの旦那さんが「熊本に住みたい！」と熱望し、奥さんの生まれ故郷の熊本へ昨年末に移住。

寅さんが大好きな旦那さんは鯉口シャツに下駄のいでたち。

葛飾では熊本の料理を作って魅力を知ってもらっていたので、今度は熊本で葛飾の魅力を知ってもらおうと「柴又こたや」をオープン。

ちなみに店名の「こたや」は、ご夫婦の愛猫の名前が由来

目玉商品は柴又の老舗佃煮屋「丸仁」の高級佃煮を使ったおにぎりと、柴又名物草団子。

熊本どころか九州でも「丸仁」の佃煮を使ったおにぎりを売っている店はないそうです。

「丸仁」でも、現在佃煮を使ったおにぎりを販売しようとリニューアル中らしく、本場より先に食べられるのはここだけ！

さらに米・海苔・塩は熊本県産の物を厳選。

草団子は、柴又帝釈天参道の名物（寅さんの実家も草団子屋！）ですが、賞味期限は1日と、お土産には難しいもの。

こちらはご夫妻が「一番好きなお団子屋」という名店から、特別に調理前のものを冷凍で郵送してもらい、お店で調理しています。

お惣菜は「よかよか」でも出していた人気のメニューを採算度外視で販売。

日によって内容は変わりますが、どれも美味しいことには変わりません。

実食！

30種類近くあるおにぎり、どれを食べるかめっちゃ迷ったのですが…

まぐろ

３５０円

高級食材のマグロ、さらに佃煮という贅沢…！

ほろりと崩れるマグロの身の大きさ！かぶりついた時の満足感が半端ないです。

あさり

３５０円

佃煮と言えばこれ！

ショウガと醤油の味がジュワっと広がって、気がついたら3口くらいで完食してました。

実山椒

３５０円

お酒好きな方にはぜひこれを。
ご主人曰く「お酒と一緒に食べると絶品」だそうですが、そのまま食べてもピリッとした山椒の風味が最高でした。

キーマカレー

３５０円

これカレーだ。カレー味のおにぎりじゃなく、おにぎりの形をしたカレーだ！

しかもウズラの卵入り。

これ以外にも「生姜焼き」や「たまご肉まみれ」など、中の具材もすべて手作りという丁寧さ。

冷めても柔らかく美味しいお米のおにぎりは固すぎずもろすぎずの絶妙な握り加減。

もっちりしていてご飯だけでも美味しいのに、中の具ともベストマッチと、熊本と柴又のコラボは絶品の一言です。

デザート！

食後にはぜひこれを！

草団子　２５０円

優しい甘さともっちもちな食感が癖になる草団子。

サツマイモボール（地瓜球）100円

タピオカとサツマイモのカリモチ食感が食べ応えのあるサツマイモボール。

甘さがくどく無くって食感が楽しいので、どちらも食べ応えのある甘味でした。

お得情報！

通常メニューはこちらですが、予約すれば別メニューもあります。

東京で人気に火がついた台湾おにぎり（こちらは「よかよか」時代からのお客さんである台湾の方からレシピを聞いて作られた本場の味！）やおにぎり弁当なども予約しておくと購入できます。

寒い冬がようやく終わり、お散歩やイベントが楽しい季節になりました。

「柴又こたや」さんのおにぎりを片手に、ぶらりと出かけてみませんか。

※記事公開後は混み合う場合がございます。できましたら、日を開けてのご利用やお電話でのご予約をお願いいたします。

東京下町 柴又こたや