熊本市中心部を流れる一級河川白川。この白川の大甲橋近くの河川敷「緑の区間」で、定期的に夜市が開催され、たくさんの人でにぎわっています。今回が3回目の開催となる白川夜市に行ってみました!
出店多数!街のオアシス
3月23日、今年初めて開催された白川夜市。時間は、昼の日差しも落ち着く16:00から22:00まで。
場所は大甲橋下の白川河川敷(東側)。大甲橋から、立ち並ぶテントを見下ろすことができます。
電車通りから階段を下りた河川敷のスペースが会場となっており、飲食店や雑貨店など、多数のお店が並びます。
揚げピッツァの轍や、キッチンカーを導入したばかりのピザよし。
クラフトビールやホットワインを提供するvoyager。
クレープやホットサンドのお店、雑貨を扱うお店もあって、見ているだけでもわくわく…
芝生にはイスやテーブルが設置され、広い空のもと、のんびり過ごすことができます。
ちらほらほころび始めた桜の下で、お酒を持ち込んでお花見をする人も。
河川敷ならではの、風が通る居心地の良いオアシスとなっていました。
学生さんたちも元気に出店!
若い学生さんたちも出店しており、元気な声が響いていました。
こちらは尚絅大学の食品研究サークルの皆さん。試食を提供しながら、ほうれん草やかぼちゃが練りこまれたクッキーや、野菜のスープを販売していました。
東海大を中心とする学生グループは、熊本県産のサラダみかん「はるか」を食べやすくカットして、カップ入りで販売。
若い力も感じられるにぎやかなマーケットです。
斬新!親子出店企画に橋げたゲーセンも…!
さらに、ほかにはない面白い企画も盛りだくさん!
子どもたちの起業家精神育成のために設けられた「親子でお店チャレンジ」のコーナー。キラキラ宝石すくいやヨーヨー釣りなど、子どもたちもお店で頑張っていました。
こちらは、大甲橋の橋げたを巨大スクリーンにして、ゲーム画面を投影する企画。
野外の大画面でゲームができるなんて、大人でもわくわくするような楽しい試みです。
地元の力で運営されている夜市
この白川夜市を主催しているのが、白川「緑の区間」の利用を考える協議会。共催は白川バンクスという民間の有志が集まった組織です。
こちらが白川バンクス代表のジェイソン・モーガンさんと息子さん。
白川夜市は、国・自治体・民間が一体となって、河川敷の利活用のために取り組んでいるイベントとのこと。実証実験として、今年は3月から毎月第4土曜日に開催し(7・8月は別日)、反響や実績に応じて、また来年からの方針が検討されるそうです。
まとめ
街の中心部を流れる白川の河川敷の立地とロケーションの良さ。それを最大限に活かして開催されている白川夜市は、子どもから大人まで、みんなが楽しめて、なつかしさと新鮮さを感じられる素敵なイベントでした。来月は4月27日に開催されるので、皆様も足を運んでみられてはいかがでしょうか。
ライター紹介
ちえ
熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。
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